2020.11.28

秘密の森シーズン2を見終わった。感想にはネタバレがあります。

ストーリー的には1の方が好きだったけど、シーズン1を踏まえたうえでの登場人物同士の関係性の書かれ方がよかったので、2も面白く見れた。

ハン主任が、チェ団長に「警察に入った時から慕っていた人をこの手で終わらせるなんて」って告白するの、泣いてしまった。あと、シモクがチェ団長を説得するときに、ハン刑事は誰にでも心を開くけど、誰にでも心を許すわけじゃない、この信頼関係は一方的ではないと思っているって伝えるんだけど、シモク、ハン・ヨジンのことよく見ているじゃないか、えらいってバシバシ背中たたきたくなったけど、怒られるからやめとこ。ハン刑事がシモクの背中たたいて怒らせたときの、ハン刑事の缶コーラの飲み方かわいかたよね。

カン課長が、チェ団長とウ部長は、ハン刑事とシモクみたいだな、たどり着いたところは違うけどって言うシーンで、チェ団長とウ部長が2人で密談している見て、ハン刑事とシモクと鏡の関係で描かれるのかなって思った。2人も最初は理想に燃えていたけど、組織の軋轢や抑圧でこうした結末に至ってしまったって書かれ方になったらいいなーでもちょっと感傷的すぎるかなと思ってた。2人の関係がハンとシモクほど信頼しあえていなかったしね。ハンもシモクも、組織のためではなく、職業倫理というか組織に都合が悪かろうとどうだろうと、倫理に道徳に従って行動した。それが、尊敬する上司に警察をやめるという選択をさせるとしても。

シモクが見た夢で、イ・チャンジュンやヨン・ウンスたちが出てきて、秘密の森っぽくない演出だなとちょっと笑ってしまったんだけど、シモクは検察という仕事が好きなんだなと感じて、ジーンとした。

3がありそうな終わり方でしたね。あるかな。

そいうえば、私はソ・ドンジェを監禁したのはハンジョのパク常務だと読んでたんだけどはずれた。パク常務は黒っぽいスーツに黒っぽいシャツとネクタイを合わせていたのに、ソ・ドンジェがいなくなったとシモクが来た時には、白シャツを着ていたので、これは邪魔者がいなくなって明るい兆しが見えたというパク常務の心の表れではって思ってたんだけど、違った。結構すぐ黒っぽいコーデに戻ったし。パク常務が弁護士を買収するのにバックにお金詰めるんだけど、あの札束積んであって、そこでお金詰めるためにしか使わない部屋、すごいな。ほしいな。