2023.9.14

岸辺のアルバム」、謙作(前回漢字間違えてた)の仕事が東南アジアからの女性の輸入って、ちょっと想像もつかなかった。ドラマの題材になるということは、当時こういうことがあったってことだよね。今は逆。少し前にインフルエンサーの女性がアメリカに入国できなかったって話題になっていたけど、背景には日本人女性が海外で売春したり、現地の人と結婚してそのまま永住権を取るのが増えているのでそれを警戒しているらしい。繁は絢子から話を聞いて知るし、同じころに則子がまた北川と会っていることを知る。律子のことを知っているのは家族で繁だけで、繁自身も神さまは僕に受験勉強をさせない気かと嘆いているけど、かわいそうになってきた。律子みたいに個人の選択だと割り切るのは難しいよね、まあ、3人の出来事を並列に語ること自体が無理だし。律子の態度もちょっと違和感。あんな風に割り切れるものかな。

則子から繁のことで相談を受けた堀先生が、繁に会いに来る。当然繁は詳細を話せないんだけど、平穏に暮らしているのが許せないと言う。詳しい事情を知らないから、堀先生は家族が平穏に暮らせているのはご両親のお陰だ、それを壊そうというのは勝手じゃないかと。繁は雅江の父親みたいになるのが人間じゃないかと思う。

雅江は、今繁たちが住んでいる家に元々住むはずだった。手付を払った後、父親の工場が倒産して家を買えなくなり、その後田島家が購入。雅江も分かっているけど、完全に逆恨みで、でも、川を挟んだ向こう岸のアパートから、雅江の父親は自分が住むはずだった家を見ている。工場が倒産した直後は落ち込んでいたけれど、少しずつ仕事も再開した矢先、妻が他の男と出て行ってしまう。それから2年、仕事もせず雅江の給料で暮らしている。雅江と父親にとって家は幸せの象徴だけど、田島家は全然幸せではない。家を買っても買えなくても、幸せにはなれない。

確かに、田島家は傍から見たら平穏に見えるけど、それぞれ家族だから言えない事情を抱えている。それでも、何でもないですよって、問題なんかありませんよって顔して生活している。というか、そうするしかない。それが大人だし。でも、繁はそれがおかしいと思う。もっと怒ればいいのにと思う。雅江の父親みたいに態度に出せばいいのにと思う。私は田島家のように平気なふりして生活するしか選べなくて、多くの人はそうだと思う。だから、繁が雅江の父親を肯定的にとらえていたのが意外だったけど、繁らしい。

「鋼鉄紅女」読み終わった。中国SFといえばの「三体」は2巻目の途中で挫折したけど、これは最後まで楽しく読めた。「三体」は1巻目の時点でなにがなんだか分からなくなって、当時はカラーしていたから、美容室でカラーの待ち時間に読んでいたら、うつらうつらしてしまって、カラーの様子見に来たスタッフにそんなに難しい本読んでるんですかって聞かれた。最後の展開に続編がありそうだなと思ったら、来年出版予定らしい。「MMFR」やアマプラの「ザ・ボーイズ」好きな人にはお勧め。

まだ1冊も読み返していないのに、百鬼夜行シリーズの最新刊が出てしまった。年内に最新刊を読みたいから、そろそろ読むか。図書館で分冊になっているのを借りようと思っているんだけど、分冊じゃないのは重いから、同じこと考えている人が多くて貸し出し中なんだよね。「姑獲鳥の夏」と「魍魎の匣」はおおよその内容も覚えているから、「狂骨の夢」から読み返そうかなという気持ちと、でも細かい部分は忘れているし、せっかくだから最初からという気持ち。どうすっかな。「姑獲鳥の夏」だけキンドルアンリミテッドの対象だ。読むわ。

「小公女」で最後にミソが生きているの、すごいことかも。ミソに行き場所がなくなって、葬式らしき集まりでどきっとしたって書いたけど、これって、ミソみたいに好きなことを優先して生きていたら、最後は死ぬって物語が多くて、それを見てきたからそう思い込んだのかなと思った。といっても具体的な作品名を出てこないけど。

昨日は出張で、会うと絶対に劣等感をいだいてしまう女性に会って、次の日まで引きづること多いんだけど、今日はなかったな。週末3連休ということも影響しているのかな。ああよかった。ああなりたいのか自分で分かった方がいいかも。今まではなりたかったけど、偽の感情かもしれない。独身女はバリキャリみたいな。でも、その彼女結婚しているんだよね。いい加減な認識。3連休楽しみ。目の経過見るのに病院行かないとだけど、他に用事もないし、読書にドラマ。今日鏡で目の下黒いなと思ったら、くまだった。会社だとマスクしているから見えなくて、家だとお風呂は眼鏡とるし、化粧の時は眉かくときは眼鏡付けるけど、眉しか見てなかったみたい。会社のトイレでなんでかマスク外して鏡見て、びっくりした。最初、眼鏡に何かが反射して黒いのかと思った。そうであってほしかった。目を大事にしなければ。