2022.1.4

久々に実家に帰ったら、母親が、あるのも忘れていたスーツケース出してきて、捨ててもいいかと聞いてきた。それを皮切りに、これはいるのか、あれは捨てていいのか、いろいろ聞かれて、結構捨てた。スーツケースも捨てた。10年前に使っていたスマホが出てきたので、持って帰ってきて充電してみた。図書館から予約していた本が届いたとのメールが残っていて、この頃何読んでいたんだろうとみていたら、全然記憶にない本のタイトルが出てきた。「スレブレニツァ」というタイトルで、調べてみたら副題が「あるジェノサイドをめぐる考察」とあって、この頃の自分、こんなことに興味があったのかと思ったんだけど、読んだ記憶がない。後この頃、校正に興味があって、校正の本を何冊か借りている。これは覚えている。東京のかごめブックスに行ったら、この書店を運営しているのが、校正の会社らしく、校正講座の案内があった。当時は仕事で悩んでいて(今もだけど)、本が好きだから何か携われたらと思って調べてみたんだ。結局続かなかったけど。ここで小林秀雄の本買って、そしたらかけてくれたブックカバーも読物みたいになっていた記憶がある。

実家は配信も見られないし、1日は駅伝を見ていて、興味がないのでずっと本を読んでいた。捗った。ブックオフでセールをやっているので、2日に親に車を出してもらって実家の近所に店舗に行って来た。うちの両親はあまり本を読まないので、ブックオフに興味がなく、父親は車で待っていて、母親は同じ建物内で洋服や家電を見ていた。そのため、あまり時間をかけられず、30分位で出てきた。3日には、去年徒歩で行けそうな店舗を見つけて、いつか行ってみようと思っていた店舗に行ってきた。30分かからずに行けた。1時間近く悩んで、結構買ってしまった。去年から積んであるのに加えて、年明けにさらに買って、今までで一番積ん読がある状態。積ん読って安心する。図書館で借りることが多くて、そうなると期日までに読まないととちょっと追い立てられる気持ちになる。でも、積んでおけば、いつ読んでもいい。そういえば、実家の近くの店舗で、去年の12月に新刊で買った本が、もう並んでいた。発行は夏なんだけど。面白かったならいいんだけど、その本あまり好みじゃなかったので、不満。

能町さんと久保さんの「デトックス女性会会議室」を聞いていたら、とある回で能町さんが青森にも部屋を借りて、そちらでも生活をしていると話していた。多分去年の夏頃の配信で、青森に決めた理由や、部屋の立地の話や、東京で飼っている猫を連れて行くなどの話をしていた。その中で、能町さんが、まだ親が元気だからこういうことできるんですけどねって言って、そうだよなと思った。久々に実家に帰ったら、タンスやソファを処分していて、かなり広くなっていた。それで私も実家に残していった本やら服やらの処分を迫られたわけで。服は処分できたけど、本は、いつか引き取らないと。親が亡くなったら手続きとかが大変だから生前から出来ることはやっておいた方がいいって聞くけど、何していいかわかんないし、まだ元気だからいいかと思ってしまうけど、年だし、やっておかないと。と、思うけど、めんどくさいし、でも亡くなってからの方がもっとめんどくさいらしいしとか。あと、それまで独身だった人が、親を亡くして、さみしくなり、45辺りから婚活を始める人が多いとの記事を年末に読んで、それを思い出した。ひとりがいいと思えるのは、まだ親が元気だからで、介護とかいなくなった後のことを思うと、どうなってしまうんだろうとの不安がある。こういうことで悩むのは、別に今に始まったことではないけど、実家に帰ったばかりのシチュエーションというのが、より効いてきた。