2022.9.28

「私ときどきレッサーパンダ」を見た。主人公のメイは13歳。学校では友達と騒いだり、アイドルに夢中になったり、異性に興味を持ったりしている。でも、教育熱心で厳しい母親の前では真面目な努力家で通し、友達といる自分は秘密にしている。しかし、あることがきっかけで、感情を抑え込もうとしたメイはレッサーパンダに変身してしまう。

ここからの感想にはネタバレあります。レッサーパンダに変身するのは感情を抑え込んだ時かなと思っていたんだけど、興奮すると尻尾や耳が出てくる。リラックスさせることで、変身を防ぐ。つまり、感情をコントロールして、怒りなどの感情を出さないようにしましょうってことなのかなって、でも、それってどうなの。メイの家系は代々女性がレッサーパンダに変身してしまうけど、儀式によってレッサーパンダを封じ込めているという設定。これは、女性から怒りを奪ってきたということにもかかっているのかなと思った。まあ、2020年代ピクサー映画なので、それってどうなのって思うような書き方にはならないだろうなと思って見ていた。メイは儀式まで変身するなという親の言いつけを守らず、アイドルグループのライブ費用を稼ぐため、レッサーパンダで商売をする。儀式とライブの日程が重なり、メイはライブへ。メイがレッサーパンダで商売していたことをしった母親は怒り心頭。巨大なレッサーパンダに変身してしまう。メイと対峙した母親が、私だってライブに行きたかったのに我慢したって言った途端、泣いてしまった。台湾系アメリカ人のミシェル・クオが書いた「パトリックと本を読む」という本で、「タイガーマミー」という言葉が出てくる。著者の母親も教育熱心で厳しく、アジア系の母親に多くいるようで、彼女たちのことを「タイガーマミー」と呼ぶ。親世代は異国の地で差別や貧困に苦労してきたので、自分たちの子どもに同じ思いをさせたくないとの思いから、必死で働き、いい仕事に就けるように勉強させる。メイの祖母は、もしかしたらそうだったんじゃないかな。その母親である娘は、母親の期待に応えるために、やりたいことも好きなことも、感情も閉じ込めて大人になった。だから、母親が行きたかったライブは何だったんだろうと思うと涙が止まらなかったんだよね。メイはレッサーパンダの自分も好きだから、封じ込めないで一緒に生きていくことを選ぶ。祖母も母親でもできなかったことをメイは選ぶことができる。その裏には、メイが会った、辛くて泣いている若い母親がいるんだよな。中年が見ると、自分の母親のことをどうしても思ってしまって、メイが楽しそうにしている様子をよかったねと思うと同時に、過去の母親を救ってやりたくなる。でも、それが何なのかわかんない。

ユーネクストを解約した。D+解約するまではアニメを中心に見ていこう。D+解約の少し前に、キンドルアンリミテッドの期限も来るんだよね。それまでに読める本は読んでおこう。キンドル買ったときは、漫画を読もうと思っていたのに、「ひとりでしにたい」買ったきり、それも2巻までで止まっている。自分の死より前に、親の介護、親の死。考えただけで気が重い。世の中の人はこれを乗り越えてきているんだよね。

あー今週長い。後2日。2週間天気予報見てたら、10月初旬急に気温が下がるな。鍋の季節だ。新しい鍋の素、美味しかった。しかし、節約のためにはまた業務用の鍋の素を買っておかなければ。最近、寝るときお腹がキュルキュルなる。食べすぎ?自覚はある。

1年くらい前のブログを読み返していたら、双子の話が出てきた。双子に気が付いて1年か。最近話しかけることをすっかり忘れていた。去年はしょっちゅう話しかけてたのに、飽きっぽいんだよね、自分。でも、双子はずっとそばにいてくれる。去年の今頃の自分も食べすぎだと言っていた。もうすぐブログをはじめて2年経つけど、だいたい同じようなこと書いてんだよね。食欲が落ちない、髪を切りに行きたいけど美容室に行くのがめんどくさい、仕事を辞めたい、人生をやり直したい、5億当たりますように。後は本と映画、ドラマの感想。いいんだよ、成長なんかしなくても。でも、去年はまだ宝くじ買ってなかった。今年のバレンタインジャンボから買い始めたからね。ハロウィンジャンボも買いたいけど、街中出る予定ない。一番近い宝くじ売り場が2駅先だから、散歩がてら行ってこようかな。5億のため。あれから目の見え方に異変はないため、ストレスとうまく付き合えているんだろう。