2023.11.1
昨日で近所のパン屋の季節限定アップルパイが終わりになるから、昨日の帰りに2個買って、その日に1個、今日1個食べる予定だったのに、昨日2個食べてしまった。あーこれ食べたら気持ち悪くなるだろうなと思いながら食べて、なった。やけ食い。週5日1日8時間労働はおかしいと気が付いても、何にもできない。そうじゃない働き方ができる業種へ転職できるスキルもないし、引き抜いてくれる人脈もないし、隠居できるくらいの貯金もない。気が付いても何にもできないなら、気が付かないほうがいくない?気が付かなきゃ変えられないと言うけど、気が付いたって変えられないんだよ。私にないものを持っている人がうらやましい、私がほしいものを手にしている人がうらやましい。いいなあいいなあ。
「らんまん」が最終回を迎えた後、「らんまん」は構成がうまいと書いている感想を何個か目にしたけど、自分には構成が上手いが何を指すのか分からなかったので、それが知りたくて、具体的に構成のうまさを書いてある感想を探したけど見つからず、あ、放送大学の文学批評の教科書に書いてあるかもと見てみたら書いてなくて、ネットで調べたら「ロラン・バルト」の名前が出てきて、この人の本読んだら分かるかなと図書館で検索してみようと思って、終わっていた。先週の「ブギウギ」が梅丸のストで終わらず、最後に香川パートを入れてきたのはなんでなんだろうと考えていて、大和さんの要求に休暇が入っていて、スズ子たちが1週間の休暇に入る→香川から法事の連絡がくる→休暇だしスズ子がいく→産みの母のことを知る→両親には言わない→歌に変化という流れが、スムーズで、あと、香川パートが独立したことではなく、うーん、うまく言えないんだけど、自分にだけ衝撃的なことがあっても、いや、自分にだけじゃなくて例えば、今ガザで起きていることとか戦争があっても、世の中は昨日と変わらず進んでいくじゃない。それが当たり前なんだけど、でも時々なんでだろうと思うことはあって、スズ子は香川でのことがあって何かが変わったんだけど、両親には言わないと決めたから、スズ子の周りの日常は香川行く前とそのままで(六郎は知っているけど)、変わらない日常の中でのスズ子の変化が、歌に現れたのかなと。何かいているか分かんなくなったけど、構成が上手いってこういうこと?と思った。放送大学で勉強していたことまたしたいなと思うし、新聞読んでて分からないこと勉強しようかなと思うんだけど、つい趣味を優先してしまう。
「大奥」どっから書いていいか分かんないくらいに、全編すごかった。ドラマ終わったら漫画読み返そうかな。
仕事がつまんない。こんなつまんないことに時間を使いたくないけど、しょうがないじゃん。明日行けば3連休。早く休みたい。長く休みたい。「新し女は瞬間である」で、一枝が平塚らいてうに初めて会うシーンが出てくる。そこが面白い。一枝の父は画家で、子どもの一枝に絵をかかせようとしたが、一枝は絵をかくのが嫌で仮病を使ったりして、なんとか描くことから逃げていた。東京へ行きたいと言うが、女に教育はいらないという考えの父は認めない。父の兄が、芸術大学に入るといいと助言してくれて、父は兄に一目置いていたため、それならと認めてくれる。しかし、その学校は女性の入学が認められておらず、一枝は絵画の学校に入学する。東京にいるためだが、どうしても絵を描くのが嫌で、そこもさぼりにさぼって、結局辞めてしまう。そのくらい絵を描くことが嫌いなのに、それまで何度も何度も手紙を出していた憧れのらいてうに「あなたは絵を頑張って」と言われると、嫌いだと言えず「はい、頑張ります」と言ってしまう一枝。かわいい。それまでもらいてうの知識の広さに圧倒され、しかも緊張もあり何にもしゃべれないんだよね。なかなか読み進まないけど、半分は越えたし、次の予約が入っていないので延長してもう少し長く借りよう。
「悩んでもがいて、作家になった彼女たち」、「女を書けない文豪たち」のイザベラ・ディオニシオの新刊。10人の女性作家が3つに分類されて紹介されている。最初の1つ「恋愛マスターたちの文学」で、与謝野晶子、宇野千代、瀬戸内寂聴を取り上げているんだけど、後の2つ「気がつけば仕事が恋人」の樋口一葉、円字文子、向田邦子、有吉佐和子、「我が道を往く」の林芙美子、森茉莉、幸田文に比べると、このパートだけ妙にテンションが高いのはなんでなんだろう。まあ、全編このテンションだと読みにくいなと思っていたので、落ち着いてよかったけど。本を読んだことあるのは、向田邦子、有吉佐和子、幸田文。林芙美子は「放浪記」途中まで。宇野千代は去年鎌倉の古本屋で特集雑誌を買った。今まで誰にも言ったことがないけど、実は向田邦子が苦手。これはちょっとショックで、人気高いし、女性作家なのに。