2024.5.8

NHKスペシャルを見た。サカナクション山口さんのうつを特集した番組。前にツイッターで記事を見つけたので後で読もうとブックマークしていたはずなのに、できていなかったのか、記事が見当たらない。今回探してみて思った、積んブックマークが多すぎる。それはまた別の話。調子がいい日と、何もできない日を繰り返す、いや、日じゃなくて瞬間と言うか、ライブ配信をしたとき、10曲歌う予定が、8曲目でちょっとエンジンが切れましたとやめるとか、スタジオから出て戻ってこないとか。山口さんは自身の状態を記録していて、スタジオに戻れない山口さんは、ベッドで寝た状態で急に何もできなくなったと語る。山口さんはうつは誰の中にもあって、何かの拍子に出てくると言う。15人に1人がうつになる時代、他人事とは思えない。うつはいなくならない、だからどうやって付き合っていくか、うつと肩を組んで生きていく。

春日局」、次の仕官が決まらない正成。5万石だったのに、というプライドも邪魔して仕官の話があっても断ってしまう。おふくはここで畑を買って生活してもいいと持ち掛けるが、俺を馬鹿にしているのかと正成は怒る。前にも同じことを言って怒られているのに、おふくはまた話を持ちかける。子どもの頃、裏切り者のとして城を終われ家族がバラバラになったこと、畑仕事をして自分と兄を育ててくれたお安の姿を見ているし、自分も下働きをしていた経験から、おふくにとっては家族が一緒にいられることが大事で、そのためには自分が働くことを厭わない。おふくは全く正成のことを馬鹿にはしていないんだけど、武士としてのプライドが許さないということか。そこに、平岡殿が訪ねてきて、秀秋の元に戻ってこないかと仕官の話をくれる。喜んだ正成が、ねねに報告に行くと、なんと、秀秋が昨日宇喜多の残党に殺されたという。ええ、びっくり。ねねの話によると、西軍を裏切ったことで心を病んでいたと。

お江与が生んだのは、家光ではなく、長丸と言う男の子で、10か月で亡くなってしまう。男の子なら自分の元から去らないと思っていたのに。悲しむお江与に秀忠は、また産めばいいと無神経なことを言う。この後お江与は女の子を産むんだけど、茶々、お初と3人で話している時に、お初がその生まれたばかりの女の子を嫁に欲しいと言う。それは秀頼と千姫の婚儀の日でお江与は、まだ幼い千姫を手放すことを悲しんでいたのに。秀忠には千姫の婚儀で反対したのに、姉達には何も言い返せないお江与。これ、姉たちに言われるのきついよね。茶々はお江与が長男を亡くしたことに対して、本人にではないけど、徳川に男の子がいたら困るから、亡くなってよかったと言う。茶々はこんなこと言う人じゃなかったのに、豊臣という家を、我が子を守るために変わってしまったのか。「春日局」見ていると、時代がかぶっている「真田丸」見たくなる。でも、一度見ているし、他に見たいの目白押しだから、迷っている。「オードリー」はオンデマンドで見れない。出し惜しみしないで見せろや、こっちは受信料払ってんだよ。という気持ち。

昨日、後2日行けば休みと勘違いしていたので、あと1日で休みのはずが、後2日だ。嫌だ。3日行けばよかったのは先週のことか。週3勤務がいい。入院する人が、病院でも仕事ができるように色々整えていた。そこまでして仕事はしたくないけど、そこまでできるのがうらやましくもある。どっちだよって話だけど、それだけ仕事があって、それだけ必要とされているということ。働かないと生活できないなら、生きている限り仕事からは逃れられないのなら、その方がいいのではないか。分からん。でも、働かないと生活できないのは事実。宝くじを、買わない。ついつい願ってしまうんだけど、前後賞合わせて何億円は当たらない。そりゃ、当たったらいいなとは思うよ。今の仕事辞めて、フルタイム労働しなくてもよくなるし。佳子おばさんは、自由になる方法を結婚することだと言った。でも佳子おばさんは結婚していなかった。自分はもう間に合わないと言った。結婚して得られる自由とは何だったんだろう。「燕は帰ってこない」、面白い。佳子おばさんは結婚していないからこそ、結婚が自由を与えてくれると思いたかったのか。自分が手にできなかったものが、自分を救ってくれるはずだったのに。

VRおじさんの初恋」も回を追うごとに面白くなってきた。直樹がホナミに会ったことで変わっていくと、彼の周りも彼に対して変わっていく。佐々木も澤田もそれぞれに事情があって、なんとか頑張って生きている。加藤の変わりようにびっくりしたけど。前の直樹だったら、ホナミと仲直りしようなんて思わなかったと思う。佳子おばさんはお金を貯めておけとも言った。今後私もうつになるから、そしたら働けなくなって、その時多少なりとも貯金があれば、でも、一生付き合っていかなければならないものなら、働き続けた方がいいのか。一生生活できるほどの貯金があるわけでもないなら、そんなん貯めれるわけない。旅行取りやめて正解だった。お金には限りがあるので使うところを選ばないと。あと、そろそろ部屋探しをはじめなければ。この状況で5月6月旅行入れてたなんて、ちょっと信じられない。キャパも体力もない方なんだから気を付けなければ。引っ越しめんどくさい。

GWに読む予定だったけど、予約の取り消しができない本を先に読まなければならなくなって後回しになっていた「アイネクライネナハトムジーク」を読み始める。伊坂幸太郎はかなり久しぶり。アヒルと鴨のコインロッカーが映画化されたときに原作読んで以来な気がする。2007年だって。そんなに前なの?びっくり。連作短編で、第1話に出てくる織田一真が「来る」の妻夫木君みたいと思った。

あと2日で休み。GW中に本屋に行ったとき、本関連で嫌な思いをしたことを思い出して、それ引きづったままうろうろしているのが嫌で仕方がなかった。あと2日。早く休みになれ。近くにふらっと行けて読書のできるカフェがあるところに引っ越したいけど、図書館とレンタル店へのアクセス、通勤、家賃相場を考えると今のところが一番いいんだよね。カフェだけが問題。歩いて行ける範囲には、あるにはあるんだけど、好みじゃない。何がを説明できないんだけど、好みではないので、2回しかいったことがない。気に入ると去年のマックのように通うタイプだから、行かないということは、そういうこと。マックは引き続きボイコット中で、モーニングのできるパン屋は、パン屋のイートインスペースなので、ゆっくりできる雰囲気じゃないんだよね。まあ、空いている時間帯に行くとできるから、暖かくなってきたし(冬は店内が寒い)、また行こうかな。でも、求めているのは、家で集中して本が読めなくなってきたときに、気分転換にふらっといける店だから、ちょっと違うんだよね。しかし、優先順位は家賃と通勤。カフェなんて贅沢言っていられない。今のところ安いから、エアコン付き求めるとどうしたって家賃が上がる。給料は上がらないのに。通勤のこと考えなければ違うところも選択肢に入れられるのに。辞める選択肢がない以上無理無理。ガイドブックのコーナー見ていてたら、「あの世に持っていけるのは思い出だけ」という、人気添乗員が書いて本があって、立ち読みしたら当然だけど旅行をすすめていた。亡くなった父親が、タイトルの台詞を言ったんだって。著者は父親を連れて色々旅行に行ったみたい。人生は思い出作りといえば、ゼロで死ね。給料が上がらず物価と税金が上がり、年金もろくにもらえなければ、別の意味になってしまう。ゼロになったら死ぬしかない。こっちのほうが現実味がある。