2021.6.25

結局映画館には行かず、久々にお気に入りのカフェに行って読書してきた。休業していた期間もあるけど、その前も並んでて入るのあきらめたりしていたから、約2か月ぶりだった。最後に行ったの面接だめで落ち込んでいたころかもしれないから、2か月とちょっとか。えー、面接落ちたのもっと前のような気がしていたんだけど、そんなもんなのか。落ちたこと自体からは立ち直ったから、人間なんとかなるもんだな。お昼食べていなかったから、ケーキもう1個頼もうかと思ったけど、恥ずかしいし、2個はさすがにカロリー気になるからやめた。実は、ここのカフェのケーキやドリンクは美味しいんだけど、食事がいまいち口に合わない。なので食事系のメニューは避けて、でも、ケーキ2個はやっぱり頼めなかった。カフェ出て、洋服やら雑貨やらぷらぷら見て、丁度好きなパン屋の近くに来たからパン買って、そういうばドリップコーヒーがなくなりそうだったなと思って買った。コーヒーは以前買ったのが美味しかったから、それと、もうひとつ違う味を楽しみたいので、好みを伝えて選んでもらった。先週、その店の別の店舗で飲んだ本日のコーヒーが美味しかったので、その名前をメモ機能に残しておいて、フルーティーな味でそこまで濃くなかったのがよかったって伝えておすすめしてもらったのを買った。以前違う店のドリップパックのアソートを買って好みを探そうとしたけど、違いが分からなくて全部美味しく飲めて、素人の舌には違いが分からないのかもと思っていたけど、ここの店のアソートパックを買ったら、苦手な味があって、こんなに違うものなんだと思った。それ以来、このお店で買っている。結構な荷物になったので、もう少しぷらぷらしたかったけど、帰ることした。

いつもの平日より1時間ちょっと早い帰宅で、いつもより時間があると喜んでたんだけど、横になって動画見たり本読んでいたら1時間ちょっと寝てしまった。なにやってんだろ。でも、美味しいパンが待っているだけ、いつもの夜とは違う。録画していた「半径5メートル」を見た。今回は就職氷河期の女性がテーマ。よかった。この作品は、おでんおじさんを男性の生きづらさとして書いたこと、女性の大臣に対するハラスメントの告発の記事が、ハラスメントの告発の困難さや、その後に女性が置かれる状況なんかを書かずに、ただ宝子さんの禊のために書いたようにしかみえなくて、ちょっと不信感があったけど、今回はよかった。「私たちを捨て駒として利用してのうのうと暮らしている日本全国民に謝ってほしい」って渡辺真起子演じる須川のセリフ。コロナ禍で非正規の特に多くの女性が契約を打ち切られ、会社によっては正社員はリモートだけど派遣は出社ってところもあると聞いた。家にいるから食事は配達頼めば、配達員はひどい待遇を受けている人たち。そして、風未香はこの須川の言葉を記事からカットする。それは、自分が共感できないから。そして、黙って耐えて頑張っている人の方が偉いと思っていたから。その、黙って耐えて頑張っているのが、阿南先生。風未香の名刺見て、経費で落とせますからって言われて、自分を惨めだと思ってしまう阿南先生。これ、難しいよね。風未香にしてみたら悪気はないし、普段からしていることで、じゃあ、阿南先生は名刺がなさそうだから自分も出さないで置こうって方も失礼だよね。でも、先生も責めているわけじゃなくて、風未香が悪くないことも分かっている。自分のことを惨めに思ってしまうの、辛いよね。ただ、指摘されるまで気が付かなかった風未香はやっぱり恵まれた立場なんだよね。風未香の須川への謝罪は、自分のどこが悪かったかを言葉にできていて、いい謝罪だった。

登録していた転職サイトからやたらメールが届く。転職活動していた時は全くよこさなかったくせに。でも、今までこなくて、経歴に変化なく(履歴書とか更新してないし)、年齢だけ増えてる自分に来る求人なんて怪しすぎる。どうせまずい会社なんでしょと疑ってるんだけど、そういえば、今まで見ないで削除していたけど、会社名だけでもチェックしておこうかな。もう転職活動する気はないので、配信停止にすればいいんだけど、めんどくさい。