2022.1.6

義母と娘のブルース2022」を見た。亜希子の「皮肉ですね、あなた方は大好きな株価を上げることもできない」というセリフがよかった。パンを作れない人たちが、自分たちの儲けのために話を進めていく。麦田が作ったパンなのに「麦田のパン」と名乗れない。そこで、亜希子たちが取った行動がストライキ。これは、全工場がストライキをするというのが効いた。例えば、ひとつの工場だけなら、他の工場から社員を連れてきて、岩城の部下が言っていたように派遣を入れて、その社員に指導をさせればいい。でも全工場だとそうはいかない。ストライキって有効な手段なんだなと思ったけど、あまりにもあっさり決行していて、ちょっと肩透かし。ストライキまとめ上げた谷崎さんが有能すぎる。そういえば、2020で亜希子の解雇を要求したのは武田鉄矢ではないというのが分かったけど、結局何だったんだろう。同性愛をネタのように使ったり、2020では店長の腰のタオルが取れるネタを繰り返したり、この辺りの倫理観はだめだと思った。

あと1日行けば3連休。休みが足りない。宝くじ当たんないかな。と思うけど、宝くじしか自分を救える術がないのかと思うと悲しくなる。この年まで生きてきて、それにすがるしかないなんて情けない。

殺人事件の小説やドラマを見ていると、ひとりでいるとアリバイの証明ができないという描写が沢山出てきて、自分は疑いがかけられたらアリバイが証明できないんだなと思う。一人暮らしって不利。年末に読んでいた小説で、とある行方不明事件が、数年前の未解決の行方不明事件と結びついて解決するってストーリーで、その時あいつが怪しいってなる根拠が、いつも一人でいたから、なんだけど、ひどくない。海外、特に欧米はカップル文化と聞くから、一人好きは肩身が狭いんだろうな。

去年は韓国小説をあまり読めなかったから今年はたくさん読もう。そういえば、今積んでいる中に韓国小説がない。意識して買ったり借りたりしないと、すぐ忘れてしまう。ブックオフってあんまり韓国小説ないよね。近所の新刊の本屋は、エッセイは結構けど、小説は置いていない。歩いていける図書館にもあんまりない。