2021.2.3

モーニングページというのを知って、前にやったことがある。毎朝30分、ノート3ページに思っていることを書く。細かい決まりはなく、思っていることを、あまり考えこまずに書くというもので、初日、会社に行きたくない、仕事辞めたいと、途中からは泣きながら書いた。そして、30分早く起きているからかその日は眠たくて眠たくて仕方なかったのを覚えている。頑張って2ヶ月くらいはやったけど、途中から30分で3ページはどうやっても書けけないから、2ページにして、それでも埋まらないから1ページしてた。書くことがない時は書くことがないと書いて、手を止めないようにとあったので、1ページ書くことがないで埋めてた。これは、意味があるのか。書くことがあるなしに関わらず、30分で3ページ書くって無理ではないか。私が書くのが遅いだけ?コンセプトとしては、心配事とかをノートに書き出すことによって、それに使っていた思考や時間を創造性に使いましょうということだった。作者はモーニングページと、アーティストデートというのを継続的にやることで、創造性が発揮され、脚本家として成功、映画も撮ることができたと書いている。アーティストデートというのは、週1回2時間自分のためだけに時間を使うというもの。ここでいう創造性が、日常を楽しむためというよりは、がっつり仕事としたいという意味合いが強く、元々そういう活動をしていたり、芸術系の仕事して行き詰まりを感じている人向けという気がして、自分には合わないと思った。「ずっと、やりたかったことをやりなさい」という本。

作者は多くのワークショップを開催しているので、実際に取り組んで成果を上げた人たちに例が載っているが、全く参考にならない。絶望名言の時に書いたように、うまくいった人の声しか残らない、きっとうまくいかなかった人の方が多いけど、その人たちの声は残らない。

地上波見るようになって、ドラマしか見てなかったんだけど、久しぶりに「激レアさん」を見た。深夜帯で放送していた時好きで見ていたバラエティー。先週が、39歳職歴なしからドムドムの社長になった女性、今週が、失恋して元彼の好きだったカレーを勤めているカフェで「元彼の好きだったカレー」って名前でメニューとして出した女性と、億あった印税を年下のトルコ人男性に貢いでしまった作詞家。激レアさんに出てくる人って、失敗を恥じたりせず、堂々としてて、笑い飛ばして、見ていて笑っているうちに元気になる。私は自分の失敗は隠そうとするタイプなんだけど、皆さんあっけらかんと当時のこと話してる。私は見栄っ張りだし、笑われたり馬鹿にされることを恐れているから話せなくて、そんな風に話せるのはうらやましいと思う。実際話聞いた自分が、なんでそんなことしちゃうのとは思うんだけど、馬鹿にする気持ちは起きない。スタジオの司会者もゲストもそんな態度は見せない。それでも、私の中に失敗は恥ずかしいこと、してはならないことって縛りがある。激レアさんで結構多いのが、とりあえずやっちゃう人。これだと思ったらお金もない、英語もしゃべれないのに海外に行くとか、とにかく行動に出るまでが早い。あとは、これだと思ったら、寝食忘れてひたすら取り組む人も多い。参考にしようとか、こうなりたいとかは忘れて、色んな人がいるんだなと思って楽しめる。