2022.7.16

雲のように風のように」見たら、描写は薄かったけど、女が戦う話だった。子どもの頃から好きだったのね、こういう話。なんで、恋愛して結婚することが大人になることなんだろう。「ちむどんどん」でもさ、ずーっと4人でわいわい騒いでいればいいじゃんって思う訳よ。智が暢子を好きにならないで、暢子も和彦のこと好きにならないで、和彦と愛も付き合わなければいいのに。「花束みたいな恋をした」見たときも同じこと思った。恋愛感情さえなければずっと仲良くいられるのに。現実でも思うことはあった。今、ティーバーで「デート」が見られるんだけど、高等遊民が「恋愛なんてクソの役にも立たない」と言ってた。中年にもなってまだモラトリアムかもしれない。恋愛感情を否定しているみたいだけど、否定しているわけじゃないんだけど、それがなければあの子ともあの人ともまだ仲良くいられたのに、あのグループでも楽しくいられたのにって思う訳。中年のモラトリアムは、自覚しておこう。ものすごく甘えたこと言ってるんだろうな。愛さんの決着のつけ方はかっこよかった。

ふと思い出す、雑誌の相談コーナーの話につながるかもしれないんだけど、会社にいるとき、ふと、なんでここにいる自分は自分なんだろう、ここにいる自分が自分じゃなきゃいいのにと思うことがある。ここにいる自分が別の自分で、本当の自分はどこかにいる、とも違うんだよね。ここにいる自分は自分で間違えないんだけど、なんでここにいるんだろうって。受けれられていないのかも。要は、こんなはずじゃなかったってこと。全然受け入れられていない。先週の日記読み返してみたら、超愚痴ってた。すんごい後ろ向きだった。自分で読んでてもめんどくさいなと思ってしまった。

「辮髪のシャーロックホームズ」面白そうだなと思って調べてたら、著者がカレン・モクのお兄さんだった。ウォン・カーワイの4K上映、地元じゃないだろうなって調べたら、あった。どれか1本だけでも行こうかな。でも、1本だけって選べるかな。2019年にウォン・カーワイ作品がデジタルリマスター上映されて、その予告を、そうとは知らずに映画館で見たとき、映像だけで惹きつけれらたのを覚えている。ウォン・カーワイが映像化する「繁花」という小説を知って、図書館調べたら上下巻の内、上巻がすぐ借りられる状態だったので、予約した。下巻は1人予約が入っている。次枠が空いたら下巻を予約する。今年の1月に翻訳が発売されている。1月から今までに何度も本屋に足を運んでいたのに、全然気が付かなかった。映像化されたら見てから読む派だったけど、「空白を満たしなさい」読んだことすら覚えてなかった件以降、読みたければ先に読むようになった。

ジアン、全然ぱくぱく食べてたね。よかった。でも、そうか、恋なのかという思いもある。「石子と羽男」とてもいいドラマだった。理不尽な目にあったら、声を上げていいんだと、法律は平等なんだって、そういう信念を持ったドラマなんだね。羽男が弁護士で、石子はそれをサポートするパラリーガルなので、男性を女性を支える構図なので、ちょっと心配だったんだけど、旧来の形にははまらない関係性が書かれてりうので、今後も超楽しみ。