2021.3.3

久々に人に会う予定が入った。去年の8月以来だ。楽しみなんだけど、正直感染が怖い気持ちもある。対策万全にして行ってくる。人に会うとなると、先延ばしにしていた美容室に行かなければと、予約を入れる。できたら今週末に行きたかったけど、さすがに担当の予約枠が埋まっていたので、来週にした。前髪をどうしたらいいか相談しよう。伸ばすつもりだったけど、それはコンタクト前提の話で、もう今後も眼鏡で生活しようと思うので、どうしようかなと悩んでいる。今はだいぶ伸びて、サイドの髪となじんできたけど、顔が寂しい印象になった気がする。あとは、眉も悩んでいる。太めのしているけど、これもコンタクト前提だったので、今眼鏡だと、フレームとちょっとかぶるんだよね。もう少し細めにした方がいいのか、でも細くするときって、上削るのか下削るのがいいのかわからなくて手が付けれれない。形取った後鏡で見ると左右だいたい対象に見えるのに、写真に撮ると鏡で見てたのと全然違って、左右全然対称になってないの、あれなんなの。鏡観てバランスとりながら細くするのは難しいから、やっぱりお店に行った方がいいんだろうな。でかけるのめんどくさいんだよな。今回の人との約束も、コロナのことあるし迷ったんだけど、人と話したいという気持ちが勝った。一人が好きな自分でも、こんな気持ちになるのだから、人と会うのが好きな人は、この生活が長くなってきて大変だろうなと思った。私はすっかりやらなくなったけど、今もリモートで話しているんだろうか。最初の頃は、リモートもよかったんだけど、なんかわざわざリモートで話すこともないしなと思ってやらなくなった。リモートやった人は、カフェが好きで、今日はここのカフェに行こうとか、次はあそこに行こうとか、一緒にカフェに行くことが会う目的にもなっているので、カフェでおしゃべりができないと、なんか誘いづらい。し、リモートがぴんとこない。リモートも楽しかったんだけどなー。趣味の集まりの方は、企画してくれる人がいるので、ありがたい気持ちでリモートで参加している。ただ、実際にあっても人の輪に入るのが苦手なのに、リモートとなるとさらにハードルが上がる。なので、自分の話す順番が回ってきたら話して、後は聞いてることが多い。それでいい。

「モコミ」というドラマを見ている。正直、おもしろいという訳でもないんだけど、続きが気になって見ている。萌子美は物の声が聞こえるという才能があって、でもそのせいで周りからおかしな子という扱いを受けて学校に行けなくなってしまう。母親の千華子は過保護で萌子美がやろうとすることにすべて反対し、娘にぴったりだと工場での仕事をやらせているが、萌子美は、兄の俊祐が経営する花屋で働きたいと思っている。父親は税理士で、事務所をたたんで家で仕事をする予定だが、文句を言われるのが怖くて妻に言えずにいる。ある日、千華子の父親が住むところをなくして転がり込んでくるが、母親は頑ななまでに猛反対する。

先週の放送で、千華子がなぜここまで父親を嫌うのかが明らかになった。父親は教師だったが、教え子と不倫(最低)して、当時大学3年生で教師を目指していた千華子は、父親が不倫教師なんて恥ずかしいと、目指すのをやめてしまったという。萌子美は工場を辞めて花屋で働き始めるんだけど、千華子は花屋は接客をしないといけない、できるのと心配して声をかけるが、おじいちゃんからマイナスなことばかり言うからそれが萌子美を苦しめている、と指摘されるが、何が悪いのか分からない。先週の放送で、千華子は萌子美に、引きこもっていた10年という時間を萌子美から奪ってしまったと謝るが、この謝罪、結局自分のことしか言っていないような気がした。おじいちゃんが、萌子美の10年は無駄じゃない、自分はどうしたいか考えたはずだと言うが、やっぱり千華子には伝わらない。それが無駄って言うんじゃないと千華子は言う。おじいちゃんいいこと言ってるんだけど、萌子美が目の前にいるんだから、まず萌子美にしゃべらせてあげなよと思った。人の話聞かないで、自分がしゃべっちゃうのは似たもの親子だ。千華子は家族の心配をしているけど、先週の「ここは今から倫理です」にあったように「他者への没頭は、それが支援であれ妨害であれ、愛情であれ憎悪であれ、つまるところ、自分から逃げるための手段である」だ。多分千華子は、自分の今までが無駄だと思っていて、そして、父親に謝ってほしいんじゃないかと思った。大学3年の時に教師の父親が教え子と不倫(最低)は、かなりショックだったと思うんだけど、今はもういい大人なんだし、いくらでも自分で選択してしたいこと出来るし、したくないことを拒否することもできると思うんだよね。父親のこと言い訳にして自分のしたいことしてこなかっただけなんだよね。まあ、自分で書いていながら身に覚えがあって耳が痛い。自分のこと考えないって楽なんだよね。他のことで忙しくすると、自分は何かしている気になって、自分をごまかせる。でもごまかせばごまかすほど、自分のことが分からなくなる。萌子美はごまかさずに考え続け、花屋で働きたいという自分の気持ちに気が付けた。千華子はどうするのか。しかし、おじいちゃんが不倫のこととなると何も言わなくなるのは、違う事情があるからではと思っている。

千華子のパートは「春にして君を離れ」みたいだ。あと、加藤清志郎君が出ていて、大きくなってという思いで見守っている。