2020.11.10

「THIS IS US」が見終わらないが、アマプラの無料視聴期間が終わってしまった。

ランダルとベス、思い切った決断をした2人の物語がクローズアップされて、ケヴィンとケイトの話が少なくなっている。ケヴィンはベトナムに行く必要がったのかなと思ってしまう。結局ニックが生きているってわかったけど、ベトナムに行かなくても、しかるべき機関に問い合わせればわかるわけで、居場所もハガキでわかったし。もちろんニックに関してはたまたま分かっただけで目的ではなかったけれど、ケヴィンがベトナムに行く意味が分からなかった。何がしたかったんだろう。ニックもケヴィンに再び酒を飲ますために出てきたとしか思えない扱い。まだシーズン3、2話残してるけど、また出てくるのかな。ニックの話はとても辛くて、戦場の悲惨さを目の当たりにして、医薬品として持っていた薬を過剰に摂取してしまう。その後遺症を40年も引きずっているのに、ケヴィンに再び酒を飲ますための役割として扱われるなんてあんまりだと思う。

ケイトが早産で、赤ちゃんは保育器の中にいる。小さいその子を見てトビーがパニックになってしまうんだけど、ケイトが大丈夫だとトビーを支える。3兄弟の中で一番変わったのがケイトだと思う。第1シーズンでは、ケヴィンに頼りすぎではと思ったし、それはトビーにも指摘される。オーディションすっぽかしたり、自分が受からないのは体重のせいだと思ったり。でも、リスクがあっても子供を持つと決めて、めでたく妊娠したけど、そのためにトビーが鬱の薬をやめて不安定になってしまう。加えて自身が大学を卒業するための単位も取る。ケイト、めちゃめちゃ頑張った。トビーは今までケイトを支える側だったけど、小さな赤ちゃんを前に動揺してしまう。これは、ケイトが絶対に大丈夫だと信じて赤ちゃんに歌を歌ってあげることができるくらい強かったから出せた動揺じゃないかなと思った。鬱の薬をやめたことをケイトに言い出せないトビーは、ランダルに自分の弱さを見せられないと打ち明ける。物語開始当初から常に明るくケイトを支えてきたトビーが、ケイトに弱さを見せることができるって、ケイトを前に動揺を隠さないって、すごいことだと思う。この2人はいいパートナー同士だと思うよ。

そして、物語として一番面白いのはランダルとベス。ベスがクビになってから気になって仕方なかったのがお金の問題。一人増えているのに節約している感じもなくて、疑問に思っていたが、いよいよ問題として浮上してきた。そして、ベスが新しい仕事を始めたことによって、子どもたちとの時間の問題も出てくる。ベスがランダルに、私には夢を諦めろというのと本音をぶつけるのがよかった。ランダルがベスの留守電に残した言葉は、だめだよね。それを聞いていながらも、食事の席では見事に隠しきったベス。すごいよ。ランダルはベスが議員になった自分を支えてくれて当然という態度なんだよね。ちょっと、バイデンさんの妻のジル・バイデンさんがファーストレディになっても教師の仕事を辞めないってニュースを思い出した。ファーストレディって疑問だったんだよね。なんで夫が大統領になったら、妻がファーストレディになっていろいろやらないといけないんだろうって。妻だって他にやりたいことあるだろうにって。ベスはどうするのかな。子供たちが全然出てこないのも気になるけどね。続きが気になるけど、無料視聴期間終了。