2024.5.7

4連休あっという間だった。昨日のあと寝るで、10連休だった人は今どんな気持ちで聞いてるのかとの話になって、想像して怖くなった。そしたら、又吉さんが充電できたから早く仕事行きたい学校行きたいみたいな人もいるんやろうなと言って、そうだったらこんなに悩んでないだろうなと思った。

5月3日、図書館に本を借りに行く。散歩にいい季節。2冊届いていて、1冊は回送中になっていたので連休中には届くだろうと思っていたけど、もう届いていた。読む本がたまっているから1冊は来週にしようと思ったら、係の人が貸し出しにしてしまい、これはまだ連絡が来ていなかったので来週にしますと言ったら、次に予約が入っている本は取り消しにすると次の予約の人に回ってしまうので、基幹図書館に連絡しなければならず、時間がかかると言われた。待つのもめんどくさいし、図書館から借りているほかの本は予約が入っていないので延長もできるし、予約の入っているこれを優先的に読めばいいからいいかと思い、借りてきた。あとで考えたら、来週の土日で借りに行こうと考えていたけど、3日は金曜日だから、来週の土日は無理で、遅くても6日には借りに行かないといけなかったから、借りておいてよかったかも。連休中に読めたし。二駅歩いて買い物して帰る。早速借りてきた本を読む。「この密やかな森の奥で」というミステリー。読みかけはハン・ガン「別れを告げない」、読むのに体力がいる。

先週NHK放送博物館に行って、あれも見たいこれも見たいと思った結果、NHKオンデマンドに加入してしまった。早速見始めたのが「春日局橋田寿賀子脚本。これで大河3作目なんだって。展示にあった「三姉妹」や「春の波濤」は、全話みられなかった。1話だけとか総集編だけしかないのも多い。昔の作品は残っていないのか。残念だけど、全話みられる作品だけでも沢山あるし、大河と朝ドラ以外にも見たいのあるし、というか、受信料払っているんだから、無料で見せてほしい。ドラマは、おふくが、家光の乳母として江戸城に上がるところから始まる。秀忠は優しく迎えてくれるのに、お江与は硬い表情で一言も発しない。なんでだろうと思っていたら、お江与浅井三姉妹の末っ子で信長の姪、おふくの父、斉藤利三明智光秀重臣。そういうことか、でも秀忠の言うように、おふく関係ないしと思うんだけど、色んな事が積み重なってのお江与の態度だということが、回を追うごとに分かってくる。本能寺の変で裏切り者になってしまった斉藤家は、ここにいては命が危ないということで、利三の友人である、画家の友松と僧侶の長盛に助けてもらいながら、おふくは、母お安の母親の実家である、公家の三条西家へと預けられる。身分がばれてはいけないからということで、下働きとして生きていく、おふくとお安。一方、お江与は、本能寺の変後、姉の茶々、お初と共に秀吉の屋敷にあがる。お市様の子だから、大切にすると言う秀吉だが、まだ11歳のお江与を政略結婚させる。秀吉の元にいるのは嫌だと言う妹たちに、茶々は生き延びるためなら何でも利用するというが、お江与の婚姻に対しては猛反対し、秀吉に抗議する。この辺りは「どうする家康」の茶々像と被るなと思った。ちなみに、茶々が喜多嶋舞、お初は宮沢りえ。茶々は、自分たちがひどい目にあったのは光秀と利三のせいだと妹たちに言い聞かせる。この辺りも、最初のお江与の態度に思い切り関係している。

3年後、お安の父、稲葉一鉄の働きが秀吉に認められ、お安親子を稲葉で引き取ってもよいとの許しが出る。一鉄は隠していたけど、秀吉はお安親子が生きていて、それを一鉄も知っていることを、全部知っていた。初めて祖父一鉄と会ったおふく。一鉄は乱世でも生き延びられるように、おふくに剣術や乗馬など、男子と同じ教育を施し、亡くなる直前、おふくに戦のない平和な世の中になってほしいことを話す。

数年後、成長したおふくに縁談の話が。相手は稲葉家に養子に入った正成。おふくのいとこにあたる、おつると結婚していたがおつるが亡くなり、正成とおつるの間にできた2人の子どももおふくになついていることだし、どうってことでおつるの両親、つまり当時の稲葉家当主から話しがくる。お安は、まだおふくは若いのに子どもが2人もいる後添えなんてと反対するが、おふくは2人の子どもがかわいいことと、おつるから正成の話を聞いて、おつるが幸せそうだったことから結婚を決める。そして、お江与には、秀忠との縁談の話がくる。お江与は最初の婚姻に続き、2回目も豊臣の事情で短期間で終わっていることから、もう秀吉に利用されたくないと拒絶。説得に来た茶々に「姉上は変わってしまった」と言うが、茶々は秀忠に会ったことがあり、彼の人柄を信じ、またお江与なら豊臣の徳川の架け橋となってくれるとの思いから勧めたのであるが、お江与が嫌なら秀吉を説得すると部屋を出ようとする。かつての自分の婚姻に猛反発した茶々と、何も変わってはいないと分かったお江与は、秀忠との婚姻を承諾する。権力勾配もあるし、当時の婚姻の持つ意味を考えると、女性に決定権はないんだろうけど、ここではおふくもお江与も自分で自分の婚姻を決める。

