2021.3.18

DVDで「ライド・ライク・ア・ガール」見たら、クランベリーズの「Dreams」がかかって、「恋する惑星」思い出した。懐かしい。フェイ・ウォンの「夢中人」。ネットフリックスにウォン・カーウァイ作品が入ると知って、戻ろうか悩み中。アマプラの「サウンド・オブ・メタル」も見たい。リズ・アーメッドがアカデミーの主演男優賞にノミネートされた作品。でも、サンクスシアター全然見れてないし、でも、去年から今年の最初にかけて、コロナの影響で全然映画館行けなかった時期の作品が結構もう配信に入ってきてて、気になる。「ライド・ライク・ア・ガール」のマネージャー役の女性、何かの作品で見たことあるんだけど思い出せないし、調べても出てこない。

3月の最初くらいに派遣で来た男性、20代中から後半くらいだと思うんだけど、社交的で明るくてすっかり職場になじんでいる。自分は社交的じゃないと自覚して、そうなろうとは思わなくなったけど、彼を見ているといいなあと思ってしまう自分もいる。

こないだ美容室行ったとき、アシスタントさんと、春服買いたいけど、どうせコロナで出かけないし、人に会わないから我慢してるって話した。その美容室の近くによく服を見に行く店があるけど、我慢して寄らずに帰った。その人に、顔乾燥してますねって言われて、クリームのこと正直に話したら、じゃあ、皮むけが収まったらきれいな肌になるんですねって言われて、そう信じて耐えてますって答えたら、頑張ってくださいと言われた。優しい。

「働くことがイヤな人のための本」という本を、タイトルに惹かれて買った。著者は哲学者の中島義道さんで、カバーが杉田比呂美さん。葉村晶シリーズの表紙描いてる人。解説が斉藤美奈子さん。これは、タイトルに惹かれて買った人は、斉藤美奈子さんの解説がないと意味が分からないと思う。「この本がグチャグチャして見えるのは、社会のしくみの話抜きで社会との接し方について語ろうとする、その根本的な矛盾に由来するように思います。」「社会的な不平等は構造的なものだと私は理解しています。それを個のレベルで説明しようとしても、どだい無理な話じゃないんだろうか。」「私が「仕事」と聞いてイメージするのは、とにもかくにも賃労働です。一方、本書でいう「仕事」が一方向に大きく偏っています。著者の言葉を借りるなら〈哲学や文学あるいは宗教や芸術という名の仕事である〉。」解説まで読み終わって、この本には20,30,40,50代とそれぞれ悩みを持った人が書かれているんだけど、そのほとんどが20代働きたくな引きこもりの大学生男子への言葉なのもうなずける。

隣の部屋に数人集まっているみたいで盛り上がっている。何回かあるし、気になったことなかったんだけど、今日は気になる。完全に私の心持なんだけどね、ああ、一人だって思い知らされる。またやってきたのよ、ぐるぐるが。何しても集中できない。買い置きしているチョコとパン食べてしまいそう。嫌なことばっかり思い出して、自分のこと責めて、泣いて、お隣は楽しそうでいいな、集まり断っちゃったけど行きたかったな。