2022.12.6

「パチンコ」まだ3話の途中。先が気になる、早く見たいというタイプの作りではないのか、なかなか進まない。あまり乗り気になれない。原作読んでいるから話は、忘れてはいるけど、だいたい分かっているんだけど、ドラマ単体としてみたら、どういう話なのかいまいち分かりずらい気がする。「作りたい女と食べたい女」、野本さんが食べる春日さんをじっと見つめるシーン、好きじゃないな。野本さんは人と一緒に美味しいものを食べたい人ではなく、自分の作った物を食べてもらいたい人なので、そうなるのかもしれないけど、じっと人を見るのは失礼ではと思ってしまう。原作でも食べる春日さんを見つめる野本さんの絵はあったけど、気にならなかったんだよね。

「ひきこもりラジオ」の聞き逃しを聞いた。多分聞くの3回目で、今回、40から60代の女性の声が多かった気がする。感覚ね。60代女性からの、50歳の時両親ががんになり、同じころ会社でパワハラを受けて退職、その後両親は亡くなり、今は一人と言うメールが、他人事とは思えない。後から振り返ったら、40代の今が、まだ仕事もあるし、体力もあるし、両親は元気だし、一番一人で自分のことだけ考えて過ごせるときかもしれないと思えてきた。アナウンサーが、寒くなってきたからか、つらいというようなメールが多いといっていた。やっぱり、寒いと気持ちにも影響するよね。人間も冬眠できればいいのに。クリスマスの街のにぎやかさに落ち込み、年明けの前向きな雰囲気に、自分は置いて行かれている感覚を味わうとのメールもあった。わかる、この自分は置いて行かれている感。このラジオの前向きなことを言わないところ、無理に励まそうとしないところが心地よくて聞いている。ただ、当事者じゃないからね、安易に分かるとか言ったらだめだよね。

クッキー届いた。やっぱり美味しい。けど、店で買ったお得用には入ってなかった、メレンゲのクッキーが入っている。あんまり好きじゃないので、これ食べるときだけちょっとテンション下がる。クッキーのメニュー表には載ってるから、入っていること自体に文句はないんだけど、前に買ったのに入ってなかったからさ、メレンゲって欠けやすそうなのにね。大事に食べよう。

佐藤亜紀の「喜べ、幸いなる魂よ」読み終わった。内容より、ベギン会というのが気になる。いや、本も面白かったんだけど、このベギン会って、未婚や未亡人や貧困な女性たちが女性だけで暮らす、互助組織で、本の中では教会の近くにあったけど、ベギンたちは修道女とは違うみたい。ベギンになりたい。ヤネケはすごく頭がいいんだけど、女の名前で本を出しても相手にしてもらえないからって、兄弟の名前で確率論の本を出している。その本の執筆とか、研究とかをベギン会でやっている。実家が亜麻を扱う商家で、ヤネケは貧しい女性のために紡績の仕事を取ってきたり、女の子たちに勉強や家事を教えたりしている。ヤネケの姪っ子たちも通って、自分もベギンになるって言う。分かる、私もベギンになりたい。レオの女性に対する態度がひどいんだけど、産む機会発言だったり、先日ニュースになった子宮移植の件だったり、を見ていると、今の日本もたいして変わらない気がする。ベギンになるには、お金になるできることか、生活のための家事や修繕なんかのできることが必要だよね。ヤネケの叔母はパンを売ってたね。書いてて思い出したんだけど、韓国で女性だけの電気や配管工事を請け負う会社ができたってニュースを数年前に見て、これやりたいって思ったんだよね。電気工事も配管工事もできないんだけどさ、電気工事の資格取得の本を立ち読みしたんだけど、ちょっと無理と思ったんだけどさ。これできたら、ベギン会でも役に立つよね。なんで私の好きなことはお金にならないんだ。ヤネケは本も書けるし、勉強も教えられるし、翻訳もできるし、仕事を作り出せるし、外部との交渉役もできるし、帳簿も見れる。リーダーシップがあるわけではないんだけど、周りから信頼されているから、ベギンたちをまとめることができる。ベギンでも役立たずにならないように、言われたことはやろう。手先が器用じゃないからレースは編めないけど、パンを焼く手伝い位はできるかもしれない。もうベギン会はないんだけどね。なんかあるよね、自分にもできること。思いついた。咳止めシロップ。ワニ町でアイダ・ベルとガーティが作ってるやつ。密造酒ともいうんだけどね。これかな。ベギンは飲酒禁止かは分かんないけど、外出しても飲食は禁止だから、需要があるかもしれない。

キンドルの本を読み終わったので、今キンドルで読む本がない。50%ポイント還元をまた調べては、図書館で検索して、どれもこれも図書館にあるのでやめる。図書館になくて読みたい本があるんだけど、電子書籍になってないんだよね。なので迷っている。ただそのうち1冊は去年出版の本だから、図書館には入らないかな。キンドルで読み終わった本は「喜べ、幸いなる魂よ」のことで、この本は角川の電子書籍が半額だったときに買った本。図書館の順番待ちが27番だったの。9月末の時点で27番なら、今も借りれていないはず。あたり前だけど、買うとすぐ読めるんだよね。じゃあ、今読みたい本を、と言われると、それは電子書籍になってない本なんだよね。半額ポイント還元の中から選べよと言われると、ありすぎて迷う。

今が一番自分のことだけ考えて過ごせる時期かもしれないのに、考えても仕方のないことで悩んで、どうなるかも分からない将来に怯えて、仕事がいやだいやだと落ち込んで、人を羨んで卑屈になって、なにやってるんだか。