2023.4.11

「キル・ボクスン」見終わって、次は「グローリー」か「離婚弁護士シン・ソンハン」見ようかなと思っていたんだけど、A24が製作という理由で、「ビーフ」見始めてしまった。始まりは、ホームセンターの駐車場。ダニーがバックで出ようとしたところ、ベンツを運転するエイミーが、けたたましくクラクションを鳴らす。頭に来たダニーは絶対に顔を見てやると、ベンツを追いかけ、カーチェイスに発展する。振り切ったエイミーだが、ダニーに家がばれて、電気工事を装ったダニーは、エイミーの家でトイレを借りておしっこをまき散らして逃げる。1話見終わった時はくだらないなと思ってみるのやめようかなと思ったんだけど、1話30分だから、まあもう少し見てみようと見ていたら、だんだんくせになってくる。この後エイミーもやり返して、またダニーもって、大人になれよとあきれるやり返しを繰り広げていく。出てくる人の多くが、全然ちゃんとした大人じゃないのがいい。そして、ステーブン・ユアン、アリ・ウォンというアジア系が主演で、エイミーの夫は日系とアジア系が多く出ている。ところで、「キル・ボクスン」は、「破果」に設定が似てる。重ね合わせてみていた。検索したら、そう指摘している人結構いた。

退屈だ。仕事にやりがいがないなら、趣味や私生活を充実させるというのは賛成なんだけど、いかんせん中年ともなると仕事に気力やら体力やらを奪われ、そして、時間も奪われ、そうもいかない。退屈だ。これが中年の危機というものか。ミア・カンキマキさんもなったやつ。だから必要なのは、長期の休み。なにが必要かは分かってるんだけど、それを手に入れるのが不可能に近い。手に入れられる方法はあるけど、自分はそれを選べない。あー休みたい。退屈飽きた会社に行きたくない。ここがフィンランドだったら、私は1年の長期休暇をもらえるはずなのに。1年あったら何しようかな。どこか別の土地で生活する、留学する、大学院に通う。大学院は1年で通えるのかは知らんけど、ミアさんみたいに、何かを研究することがやりたい。でも、その前に、何にもしない日を、家事もしない日を何日か過ごしたい。

高島鈴の「布団の中から蜂起せよ」の中で、セルフインタビューが掲載されているんだけど、これ、自分のやってることと同じで、笑いながら読んでしまった。笑える内容ではないんだけど、同じだと思うとおかしくなっちゃって、ブログでも何回か書いてるやつだし、通俗道徳も出てくるし、高島さんも「おしゃべりな脳」なのかな。問いかけとか答えとか、自分書いたのかと思う部分もあって、つい笑っちゃう。自分もそうだけど、やってるときは笑えないんだけどね、あ、あれだ、自分のブログを後で読み返している感覚だ。

疲れた。まだ火曜日という事実が憎い。早く休みにならないかな。GWが待ち遠しい。5連休なんてあっという間だな。