2024.4.22

レンタルで、またマルジェラのバッグを借りてしまった。丁度今借りているのがそろそろ返却だからいいタイミングだった。

土曜日はいつもの家事。図書館から借りている本が読み終わったので、積んであった「未来からきたフェミニスト」を読む。北村兼子と山川菊栄について書かれた本で、北村兼子は寅子たちより前に、大阪で法律を学ぶ。といっても、当時女性の入学は認められていなかったので、聴講生みたいな立場で、男子学生より優秀な成績を収めても、卒業はできない。兼子も、よねやききょうのように、努力しない女性たちに対しては厳しい態度。モデルとなった三淵さんも同じ考えだったというし、寅子の考え方は当時としてはかなり先進的。

午後から趣味の集まりに出るので出かける。寒い。結局先週考えていた服装はできなかった。さて、この集まりが原因で私の落ち込みがはじまる。結構の人数が集まるので2つのグループに分かれて、そのグループ内では自由に座っていいんだけど、なんとなく来た順につめて座る。そしたら、隣とその隣が久々にあったみたいでずーっと2人で話してる。しかも一人の声が大きいので少し離れている他の人の声も聞こえなくて、そこにも入れない。久々で話したい気持ちは分かるけど、気使えよと思った。悪気はないのは分かってるんだけど、仕事でも軽んじられた後だから、プライベートでもそうなんだと落ち込むわけ。しかも、うまく話せなくて、なんか軽んじられていると思うと、私なんかといじけて全然話せなかった。終わった後の飲み会も断って帰って来た。最近はなかった、あんなこと言わなきゃよかった、こう言えばよかったの内省が始まってしまった。そしたら、全然関係ないのに、仕事がだめだめだからこうなるんだ、だから仕事もだめなんだと、自分を責めて辛くなっていた。自分で自分を追い詰めてどうするの。

帰ってから、「未来からきたフェミニスト」はちょっと読めなくて、A24特集のユリイカを読み始めた。でも、集中力が続かなくて、今週も録画を忘れた「イップス」をTverで見る。ミコが提示する証拠は、決定的とは言い難いので、犯人はいくらでも言い逃れできそうだけど、ミコに説得されて、決め台詞「もがき続けていれば人はリスタートできる」、そのための一歩として、自首が必要なんだろうなと思った。だから、証拠は弱くてもいいだよね。と、見ながら考えていたら、あれ、感想出るじゃん、集まりで上手く話せなかったのって、内容自体がおもしろいと思えなかったからかもと思ってきた。面白くないもののどこが面白くないのか考えるより、面白いもののどこが面白いか考える方が好きなんだよね。自分のせいじゃなくすると、少し気が楽になった。

とはいえ、本が読めないし、レンタルのDVDも全部見ちゃったし、次に何見るか選ぶ気力がないので、さっさと寝ることにした。落ち込んで笑いがほしいから「Y2K新書」の2回目(金曜日に1回目聞いている)聞こうかなと思ったけど、3人の物語についての解釈を聞くと、自分が上手くできなかったことを思い出してさらに落ち込みそうだからやめる。柚木さんが出ているシンラを聞く。

日曜日、家事やって、本とDVDを歩いて返しに行く。散歩に行ったら絶対絶対昨日のことでおもちこむと思うと、行く前から気が重い。でも返しに行かないと。「働き方全史」は結局最初に40ページくらい読んで、そのまま。読まないまま返すことにした。DVDは新作110円のクーポンが来ていたけど、ここ2週で気になるのは借りていたし、借りたいなと思うのは貸出中だしでやめた。「Y2K新書」聞いて久しぶりに下妻が見たくなっていて、もし新作で借りるのあったら一緒に借りようと思っていたけど、新作ないし、来週は東京なので平日に返しに行くのがめんどくさいのでやめた。

家帰って家事して、その後ユリイカと「未来からきたフェミニスト」を交互に読んでいたら、突然、「下妻物語」が見たいとの気持ちがよみがえり、アマプラのレンタルで調べたら400円。いつもならセールで100円になっている作品しか借りないので、大盤振る舞いで借りた。なんかさ、見たいもの見ればいいじゃんと思った。いつ振りかもわからないくらい久しぶりに見たけど、やっぱり面白い。子どもの頃から妙に冷めたところのある桃子が、イチゴのことを大切だと思うようになったり、大きなチャンスを目の前に幸せをつかむことの怖さを実感したり。失恋したイチゴが、桃子に電話して、女は人前で泣かないと言いながら泣いているイチゴに、背を向けてここには誰もいないよという、桃子。このシーンがいい。イチゴはイチゴで、過去にいじめられていた経験から、ポニーテール(漢字が分からない)のメンバーを大事にしていたけど、自分のポリシーに反することをするリーダーが許せなくて、そのとき桃子みたいに一人でも立てるやつになりたいって思うんだよね。素晴らしい友情。ゆっきゅんが自分の好きが全部詰まっているみたいなこと言っていて、そしたら、テーマ曲を川瀬智子が歌っていた。

眠くなってきたので、少し寝る。昨日の夜中々寝付けなかったからなあ、しょうがない。安住さんのラジオ、テーマが勘違いしていたこと。よく歯磨き粉のCMで流れる「トラネキサム酸」を、人名「トラネ キサムさん」だと勘違いしていたとのメールに、思わず吹き出してしまった。誰だよ。辛いときの笑いに救われる。

大河で、さわが「私をのけ者にしたでしょ」と、まひろが寧子と2人で盛り上がっていたことに怒って、いじけているの見て、同じと思った。ただ、まひろに悪気はなかったと思うよ。まあ、さわも分かってると思うけど。道綱がさわとまひろを間違ったことも、さわが家に居場所がないのも、まひろの態度とは関係のないことだけど、1個だめだと、関連付けて勝手にいじけちゃうよね、分かるよとなった。でも、まひろからの手紙を受け取らないまでにいじけているのは、ちょっとびっくり。予告でまひろを心配していたような描写があったから、これからも友達でいられるね。

ユリイカが面白い。そろそろ寝るから読むのやめようと思ったら、北村紗衣さんと児玉美月さんの文章が続くので、そこまで読んでしまった。

まーた寝れない。あ、京都混んでいるなら、どこか検討しようと、集まりの後に本屋寄ってガイドブック見てくるつもりが、内省してて忘れいていた。やっぱり土日は人が多い。警備員立っている場所もある。あーどうしよう。と、悩みだしてまた眠りが遠くなる。

ただでさえ憂鬱な月曜日がさらに憂鬱。引きずるタイプだからね―嫌になるね。これで仕事が上手くいっていたらこれほどいじけなかったのか。さわは、まひろに気持ちをぶつけられるけど、多分まひろは出来ないタイプで、だから、書く。私もできないタイプなので、書く。そして(?)、違う場所がいいんじゃないかと思い、他の集まりを探してみたら、ポジティブ心理学関係のイベントで知り合った人が出てきて、あの頃色々なところに顔を出していたから、その時の知り合いにあう可能性があるのか、それは嫌だと思った。いや、それ系を避ければ大丈夫か。西森さんが、虎に翼の花江とさわは、重なる部分があると書いていて、言われてみればと思った。大河の方は分からないけど、朝ドラの方は確実に様々な境遇の女性を書くことを目指しているよね。私も花江、さわ側だから、嬉しんだよね。自分もいていいんだなって。