2024.4.26

前にやっていたボランティアから電話があって、コロナが落ち着くまで休会となっていますが、どうしますかと聞かれた。辞めた気でいたので、電話までもらって確認されて申し訳なかった。そのボランティアは年に1回募集をしていて、毎年数人らしいんだけど、なぜか私が入った年は14人もいた。事務局の人たちも驚いていた。電話をくれた人は同じ年に入った人で、聞いてみたら今も続けているのは、その人含めて3人で、他1人が家庭の事情で休会中らしい。ボランティアも続かなかったな。ここは2年位かな。もう辞めようかなと思っている時にコロナ禍に入って、渡りに船と思ったわけ。仕事が散々だから、別のところで人の役に立ちたいと思ったわけ。まあ、要は自分のためで、多分さ自分を認めて自分を褒めてが邪魔をしたんじゃないかと思うわけ。

「やがて海へと届く」を見た。感想にはネタバレあり。真奈は親友のすみれが行方不明になり、すみれの恋人遠野や母親が、もうすみれは亡くなっているかのように話すのが受け入れられない。形見分けにもらったすみれのビデオカメラを、真奈は見ることができない。

2人は大学時代に出会った。サークルの飲み会で輪に入れない真奈は、お酒を飲みすぎて具合が悪くなる。すみれは誰とでも話せるタイプで、周りにもなじんでいたが、真奈の様子が気になり、トイレまで様子を見に行く。つまらないから抜け出そうかと、2人で店を出る。仲良くなった2人は、すみれの事情で真奈の部屋で一緒に暮らすが、すみれが部屋を出て遠野と同棲することで、2人の間に距離ができる。新しい部屋に荷物を運び入れた後の、すみれを見つめる真奈の表情がとてもよくてね、この時は真奈側の視点から語られるので真奈の表情にフォーカスされて撮られていたけど、これを後半すみれ側から見たら、もうね、胸が締め付けられる思いなのよ。岸井ゆきのさんはいつも素晴らしいけど、ここの表情が特によかった。

真奈はレストランで働いていて、店長の楢原とは仕事終わりの職場でこっそりお酒を飲んで話したり、仲がいい。ある日、楢原から店に電話があり、少し遅れるから店を開けておいてほしいといわれる。しかし、なかなか店に来ないため、心配したコックの国木田が様子を見に行くと、首をつって亡くなっていた。ショックを受けている真奈に、国木田が休みを取って旅行に行ったらいいと勧めてくれる。真奈は国木田の運転で、東北へ向かう。ここで、一人旅に行ったすみれが、東日本大震災で行方不明になっていたことが分かる。

現地で真奈は、震災で家族を亡くした人を撮影している女性に出会う。なぜ撮るのかと聞く真奈に、女性は、なんとなく残しておきたいんだよねと言う。親友が行方不明だと言う真奈に、女性はあなたも話すかと聞くが、真奈は断る。東北から戻ってきた真奈は、決心がついたのか、ようやくすみれが残したビデオカメラの映像を見ることができる。

ここから、すみれの視点に切り替わる。真奈がサークルに勧誘される場に、突然現れたように見えたすみれだが、実はその前から自分が落としたポーチを拾ってくれた真奈の姿を見ていた。飲み会の場でも離れた場所にいる真奈を見ているすみれ。すみれが真奈の部屋で暮らし始めた日、真奈がすみれにどうして色んな人と話せるのと聞くと、すみれはチューニングを合わせると答える。真奈は自分がなくなりそうで怖いというが、すみれは色んな人と会っているうちに本当の自分を引き出してくれる人と出会えるかもしれないという。それを聞いた真奈は、自分にはそういう人がいると言う。すみれは焦った様子で、同じ大学の人じゃないよねと聞くが真奈は答えない。きっと、すみれのことだったと思う。でも、すみれは真奈に好きな人がいると勘違いした。遠野に一緒に暮らそうと持ち掛けるとき、すみれは真奈とはずっと一緒にはいられないからと言う。そして、引っ越しのシーンですよ。必死に涙をこらえようとする真奈と、真奈の視線を感じながらもなんとか気持ちを落ち着かせようとするすみれ。2人はお互いをきっと好きなのに、ずっと一緒にはいられないと思った。なぜなら女性同士だから。