有吉佐和子は有名な「恍惚の人」「非色」「複合汚染」は読んでことないので読んでみたい。一番読みたいのは、森茉莉。BL作家として有名だけど、BLというか恋愛ものへの関心が薄いので、小説よりは、エッセイを読みたい。なぜなら、一人の時間とか一人で死ぬ特集の雑誌を買うと、その中で本が紹介されていることが多いのよ。だから、よく知らないんだけど、一人が好きな人なのかなと勝手に思い込んでいる。本によると、父森鴎外に溺愛されて育ち、身の回りのことは全部女中がやってくれたので小学校に上がった時位は一人でまっすぐ歩くこともできなかったとか。まじ?最初の結婚も夫の実家が裕福だったため、それまでと変わらぬ生活を送り、19歳で夫の都合でパリへ引っ越す。パリでの生活も楽しんでいた茉莉だが、パリ滞在中に鴎外が亡くなる。その後夫と離婚。後に再婚するも、また離婚。働いて自立することはなく、親戚のつてで翻訳や文章書いて、実家ですねかじりの生活を送る。しかし、鴎外の著作権が切れて、印税での生活が立ち行かなくなり、着物や貴重な本を売って生活をする。その時はボロアパートに一人暮らしだったみたいだけど、悲惨な感じはなく、本人はケロッとしていたとか。本格的な作家活動に入ったのは、50歳を過ぎてから。で、84まで生きた。イザベラさんは小説よりエッセイの方が好きみたいで、少し本文が紹介されているんだけど、耽美と評されることの多い森茉莉の文章、読めるかなとちょっと不安になってきた。あんまり好きじゃないのよね、耽美。この中だと有吉佐和子、幸田文の文章が好みなんだけど、幸田文は森茉莉と真逆と紹介されている。
アメリカのZ世代へのアンケートで、映画やドラマに、「アロマンティックやアセクシャルのキャラクターをもっと書いてほしい」が39%、「プロットの大部分いセックスは必要ない」が47.5%だって。恋愛描写のステレオタイプに対して「大切な誰かを見つけることが、幸せになるには必要なことだと、若者に押し付けているんじゃないか」、「男性が女性に嫌な態度を取るが、最終的に彼女がその男を好きになるやつ」に対する否定的な意見、「男の子と女の子の友情が、ある時点から恋愛に発展するってやつが嫌い。友達のままでいさせろよ」。これは、今後の映画やドラマが楽しみだね。
明日行けば休み。明日行けば3連休。明日行かなくても休みたい。仕事がなければ、私はこんな風に虚しさを感じたり、自分を無能だ役立たずだと責めずに済むんだろうか。
アマプラの見放題にケリー・ライカート作品が来ている。と、書いているが、よく知らないんだ、この監督のことは。ただ、ここ最近映画館でよく上映特集が組まれているので気になっていた。いい機会なので見よう。今アマプラで「遊園地殺人事件」というドラマを見ている。何見ようかなと探している時に、サムネが女性3人でうち2人が中年だったので、次に見るリストに入れておいた作品。サムネだけで決めたからどういう作品か分からず見始めたら、フランスのコメディだった。主人公のサンドリーヌは正義感強めで暴走しがちな警察補助員。駐禁の取り締まりが仕事なのに、スリを目撃して追っかける。見失ったそのスリが、遊園地のお化け屋敷で死体で発見される。事故で片づけようとする上司に、サンドリーヌは殺人だと主張するが、警察補助員だから相手にされない。サンドリーヌは勝手に遊園地の潜入捜査に入る。フランスのドラマって「アストリットとラファエル」しか見たことないかも。作品数が多いのがアメリカとイギリス、最近だと韓国だから、見るのも偏っているので、いろんな国のドラマ見るの楽しいかもしれない。
耐えた先に待っているのは、なんだろうと考えてはいけない。ただ、毎日の生活を送ることだけを考える。将来のことを考えてはいけない。先のことを考えると精神によくない。精神だけは保っておかないといけない。仕事が嫌なのに、働けなくなるのが一番怖い。だって給料入ってこないもん。親がいなくなって一人になるのも怖いけど、一人になっても給料が入ってくると思えば、なんとかやって行けるかもしれない。いや分かんないけど。親が亡くなったら鬱になるかもだけど。鬱になって働けなくなって給料も入ってこなくて一人って、そうなったら死のう。どうせ死ぬどうせ死ぬ。考えたらだめだ。生きているだけでいいと思えない社会に住んでいるんだから、生きている以上のものがあったほうが幸せだよね。仕事以外は幸せなんだけど、生活が仕事の上に成り立っているから不安でしょうがない。長生きが怖いけど、できないかもとも思っている。食事の栄養バランスは偏っているし(同じものばっかり食べてるから)、運動不足だし、座りっぱなしだし。80まで生きたらタバコ吸うつもりだったけど、タバコは諦めよう。長生きも怖いけど、死ぬのも怖い。