2023.2.14

「ゴースト ボタン・ハウスの幽霊たち」1話30分で全6話だったからもう見終わってしまった。2話の終わりで仲良くはならないけど、アリソンが、幽霊たちは消えないし、自分たちも屋敷を直すのにローンを組んでしまい、解約すると違約金で破産するから屋敷を出られないと分かったので、幽霊たちを受け入れるしかないと腹をくくった。アリソンが幽霊たちの脅しにびびらないし、なんなら利用もするしで、結構図太い性格なのがいい。次は何を見ようかな。

「影のない四十日間」を267ページまで読んで、上下巻の下巻から読んでいることに気が付いた。下巻は320ページくらい。どおりで、事件の全体像が見えづらいし、情報開示が唐突だし、何の説明もなく新しい人物が出てくるわけだ。下巻読むの止めて、上巻最初から読み始める。

読みたい本が予約開始になっていたので、「数学の女王」を取り消して予約。「数学の女王」は買おうかな。2つの図書館とも、予約数が多いのは日本の小説なんだよね。今予約数が多いのは直木賞受賞作の「しろがねの葉」。予約数が多いので予約はしていない。買うかもしれない。こんな風に自分が買うのは、図書館で借りれるけど予約数が多い売れ行きの日本の小説が多い。後は図書館に入らない翻訳小説かな。本くらいお金のこと考えずに買いたいけど。前に1000円の本を買ってもお腹は膨らまないけど、1000円として残して置いたら1000円分の食事が買えるって書いたけど、そこまで追い詰められた状況で、それでも生きようって自分は思えるのかなと考えた。なんでこんなに不安なんだろう。500円だったかも。でも、今新刊は文庫でも500円じゃ買えないよね。

1月のカードの明細見て、パン買いすぎだと思ったので、控えよう。節約とダイエット。その分コンビニに行かなくなったから、まだいいか。でも買いすぎだから、まず行く回数を減らそう。行っても食べる分だけ買えるならいいけど、多めに買ってしまうから、行かなければ買わない。

上巻読み始めて、上巻にも下巻にも冷めたコーヒーを捨てる描写が多い。寒いところだから温かいコーヒーの方がいいんだろうな。寒さが緩んで-20度ってあるんだよ。風が咬みつくって表現も数回出てくるし、寒いと痛いのが伝わってくる。とにかく寒そう。最近読んだ中だと「消失の星」も寒かった。下巻だとこの人いなくてもいくないって人がいるんだけど、上巻読んで分かった。サーミ人のこととか、差別や迫害、その土地のこととかを知らないから、その人に説明することで、読者に説明しているんだ。右派のノルウェー人がサーミ差別意識を持っているのは分かったけど、所々でパキスタン人に対する差別発言も出てきて、なんでだろうと調べたら、パキスタンからの移民が多いんだって。気温差すごそう。

両親死んだら、自分も死ぬのが一番いい気がしてきた。今はまだ仕事があるから給料も入ってくるし、いざとなったら親がいるから実家に住めるけど、親がいなくなり自分も首になったり病気になって働けなくなったらって考えると、コミュニティに属していた方がいいのではと思うんだけど、コミュニティが大事なのは分かるけど、人付き合いが苦手だし人から干渉されたくないしこないだ話題にした田舎に住むための心得みたいのが本当に苦手で、人から舐められやすいからハラスメントも受けそうだし、コミュニティ内で上手くやれる自信が全然ない。介護が始まる前に行きたいところ行ったほうがいいな。でも、どこか行きたい欲がなくなってしまった。欲とか関係なく予約してしまえばいいのかもしれな。この先休み取って連休にできそうなところがあるし、そこに予定を入れてしまえばいいのではないか。うーん、そう考えても楽しくない。てか、コミュニティに属していても助けてもらえるかは分かんないよね。どうしたらいいんだ。

なんでこんなに不何なのか。「生きづらい明治時代」によると、明治時代と現代が全く同じというわけではないけど、似ている所として、これまでの仕組みや価値観が崩れている社会であり、そういう社会では人々が不安になるが、政府が不安を解消するため、貧困に対してお金を使わない方向の政策をとっていること。特に資本主義社会の中では、一人ひとりが頑張ればなんとかなるという「通俗道徳のわな」にはまってしまう。なぜか、それは不安を受け止めてくれる装置がないからだ、と。不安を受け止めてくれる装置とは、政府によるセーフティネットをしっかりさせることと、「通俗道徳のわな」から抜け出すこと、かな。ただ、気をつけないといけないのは、「通俗道徳のわな」から抜け出せないは自分が悪いとならないこと。これは、まんまわなにはまっている気がする。