2024.6.27

「だめ連」読んで、落ち込んでいる。働かなくても生きていけるかもしれないけど、ハードルが高いと思った。あとは、だめでいいと言いながらも、だめと思われたくない、内なる優勢思想に勝てない。だめでいいんだよね、だめでいいんだけどさ。

「類」は、学校が嫌いで、鴎外は類のできない部分も全部受け入れて愛してくれるけど、母親の志げは世間から何を言われるのかを恐れて、類に厳しくする。これで類は自分は出来ない子だと思ってしまう。志げは類に冷たいと思うんだけど、世間からの攻撃を受けるのは志げなんだよね。茉莉が離婚した時も、志げが責められるの。鴎外が亡くなって、類は学校を辞めて、絵を習い始める。茉莉は1回目の結婚中で、杏奴は踊りやら語学やらいろんな勉強をして、これは志げが鴎外が亡くなって、世間から好き勝手言われている中で、いい縁談を見つけるためにさせていたんだけど、杏奴はすっかりやつれてしまい、類の師匠の下で絵を習うだけになる。志げが庭にアトリエを作ってくれて、類と杏奴、師匠の息子の玄と、師匠の紹介で知り合った画家の石渡と4人でよく絵を描く。杏奴が、鴎外が好きだった庭を池にしようと言う、類は最初反対するが、今まで手入れをしてこなかったので庭は荒れ、鴎外が愛した庭はもうなかった。そのことを後悔する類に、杏奴が、これからは私たちの手で作り替えるのだと言う。杏奴の強さというか、前向きな姿勢が現れた言葉だと思った。類と茉莉は年も離れているし、一緒に住んでいない期間も長かったから、茉莉のことはあまり書かれず、年の近いずっと一緒の杏奴が多く書かれる。茉莉が自由人過ぎることもあってか、母親の期待に応えようとする長女的気質を背負っている杏奴。一方で、野心もある。絵画を続けていく中で、東京には芸術がない、パリに行きたいと思うようになる。それを後押しするのが志げなのが意外だった。茉莉は見合いで2回目の結婚をし仙台に越す。相手には2人の子どもがいたが、茉莉は子ども面倒は見ず、家事も女中任せで遊んでばかりだったため、今回も離縁される。1回目はまだ虚勢を張れていた志げだが、2回目では打ちのめされ、杏奴の結婚も望めないと思ったのか、杏奴と類をパリへ行かせる。

暑くなってきたね。エアコンがあるからどんとこい、とはならない。暑いのは嫌。去年の大変さを思うと、エアコンはありがたい。ぴあから、期限までにチケット購入すると、ステージが上がって当選確率UPする券上げますよのメールが来た。ツアーの一般発売で使いたい。ほしい。でも、買うチケットがあるのか??資本主義に踊らされている。自覚をもって踊っていればいいのか?わかんないけど、こういう欲望がある限り働き続けないといけない。多分、地元に来たら行く、くらいならいいんだけど、いいも悪いもないけど、行けるところ全部行きたいから、欲深いと思うし、金もかかる。じゃあさ、地元に来てくれない時は?東名阪福は多いけど、他に住んでいたら行けないじゃん。でも、それで113本やって解散したから(それだけじゃないけど)、来なくていいい、行く。節約する。引っ越しですごいかかるんだよ。しかも、新しい部屋は収納が少ないから、棚を買わないといけない。低めの椅子とそれに合わせたテーブルも欲しいし、金がかかる。

そろそろ鍋が暑い時期になってきたから、何を食べるか考えなければ。めんど。去年は冷だしの素を買って、薬味いっぱい入れて食べてたんだけど、今年もこれでいいかな。ただ、素が高いんだよね。スーパーで安いの買ってみたけど、いまいちで、でも、ツアーのために安いので我慢するか。前も書いたのかもだけど、看護師している友達の病院に、夜勤専門で働いて、お金貯まったら海外行って、帰ってきたらまた働いてを繰り返している人がいると聞いて、あんまり働かないためには、高い時給で働ける資格を持っていた方がいいのかと思った。友達も子どもができたら、夜勤のない外来勤務に変えて働き続けていたし、そういう柔軟性がある職はいいよね。ただ、看護師として働けたかどうかは、分からないけど、多分無理。ニュースで見たけど、うつとか燃え尽き症候群になる人も多いし、夜勤があって昼夜逆転の生活も大きな負担らしい。看護師資格に限らず、未経験の中年が資格だけ取っても仕事はない。もう大変になった後なんだから、生き残るという考えは捨てなければならない。生き残るために転職する、資格を取る、じゃなくて、生き直すために、何だろう。

最近よく、出る時間が迫っているから準備をしないといけないのに、その準備が進まなくて焦る夢をよく見る。

思いつかない。本には「苦痛になることはしない」と書いてある。好きなことや興味のあることをするのはいいのだけど、バランスの問題で「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」にもあったように、一つのことに全力投球しない。そこで大切なのが「苦痛になることはしない」。そういえば、昔頑張らないとできないことはなるべくしないと決めたことがあった。近いな。生き直すために、頑張らないとできないことはなるべくしない。うーん、いまいちぴんと来ない。『「おりる」思想』で取り上げられていた本を予約。ヒントを探す。それまで考えない。予約枠が空いていると、こうして今読みたい本をすぐに予約できていいなあ。おりられなさを自覚するとおりる、という表現に、あきらめると諦めきれないものが見えてくるを思い出した。

旅行のことを考えないと。新潟は飛行機移動になるから却下。ライブに体力を残しておきたい。青森の他に、岩手と秋田、福島。行ったことないのは岩手。でも他の3県もライブで行ったから、あんまり観光はできてないのよね。こないだ行ったブックカフェは東北のガイドブックが少ない。図書館のはほぼ貸し出し中で、1冊だけ予約してある。迷っていた広島は沢山あるんだけど、広島も行きたかったけど、前の週が名古屋だから、近いと休み取るの気が引けるので、少し離れた仙台にした。仙台の翌週が宇都宮だけど、ここは東京から日帰りできるから、倍率高いと踏んで仙台。名古屋が取れれば万々歳。