2021.12.22

アマゾンで養護施設や子ども達の関わる団体にクリスマスプレゼントが送れる企画があって、どっかに送ろうかなと見ていたら、過去にボランティアに行っていた団体が出てきた。早速送ったら、届くのが25日だった。サンタ気分。18歳以下への給付が半分クーポンにするとか、ごちゃごちゃやって結局年内には間に合わないよね。微々たる贈り物だけど、子ども達の役に立つといい。クーポンにするとか、一括現金給付だとか、自治体に任せるとかでもめてるけど、そもそも18歳以下で区切るのがおかしい。全員に給付しろ。

髪が伸びてきて、癖が出てきた。前回行ったときは担当が怪我で休んだので、違う人に切ってもらった。担当はもう5年位お願いしている人で、その人に切ってもらったら、1ヶ月では癖が出てこないので、私の髪質分かって切ってくれてたんだなと分かった。襟足も浮いてきちゃったし、コロナ口実に半年くらい美容室行かなかったけど、次は早めに行こう。行く、ぞ。いや、でも、最近休みの日は散歩に行くくらいしかでかけなくて、寒いから絶対ニット帽をかぶっていく。そしたら髪ぺしゃんこになるから最初からブローしたりせず、起きたまんまのぼさぼさの頭に帽子被ってごまかしている。休みの日ごまかせるなら、ちょっと先延ばしにしてもいいかな。

「アライブ がん専門医のカルテ」というドラマを見ている。去年の1月クールに放送していたドラマ。主人公は松下奈緒演じる、腫瘍内科医の恩田心。腫瘍内科医とは、がんの薬物治療の専門医。心の夫、匠は交通事故で意識が戻らないままでいる。匠の父、京太郎が夕食を作りに訪ねてくるなどして、息子、漣との2人暮らしを支えてくれている。心の勤める病院に、木村佳乃演じる、外科医梶山薫が赴任してくる。何かと心を気にかけ助けてくれる梶山。2人は親しくなるが、実は梶山には抱えている秘密があった。ここからネタバレ。実は、匠を手術したのは梶山で、彼女は判断ミスを犯し、匠を助けることができなかった。心を支えるために、彼女に近づいた梶山。本当のことを打ち明けようと思った矢先、匠の容体が急変し、亡くなってしまう。梶山の医療ミスをかぎつけたジャーナリストが、心に接触してきたところまで見た。匠が亡くなった後、京太郎が悲しみのあまり、鬱のような症状を発してしまう。医師として母として、やることがあるから悲しんでいられないと必死で頑張る心は、京太郎に受診を進めるが、さすがは医者だ、こんなときまで冷静でいられるんだと言われてしまう。この回を見て、自分は本当に心の冷たい人間だと思った。京太郎がショックを受けている姿を見て、心が京太郎のことまで背負うことはないんじゃないかと思ってしまったのだ。連のこと、仕事のこと、将来のこと、心自身の気持ちの整理と、必死で頑張っている心を見て、そう思ってしまった。その姿を見た、腫瘍内科の部長が、グリーフケアの話をしてくれる。まず、悲しみを認めること。人と、特に家族や親しい人と悲しみを共有すること。儀式、葬儀などをすること。儀式をすることが気持ちの整理をする、ひとつのきっかけとなるらしい。心も京太郎も悲しみを表現することが上手くできなくて、心は忙しくすることでごまかし、京太郎は鬱のような症状に陥ってしまった。心が京太郎の話を聞いて、一緒に悲しむことは、心にとっても必要なケアだったんだな。ここまで見て、本当に自分は自分のことしか考えていない人間だなと、ちょっとうんざりした。自分は、うまく悲しむことができないかもしれない。一人の時は散々泣けるけど、人に話すことはできないかもしれない。心は内科医なので、手術はしない。患者の話や希望を聞いて、関わっている他の科とも連携を取って、患者の薬を決める。投薬を続けるか、緩和ケアに切り替えるかも患者と決める。でも、手術が終わった後、家族がお礼を言うのは、執刀した外科医に対してだけだ。1話でそういうシーンがある。心は仕方がないと言う。確かに、手術をしてくれる外科医はありがたい。でも、実際には手術前も、手術中も、たくさんの人が関わってくれていて、そのことに気が付かされる。脚本は、今年の夏放送していたドラマ「うきわ」の倉光泰子さん。「うきわ」もいいドラマだった。ウィキ見てたら、ヤンシナの大賞とった方で、その脚本読んだ記憶がある。次の受賞が決まるまで、ネットで受賞作品が読めるんだよね。なんで知っているかというと、「女神の見えざる手」の脚本家が、独学で脚本書いて、その方法が、脚本を半分読んで半分書くというもので、それがおもしろそうだから当時真似していた。ただ、ネットで読める映画脚本がほとんどなくて、ヤンシナとかラジオドラマの脚本をネットで探して読んでいたから。英語だと沢山あるんだけどね。ヤンシナ調べてみたら、今日、次回のシナリオ募集を開始いていた。しばらくは今の受賞作が読める。