2020.11.5

お気に入りの喫茶店があって、ここ最近は週1,2回行っている。9月頃から混んできた。コロナ感染防止でゆったりとした席数にしているから、それが居心地よかったんだけど、席数少ないからすぐ埋まってしまう。元々人気店だから仕方ない。ちなみに常連ではないと思っている。なぜなら、店長が誰かわかっていないから。常連のイメージは店員の顔と名前が一致していて、せめて店長が誰かわかっていて会話を交わせるってことだから。

子どもの時は大人になったら常連の店ができると思っていた。憧れがあった。けど、常連の店を持たないまま中年となったが、別になくてもいいかなというのが本当のところ。お店の人と仲良くなりたくないんだよね。元々軽い会話が得意な方ではないし、悩みを人に話すタイプでもないし、他の客にプライベートな情報を聞かれたくないし、と、常連には向いていない人間なのかもしれない。

20代の時に行っていた美容室。そこは1人でやっていて、その人がお客さんの何人かを集めて飲もうと計画して、2回参加したことがある。1回目は美容師入れて5人。そのうちの1人の男性客が、その美容師に心酔していて(美容師も男性)、髪形や服装を真似て、美容師がひげを伸ばしていたので僕も伸ばしましたって言ってて、こういう考え方が素晴らしい、こういう生き方を見習いたいみたない話を延々聞かされて、正直どうでもいいわと思った。2回目は、その男性が参加しないこと、1回目に参加してたけどあまり話せなかったご夫妻も参加するので話してみたないと思ったこと、美容室の客が経営する店に行ったんだけど、そこが前から気になっている店だったことから参加した。この時は美容師入れて6人。20代後半から30代前半くらいは、友達増やそうと思って誘われればこういった飲み会に参加していた。そして気が付いた。私友達増やさなくていい。3人くらいの少人数がいい。誰とでも仲良くなれるタイプじゃない。2回目の集まりも共通の話題や趣味があるわけでもないし、当たり障りのない会話して終わった。私はそれが楽しめないタイプだった。分かってよかったけど、早くに分かっていたら他のことに時間とお金使えたのにって思ってしまった。

外交的で、友達がたくさんいて、コミュニケーション能力が高くて、明るくて、という世間でいいとされているイメージに、私はことごとく合わなくて、悩んだ時期もあったけど、最近は別にいいやと思えるようになった。内向的な自分とうまく付き合っていく。以前、「内向型人間のすごい力」という本を読んだ。自分のことが書かれてると思った。巻末に親が外向型で子どもが内向型の場合、こういうことに気を付けましょうって書いていあって、読んだ時、子どもの時こうやって接してもらいたかったって思った。私はもういい大人なので、自分で自分にそうやって接していくしかない。

本のタイトルなんだったっけと「内向型 本」で調べてみたら、読んだ当時より内向型について書かれた本が増えていた。またヒントもらいに何か読んでみようかな。「内向型人間のすごい力」の中にパートナーを見つけたいなら、週に1回とか決めて、交流の場所へ出かける。気が乗らないかもしれないが、早くパートナーガ見つかればもう交流の場には行かなくていい、って書いてあって実行してみようかなと思ったけど、できず。コロナじゃ外出もままならないけど、何とか考えていかないとな。