2023.5.12

歯科行かないと。去年の夏に体調不良でキャンセルしたところ、土日も診療しているから、ここにしようかな。めんどくさい。でも、歯は大事。生活するために働くのと、健康に生きるためにメンテナンスするのって似てる。嫌だけどやらないと困るし大変なことになる。メンテナンスが趣味だったらよかったのに。また言ってる。ランニングとかヨガとか、趣味やって健康になるのいい。あらゆる健康診断とか受けるの趣味って人もきっといるよね。会社帰りに行けるジムは閉店しちゃったし、近所のジムはプールがない。あ、でも、眼鏡でプールは入れないからコンタクトを買わないといけないのか。裸眼だと見えないんだよ。これ前も書いた気するな。

「くもをさがす」、予約が出遅れて、41番。蔵書2冊だけど、1年以上待つな。ただ、売れている本だと、寄贈で蔵書が増える可能性があるんだよ。それに期待。買えよって話なんだけど、最近前より渋くなっている気がする。前はもうちょっと、気軽に本が買えた気がする。図書館で蔵書1冊で、予約数20近いと借りられるの1年以上待つから、こういうのは結構買ってたんだよね。ミステリー大賞取った「爆弾」とか。これ、去年の12月か。そうか、年末近くになると今年の話題作は今年の内か年末年始に読んでおきたいなって買っていたのかも。4月は東京で本買っちゃたのもあるし、そのせいかも。渋くいこう。図書館からまた本が届いたって連絡あったし、GWに積んでるのに手をつけられなかったし、GW中に読み終わらなかった本もあるし。GW中は見すぎないように、インスタを消してたんだけど、昨日またダウンロードしてしまった。40代で転職した友達のアカウントを見てしまった。どうして友達が給料下がっても未経験の業種に挑戦できたか、結婚して子どもにいなくて共働き、両親から実家を引き継いで住んでいるから家賃がかからない。あー性格悪い。別に誰からも責められていないのに、責められている気がする。だから、友達のバックグラウンド持ち出して、自分ができない理由を探している。当然、友達と私のそれは違うのだから、考え方や行動に影響を与えるのは当たり前なんだけど、今は出来ない理由に使ったのが自分でも分かっている。

「千葉から」に書かれている、ルーマニアの出版事情が面白い。ルーマニアは出版規模が小さすぎて、売れる、売れないという概念がそもそもなく、そのため、職業作家がいないらしい。多くは兼業作家。ルーマニア人は自国の文化を面白いと思っていないので、海外文学の方がよく読まれるらしい。でも、ルーマニア語の本は多く出版されている。ここには自国の文化を守ろうという意識で、慈善事業みたいな感じでやっているみたい。海外文学が人気で、その中には日本文学も含まれている。特に村上春樹はデビュー作から、本書出版当時の最新作「騎士団長殺し」までほぼ翻訳されている。最新作もきっと翻訳されるんだろうな。で、これは外国語で小説書いていたら避けては通れない洗礼(?)、村上春樹に絶対言及されるんだって。ルーマニア人にしてみたら、善意なんだけど、それが毎回毎回のなのでうんざりしているみたい。そして、万が一春樹から逃れられたとしても、もう一人の村上、村上龍ルーマニアでは人気で、春樹は読まないという天邪鬼は龍を読んでいる可能性が高く、どっちにしろ村上からは逃れられないらしい。おかしい。

この本の巻末でルーマニアの本、映画、音楽が紹介されていて、そっちを先にぱらぱらめくっていたら、あった、「私の、息子」。ルーマニア映画と言えばパルムドールを取った「4ヶ月、3週間と2日」が有名だけど、実は見たことがなくて、ルーマニア映画と聞いて真っ先に思い浮かんだのが、「私の、息子」だった。多分、実家にパンフレットあるはず。母親の息子への愛、と母親自身は思っているものがすさまじかったし、結局はそれに甘え切っている息子ね。母親が息子の腰に薬を塗るシーンがそれを象徴しているようで印象的だった。「4ヶ月、3週間と2日」も見てみよう。本は、「生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミストシオランの思想」が載っている。これ、前に古本屋で見かけて買おうか迷って、図書館に入っているから借りようと思ってそもままだったやつ。読もうと思って読んでなかった本とか、見ようと思ってみてなかった映画とかに、思いもよらぬところで再会すると、これは読まなくては見なくてはと思うよね。「4ヶ月、3週間と2日」はルーマニアって知っていたから驚きはないけど、この本のことはすっかり忘れいていたので、再会できてよかった。実は本文にもシオランの名前は出ていて、その箇所はすでに読んでいるんだけど、名前覚えてなかった全く気が付かなかった。タイトル見て思い出した。あと、「優しい地獄」ね、これも読みたい。

名古屋シネテーク閉館のニュース。行ったことはないけど、地方の映画好きが名前知っているくらい有名な映画館が閉館するのは、ショック。とはいえ、自分もここ数年ほとんど映画館に行っていないから、申し訳ない気持ちもある。地元のミニシアターが閉館しちゃったら嫌だけど、じゃあ、行くかといったら、行かない。コロナ感染が怖いし、会員やめちゃったから金額高いと感じるし、配信に慣れちゃったし、腰痛いし。腰の影響はでかいね。2時間座っていることはできるんだけど、これが今後に響くかもと思うと、おいそれとは行けなくなった。