最後、カメラの前ですみれに語り掛ける真奈。すみれが亡くなったことを、受け入れることができたと分かる。

国木田役の人、見たことあると思っていたら、思い出した。ワンダーウォールだ。これ調べないで出てきたとき嬉しくなる。敏は「はや」と読むのか。ふと、東日本大震災を描いた作品は多くて、こないだ見た「天間荘の三姉妹」もそうだし、「自転しながら公転する」では主人公が東北にボランティアに行っていたり、結構見るけど、今回の能登はどう描かれるんだろう、と思った。

休みのことだけ考えよう。旅行、暖かいを通り越して暑そうなんだけど。勘弁してよ。ただ、雨はあたらないかも。そうなると、服装も考え直さないと。今回アウトドア用品店で買った、土踏まずをサポートして長く歩いても疲れにくという靴下を履いていくつもりなんだけど、これが靴下と聞いて思い浮かぶような、典型的な靴下の長さをしている。当初の予定だと、雨に濡れないようにくるぶしよえり少し上の丈のスカートに、短めの長靴にこの靴下を合わせる予定だった。靴下が長靴から若干でる形。しかし、雨が降らないので、長靴をやめてスニーカーにすると、この長さの靴下が全然合わなくなる。脚が太く見えるので、スニーカーにするなら、スカートではなくフルレングスのパンツにして、靴下を見えないようにしなければならない。なのでスニーカー履くときの靴下は、スニーカーソックスにしてたんだけど、効能に惹かれて普通丈を買ってしまったのでね、靴下優先で服装を考える。

諦める運を天に任せる他力を待つ。とにかく考えない悩まない。もう今のところでは頑張れないと選択したのだから、現状は受け入れなければならない。もうやだ。あーまずいまずい。もっと早くから一人で生きていくことを考えるべきだった。長く続けられる仕事を見つけるべきだった。後悔ばっかり。これでいいと、思えたら楽だろうな。これでいいこれでいい。これがいいとは言えない。だって嫌だもん。選べるなら絶対に選ばない。選択肢があるなら絶対に違う方を選ぶ。

「Chatter」、「今を生きろ」とよく言われるが、人間の初期設定として、起きている間の1/3から1/2は、いまここから離脱して、内面世界を漂っているらしい。そうなの??じゃあ、仕方なくない?しかも多くの人が内なる声と会話しているらしいよ。だったら、なんでストレングスの研修会みたいの出たとき、自分の中の声と話してるって人3人しかいなかったんだろ。20人くらい参加者いたと思ったんだけど。内なる声は助けになる時も当然あるんだけど、ストレスがたまったり、厄介な感情にさらされているときに、チャッターに変わってしまうらしい。それをコントロールしましょうと言うことで、その方法が書かれている。これは、初期設定が悪いよね。で、初期設定だから文句を言ってもしょうがない。

店でレジ袋が有料になってから、それまでレジ袋をゴミ袋に使っていたので、なるべく買わないようにしようと決めて、例えばネット通販したときに袋に入っていたら、それを使ったり、職場で備品頼んだ時に入っていた袋をさりげなく(?)持って帰ってきて使ったりしている。こないでユニクロでドレープパンツが安くなっていたので通販したら、縦に折りたたまれて、細長い袋に入って届いた。見た瞬間、ペットボトルを立てに入れれば、ゴミ袋に使える、とひらめいた。

ユリイカ」読んでいたら、ショーン・ベイカーの新作について書かれていて、このタイトル見たことあるとアマプラで調べたら、あった。とりあえず後で見るリストに登録して読み進めたら、映画の内容に触れていて、この映画ちょっと、倫理的に無理かもと思った。まあ、無理して見なくてもいいし。