2023.3.9

余生2日目にして、長い。すでに長い。まだ木曜日で明日も会社に行かないといけない。長い。

「私の解放日誌」を見終えた。最後に解放クラブの面々が出てきた。私は3人の恋愛のこれからよりも、クさんのこれからよりも、解散クラブの4人がそれぞれに書く日誌の方が気になる。どんな解放を望み、どんなことを日々考え、日誌に書くのか。書籍化してくれたら買うのに。お母さんが急逝して、それから3人もお父さんも変わった。会話をするようになったし、お父さんも家事をするようになったし、励ましや労わりの言葉をかけあうようになった。表情も豊かになった。多分、お母さんが生きていたらしてあげたかったことなんじゃないかなと思った。生きているうちにできたらいいけど、いなくなって初めて気が付いた。もっと話を聞いてあげればよかった、もっと優しくしてあげればよかった、もっと家事を手伝ってあげればよかった。続いて「シスターズ」を見始める。前に深澤真紀さんがこれと、「アンナ」を勧めてた。「アンナ」は好みじゃなかったけど、こっちはどうかな。インギュの先輩、見たことあるなと思ったら、「グリーン・マザーズ・クラブ」のチュニさん。チュニさん、ウンピョにひどいこともいっぱいしたし、卑怯な面もあるけど、嫌いになれないんだよね。これから見ようと思っている韓国ドラマ、ほぼネットフリックスオリジナルで、韓ドラはネットフリックスと好みが合うな。「ベター・コール・ソウル」の最終シーズン後半、最終シーズンを楽しみにしていたんだけど、いざ見始めたらそれまでの話を忘れているからか、あんまり楽しめなくて、後半を見る前にこれまでのシーズン見た方がいいのかもしれないけど、5あるから長いんだよね。どうするかなと迷って、韓ドラ見始めている。

余生はもっと長い目で見た方がいいのかな。長い余生の一日なんだから、無駄に過ごしたっていいか。無駄な一日を毎日重ねて、本当に役立たずな人間になってしまいそうで怖い。求人情報をまた検索しそうになるのを止めている。どうせ落ち込むだけだから。非常勤の公務員の女性が、仕事に役立つ資格を取ろうと思ったけど補助してくれなくて自分で勉強して、仕事にやりがいはあるから正社員の応募をしたけど、それまでも非常勤だったから経験を考慮されなくて、はねられて、採用された未経験の年下男性に彼女が仕事を教えることになった。官製ワーキングプアの問題を提起する記事を読んだ。非常勤の半数以上が女性。優秀な女性が安く不安定な雇用条件で働いているのは問題だと思う。それは分かっているけど、優秀なってつくと、それは優秀じゃなかったらいいのか、いや、そんなわけはないし、記事だってそういう主張はしていないんだけど、勝手にいじけている。何回も書いているけど、優秀な女性が安い給料で働かされているのは問題だと思うけど、優秀じゃない自分は僻みを覚えてしまうんだよ。やだやだ。僻みっぽい自分が本当に嫌になる。優秀な女性が適当な給料を得て安定して働いたって、自分は何も失わないのに。僻みっぽくて自己中心的な自分が本当に嫌になる。自分の状態に満足したないからだって言われたらそうなんだよ。全然満足してないの。自分の不満足と、彼女たちの状態が救われることは何の関係もない。でも、自分の気持ちを否定することもない。彼女たちの状態に心を痛めてなんとかなったらいいとなと思うことと、僻むことは、両方あっていい。いや、彼女たちからしたら両方あっては嫌だろうけど、それは申し訳ないけど、自分としては両方あっていいとする。僻むことも許す。

家重が「役立たずの自分にできることは死ぬことだけ」と言って、吉宗がそう思うということは役に立ちたいと思っているのだと見抜いて、9代目に家重を指名するけど、原作では家重は聡明さを発揮することなく終わるんだよね。役に立ちたいと思っていても立てるかどうかは別。今更無駄な1日を嘆いたところで、すでに役立たずなんだから、嘆くだけ無駄。許すってことは、前に自分がかけてほしい言葉「そのままでいい」に近くて、でも許すの方がしっくりくる。「そのままでいい」だとそんなわけないって、自分で自分に言っておいて反発するから、いい言葉かけではない。「許す」は悪いことだという前提があって、それでも許すってことで、世間的にはもっと崇高で寛大な行為だと思うんだけど、この場合はそうではなくて、投げやりというか、悪いことだって分かってるやめたいとも思ってる、でも、そうできないんだから仕方居ないじゃん、できないならそれでもいいじゃん。みたいな。開き直りかな。つまり何が言いたいかという、私も助けてほしい。私も辛い。そんだけ。彼女たちの足を引っ張ることはしない。彼女たちの辛さと自分の辛さを比べても意味がない。自分の解放を見つけるしかない。

