2020.12.5

昨日仕事でトラブルがあって、めんどくさいことになりそうで、それを自分が担当しないとだった。いつもだったら何で私がって思うんだけど、なぜかその時は、「めんどくさい時こそ私の出番」って頭に言葉が浮かんできた。自己啓発本のタイトルみたい、自分かっこいいって、自分に酔った感じがして、しかも思っていたほどめんどくさいことにならなくて終わって、気持ちが軽かった。

この、自分に酔った感じは、今回はいい方に転んだけど、悪い方に転んだら大変だなと思った。「めんどくさい時こそ私の出番」って、自分で思ったからいいけど、人に言われたらうるさいってなってたと思う。でも、そう言われて、そうだ頑張ろうってなったら、精神的にすり減りそう。無理をして頑張ってしまいそうと思ってしまう。怖いな。

ネットフリックスで韓国版の「最高の離婚」が配信になっている。見たいけど、今は「客 ザ・ゲスト」を見ているので、終わってからにする。前はドラマを平行して2,3本見ていたけど、そうするとたくさん見てしまうから、今は1本と決めている。「客 ザ・ゲスト」は悪霊に取りつかれた人が殺人を犯していく。そのせいで子供のころ大事な人を失った3人が、大人になって再会し、その悪霊を追う物語。取りつかれてしまう人は、弱さや怒りなどの感情を悪霊に利用されてしまう。その感情の背景にあるものが、虐待だったりいじめだったりと、人を殺したことは確かにその人がしたことなんだけど、その背景を思うと、割り切れないやるせない気持ちになる。「哭声」や「来る」の映画が好きな人は楽しめると思う。

ファン・ジョンウンの「ディディの傘」を読んだ。感想が、感じたことが、考えたことがうまくまとまらない。韓国の文脈が分かってないととらえきれない内容かもしれないけど、それでも私はこの本を読んで感じたこと、考えたことをとらえたいと思った。読んだ後も考えることができる本に出合えるのは幸せなことだ。この作者の本は初めて読んだけど、他のも読んでみたい。

お気に入りのカフェに2週間ぶりに行ったら、棚のディスプレイの中にチェスの駒が加わっていた。店自体は2週間ぶりだけど、その棚が見える席に座ったのは1か月半ぶりなのでいつからあったんだろう。クイーンズギャンビットを思い出してしまった。クイーンの駒もあった。寒くなってメニューにホットワインが追加されたんだけど、いつも頼もうと思ってタイミングを逃している。だいたい昼過ぎに行くことが多くて、あんまりお酒という気分にならない。夕方過ぎの方がいいんだけど、コロナの影響もあって用事はなるべく午前中に済まして、それからカフェに行くということにしているので、あんまり遅くまで外にいることがない。昼に飲むか。