2023.3.16

他力を待つと決めたなら、迷わず文句も言わず、ただ待てばいいのに。できないんだよ。待つと決めたら、来るものなのか。待っても来なくて、そしたらどうなるんだろう。

「シスターズ」見終わった。最初はそうじゃないと思ってたけど、途中からマクチャンドラマだった。物語の運びはうまくないし、最後もだらだら続いた感じがある。あと、イネとヒョリン必要だったかな。ドラマと関係ないんだけど、インギョンのテレビ局の先輩記者に、チャン・マリって名前の人がいて、数年前にボランティアしていた時、当時「ちゃん○○」って呼び方が若い子たちの間で流行っていて、大学生の女の子が、「ちゃんまり(本当はまりじゃなかったけど、便宜上まりで)って呼んでください」と自己紹介して、私1回もそのあだ名で呼べなかった。なんか、恥ずかしくて、といったら失礼だけど、恥ずかしかった。ごめんね。そんなこと思い出した。続いて「私たちのブルース」を見る。2話の途中まで見て好みじゃないかもと思って、一旦やめて「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を見始めた。1話も見終わらないうちにやめて、これは後で見ようと思い、また「私たちのブルース」に戻った。そしたら、やっぱり面白いかもとなって見続けている。ウニがいい。ウニは高校生の時に親を亡くして、中退して働かなければならなくなる。弟2人を大学へ行かせて、家も買ってやる。魚屋やカフェを経営して、成功している。そんなウニの前に30年ぶりに初恋の人、ハンスが帰ってくる。ウニはハンスにご飯を持って行ってやったり、世話を焼く。ハンスは娘がゴルフ留学していて、金が必要で、ウニに借金を申し込む下心を隠して、ウニを木浦への旅行に誘う。ハンスの娘はもうゴルフをやめてソウルへ帰りたいと言うが、それまでお金をかけてきたこともあり、ハンスは認めない。ウニを誘ったくせに、事情を隠して分かりやすく落ち込むハンス。ウニはめちゃめちゃ気を使ってハンスと楽しく過ごそうとする。ハンス、ウニに気を遣わせるなよと思ったけど、ウニにとっては木浦は修学旅行で来た、ハンスとの思い出の場所で、この後親が亡くなって中退するから、子どもでいられた最後の時間だったんだなって思うと、ウニがはしゃいでいる気持ちが分かってぐっとくる。ウニを演じるのは、イ・ジョンウン。今までだったらヒロインの友達枠に収まりそうな、世話焼きで、おしゃれっ気がなくて、気のいい人物が、主役になっているのがいい。見るの再開して正解だった。

カースト」読み終わった。特に覚えておけと自分に言い聞かせたいところ、2点。

「そしてわたしたち全員が識別力を高め、すでに周縁化されている人を侮辱したり、偽の高みに生まれついた人を崇拝したりするのではなく、外面にとらわれすに人の人格を大事にすることができる。従属しているとみなされる人が解き放たれたら怒るのではなく、その真の強みを人類に与えられる人が一人増えたことを喜ぶべきである。」

「ラディカルな共感とは、学ぶことに労力をかけ、謙虚な心で話しを聞いて、自分だったらどう感じるかを想像するのではなく、他社の経験をその人の観点から理解することである。自分の気持ちや、経験したことがなく、また死ぬまで経験しないかもしれない状況で自分だったらどうすると思うかとは関係がない。ラディカルな共感とは、深い理解のあるところから生まれる同質のつながりで、それによって心が開かれ、他者の痛みを他者の感じたとおりに理解できるようになる。」

残念なことに参考文献が載っていない。分量を抑えて多くの人に手に取ってもらいたいとの配慮かららしい。でも、本に厚すぎるなんてないからね、と言いつつ、自分も最初は読み切れるかなってびびったけどね。でも、読んでみるといける。大事なことがたくさん書いてある。文中で言及された本や人名は、どのあたりかも分かんないし、調べるのは諦めて、著者あとがきに載っていたうちの数名を調べた。映画「黒い司法」のモデルとなった弁護士がいた。

春だから、暖かくなってきたから、シャツを3枚も買ってしまった。物欲に勝てないから服は見に行かないようにしていたんだけど、出先から直帰できる日があって、いつもより早く帰れたので、つい寄ってしまった。1枚は緑と白の細いストライプ。上のボタンをはずして着るだけで、抜けができるようなデザインになっている。これだけ襟付き。もう1枚は水色。身ごろはシンプルなんだけど、袖の折り返しが大きくて、折ってまくり上げて着るデザインで、そうすると袖にボリュームが出る。パスリーブとか袖にボリュームのあるデザインは好き。ただ、ベルスリーブは似合わない。最後はピンクのシースルー。シースルーは青を一枚持っていて、前にベージュのあみあみニットを買ったときに一緒に試着した緑もまだあって、迷ったんだけど、青があるから寒色系より暖色が欲しいなと思っていたのと、今回緑と白のストライプシャツ買ったので、ピンクにした。薄ピンク。インナー透けさせて着るのは苦手なので、あみあみニットかベストに合わせて着る。ベストもシースルーも数年はやりが続いている。この組み合わせが気に入っているから嬉しい。けど、そろそろかなとは思うので、もうベストもシースルーも買わないようにしよう。

本読んでるとき、その前からイライラしていて、思わずページを持っている手に力が入ってしまい、破いたら困ると慌てて手を離したんだけど、破くという行為に惹かれて、ノートを1枚破いて、それをびりびりに破いたら、少しいらいらが収まった。物語で、いらいらしたら皿割るって描写見たことあるけど、皿は割ったら後片付けが面倒だから、紙を破こう。なんでいらいらしたかというと、自分の情けなさにいらついた。