週末に図書館で借りる本がもう1冊増えた。どうしてまとまって届くんだよ。平日英語の勉強してドラマも見てだと、本を読む時間があんまり取れない。本を読む時間を削って使いもしない英語を勉強するのか?今のところ楽しいから、続くとこまで続けよう。

やり直したい。文化系ラジオLIFEのテーマがやり直しで、まだ2回目までしか聞いてないけど、「再読だけが創造的な読書術である」という本を書いた人も出ていて、話されていたのは再読について。再読もドラマも映画も見直したいのは沢山あるんだけど、新しい作品が見たいし読みたいし、古典的作品で読んでない見てないのも沢山あるし、ついつい再読が後回しになってしまう。それこそ老後にやろうかなと思っていたんだけど、もう余生だし、でも、余生長いからまだいいか。年取ると本が読めなくなる人もいると聞いたことがあって、視力の問題、気力や集中力が続かないなんかで、そうなったら長い余生をどう過ごせばいいんだ。

宝くじ買うのやめてその分本買おうと思ったけど、やっぱり宝くじが、5億が欲しい。お金があれば仕事を辞めてもいいという選択肢が持てる。実際にやめなくても、いざとなったら辞められると思えれば、それだけでだいぶ楽になれる。5億あったら40年以上ある余生も余裕で過ごせる。こういう妄想でもしないと耐えられない。もう余生飽きた。余生と思うことで乗り越えることは無理だ。

家重が役に立ちたいと思っていもできなかった。吉宗のせいじゃないけど、吉宗が母親で先代って跡取り娘としてはきついよね。聡明で実行力も決断力もあって、心身ともに健康で跡継ぎを産めて、信頼できる部下に恵まれている。これだけ揃っていても、政治は難しい。加えて家重には先代は素晴らしかったのにプレッシャーもかかってくるわけで。

職場にいる自分が自分じゃなければいいのに。どうして職場にいる自分は自分で、他の誰かじゃないんだろう。求人見てみようかな、いや、見たって同じ結果、見るだけ無駄、どうせ転職なんてできない、もう応募できるところすらないかもしれない。あと1日で休み。またモーニングに行きたいけど、先週2回も行ったし、控えようかな。カフェ行った方が読書は捗るんだけど。寒くなってからずっと食べすぎが続いている。絶対ストレス。明日も仕事とか考えたくない。もう行きたくないよう休みたいよう。太るの嫌だから、食べるのを控えないと。行きたくもない仕事に行ってストレスをためて食べすぎて、座りっぱなしで腰を痛くして、お金のためお金のため。そう言い聞かせて明日も耐えよう。お金のためお金のため。お金のためと思えばどんなことにも耐えられるわけではないけど、明日1日位ならなんとかなるかもしれない。そういう1日を重ねていけば、いつか終わる日が来る。「働く女と○○」というポッドキャストを聞いてみたいんだけど、コンプレックスが刺激されそうで聞けないでいる。「オーバザサン」も時々、あーだめだってなる時がある。前にリスナーからのメールで聞けなくなる時があるって来て、スーさんがそういうときは聞かなくていいから、またいつか戻ってきたほしいってい言っていた。ような気がする。同じ人がいるって思ったけど、物忘霊がついているから、定かじゃない。同じ目線ではしゃいでるって思って聞いてたら、突き放されたように感じるときもある。お二人はバリキャリだし、仕事好きだし、努力至上主義とまではいかなけど、ある程度は報われると思っているし、全てではないにしろ、報われてきた成功体験がある努力家なんだと思う。お二人が悪いのではなく、こっちの僻み根性が出ているだけ。楽しく聞いていることの方が多いんだけど、ごくたまに、そういうときがある。「働く女と○○」も、試しに聞いてみようかな。ダメだったらやめればいいし。3月まだ新しいことしていないから、これにしようかな。

現実を受け入れているから、自分はこんなに不安なんじゃないのか。まだ転職できるかもと思っていた頃は、こんなに不安じゃなかった。まだできることがあるやれることがあると、現状を変えられるかもしれないと思っていた頃は、希望もあった。でも、転職はできない、仕事も変わらない、辞められないと分かって、それが現実で、これからも続く現実で、分かっているから不安になるんじゃないかな。現実なんて見ない方が幸せなのかも。勘違いしている時の方がまだましだった。

社食値段あがるかもしれないって噂が。どこもかしこも値上げ。給料は上がらないし、上げるための転職もできないし、思い出作りなんて一切諦めて倹約すべきだよね。でも、親の介護が始まったら旅行なんて行けないし、行けるときに行っておいた方がいいかもしれないとも思う。