2021.2.1

眼鏡の曇り止めを買ったら、全然効かなかった。今度はただのレンズクリーナーじゃなくて、ちゃんと曇り止めを買ったんだけど、一番安いの買ったからなのか、効果が薄かったようだ。結局一番高いの買いなおした。これはなかなかよい。

NHKラジオ、絶望名言というのを聞いた。過去に放送されていたものの再放送の聞き逃しで、聞いた回は筝曲家の宮城道雄の回だった。子どもの頃病気で目が見えなくなり、筝曲家の道へ。13歳の頃から筝を教えて一家を支えていたという。紹介されていてた絶望名言の中で、自分は目が見えなくなったからこそ音楽の道に進んだ、という言葉が紹介される。聞いたとき、これじゃないと思った。私なんかには計り知れない苦労をされて、音楽の世界で成功されたのだろうと思うけど、絶望してないじゃんと思った。そしたら、紹介者の頭木さんが、これは危険な考えですねと言った。宮城道雄と同じように子どもの頃から目が見えない人もいたけど、宮城道雄は琴の才能があった。それがなかった人も沢山いる、そういった人たちの言葉は残らない。残るのはうまくいった人の言葉だけ、と。

紹介者の頭木さんは前に読んだ「絶望名人カフカの人生論」を書いた人。それを知っていたので、その本のカフカのようにちっとも前向きな所がなく、とことん後ろ向きなのを期待していた。こないだまで前向きでいたいと思っていたのに、今はもう後ろ向きがいい。カフカぐらいネガティブだと逆におかしくなってくるから、それを期待していたんだけど、宮城道雄の言葉も人生も立派すぎて、自分が情けなくなってきたよ。絶望してないじゃんて、宮城さんの努力や苦労を無視しているみたいで申し訳ないし、決して軽視しているわけじゃないけど、うまくいった人の言葉は別に求めてなかった。

調べてみたら絶望名言の本が図書館で借りられることを知った。絶望名言2もある。しかし、さらに予約していたのが2冊届いていて、絶望名言を読みたいけど余裕がない。うまくいった人の言葉って力強くて、自分も頑張ろうって思えるときにはいいんだけど、今の私には比べるべくもないのに比べてしまって、うまくいっていない自分を責めて、努力できない自分を情けなく感じてしまう。ある意味絶望名言よりも絶望に突き落とされる。この絶望は求めなくても勝手に落ちているので、今はいらなかった。

かりんとうをもらったので、久々に食べた。コーヒーと一緒に食べたんだけど、かりんとうとコーヒーって合う。

週末は図書館に本を借りに行く以外部屋から出なかった。

額とこめかみが荒れている。ななめにながしている前髪で隠れる部分。ストレスは肌荒れとして出てくるので、ちょっと気を付けよう。前髪当たる部分って荒れやすいんだよね。