2021.3.22

「ワニ町」シリーズが好きな人におすすめ、というジャネット・イヴァノヴィッチの「ステファニープラム」シリーズというのがあるのを知って、読もうと思っていた。2週間くらい前に近所の図書館に行ったら、同じ作者の違うシリーズがあったので借りてみた。バツイチ子供二人小学校教師のビリーと、大富豪ニックのラブコメだった。面白いし、脇のキャラクターもパンチがあっていいし、強引な展開も楽しめたんだけど、なんか物足りない。2冊借りたけど、1冊は読まずに返してしまった。「ステファニープラム」シリーズはまた改めて借りよう。今読んでいるのは河野啓さんの「デスゾーン栗城史多のエベレスト劇場」。図書館で借りようと思ったら予約数が300近かったので買った。栗城さんの名前を始めて聞いたのは、10年以上前、ボランティアで一緒だった大学生の女の子たちが、彼の講演会に行くと教えてくれた時だ。その時は、自分は登山に興味ないしなと思ったことを覚えているが、彼女たちも別に登山に興味があって彼の講演を聞きに行ったわけではなかったのだと、だいぶ後になって理解した。まだ途中なんだけど、何もない自分を受け入れられず、何かで埋めようとしてた時期を思い出して辛くなりながら読んでいる。先週見た「ウチ、断捨離しました!」は当時の自分を懐かしく思い出せたのに、この本はだめだ。でも、ページをめくる手がとまらないんだよ。実は、この本を読みながら苦しくなったのと似た経験を、少し前にもした。お笑いの西野さんのサロンの話だ。物語だったら、楽しめるし、登場人物に頑張ってるなって共感もできるようになったんだけど、ノンフィクションにはまだできない。昨日寝る前に読んでいて、寝付けなくなったんだけど、今日もまた寝る前に読んでしまいそう。ところで、この本買うとき、ノンフィクションのコーナーで探したんだけど見つからなくて、調べたら登山のコーナーに置いてあった。賞も取っているのに書店での扱いが大きくなくて、疑問だった。

本に誘発されたのか、久々に大きなぐるぐるがやってきた。でも、こういう読書体験は嫌いじゃない。さっき触れた本が物足りなかったと感じたのは、こういうところによるのかもしれない。でも、やっぱりぐるぐるは苦しい。けど、続きが読みたい。

ここ最近は鍋ばかり食べていて、暖かくなってきたけどまだ食べるつもり。でも、暖かくなってきたからか、スーパーから一人用の鍋の素が消えている。あれ、便利なのよ。何種類か買って気分で食べてた。3軒回ったんだけど置いてなかったのでネットで探したら、今まで店頭で見たことなかった味もあって、詰め合わせもあって、当初の予定より沢山頼んでしまった。まだしばらく食べるつもりだからいいや。