正成は秀吉から、小早川秀秋の補佐役を命じられる。秀秋はねねの甥で、将来は跡取りにとも期待されていたが、秀吉と茶々との間に秀頼が生まれてから、秀吉にとっては邪魔な存在になっていた。関ケ原の合戦の前に、ねねは正成と秀秋に徳川側につくように助言する。ねねは戦いのない世にするには、家康が一番適任と考えている。秀秋は石田三成からひどい扱いを受けていたので徳川へつくことを家康にも伝えていたが、公に態度を示すことのないまま、合戦の日を迎える。三成は各大名の元を回り改めて豊臣を守ろうと説き、秀秋には秀頼が元服するまで関白をお任せしたいと言ってくる。正成たちが三成に騙されてはいけないと説得するが、関白の地位の魅力に抗えない秀秋は、西軍側につくと言う。合戦が始まっても小早川の軍は動けず、ついに徳川から催促の砲弾が。正成たちに説得されて、秀秋は東軍として戦い、勝利を収める。しかしもらった所領は宇喜多の所領で、宇喜多の支配力が強く、領民たちが言うことを聞かない。なんとか力で抑え込まず、話し合いで収めようとする正成だったが、秀秋が宇喜多の残党に命を狙われる事件が起き、秀秋は宇喜多の残党を皆殺しにすると言う。秀秋を止めようとする正成だが、秀秋は正成が自分に豊臣を裏切らせた、あのまま西軍として戦っていたら自分は今頃関白となって豊臣のために働いていたと、八つ当たりする。あげく、自分に逆らう正成と杉原の暗殺を命じる。杉原が殺されたことを知った正成は、おふくにすぐに備前を立つと告げる。

ようやく備前に落ち着いたと思ったら、またしてもおふくを襲うのは、裏切り。本能寺の変で父が裏切り者として磔にされ、自分もお安と共に厳しい幼少期を送った。次は、秀秋が東軍側に着いたから勝利したと言っても、裏切り者扱いされてしまい、特に元宇喜多の所領ではそれが激しかった。それで秀秋は参ってしまったというのもある。正成は争いのない世の中にするためには、家康に収めてもらうしかないとの気持ちから東軍側につくよう秀秋を説得したため、後悔はないし、秀秋もいずれ分かってくれるという思いもあって、ねねのところへは、自分が至らなかったばかりにと謝りに行くんだよね。いい部下。秀秋は自分が正成の命を狙っておきながら、兄のように慕っておったのに、なぜわしの元を去ったと泣く。勝手が過ぎる。おふくもお安も、過去のことがあるから、正成が今夜中に立つといえば、一気呵成に荷物をまとめるんですよ、たくましい。

お江与は女の子を産むが、小さいうちに政略結婚でとられてしまう。玉姫が3歳で輿入れするときは、絶対に渡さないと激しい抵抗をしたが叶わず、女の子を産んでもすぐにとられてしまうので、もう女の子は産まないと、次に生んだのが家光。そこに乳母としてきたのが、おふく。そりゃ、お江与の最初の態度も納得。

4連休で15話くらいまで見たかな。面白い。最近の大河と比べるとセリフも情報量も多い気がするんだけど、混乱せずに見れる。1話の終りに縁の地紹介がなかったから、カットされているのかと思ったら、2話からオープニングの前に入っている。縁の地紹介よりも、本編の補足情報の意味合いも強い。それがあってオープニングなので、アバンはなし。本編で使われる地図が手書き。

4日は、デイキャンプへ。友達がコロナ禍でキャンプにはまって、誘ってくれた。気温が低かったから着るもの沢山持っていったんだけど、風がないお陰か、全然寒くなかった。テント立てて、炭で肉やら野菜やらを焼いて食べた。友達はソロキャンもしているみたいで、いいよと言っていたけど、一人でテントを立てて片づけてを考えると、外で過ごすのは気持ちよかったけど、労力考えると、ちょっと無理かも。車もないし。キャンプ場内には、ソロキャンの女性が2人いた。でも、楽しかった。外は気持ちがいいし、外で食べると美味しいし、友達がドリップ珈琲持ってきてくれて、コーヒーもおいしかった。何の流れでその話になったか忘れたんだけど、親が死んだらうつになると言って、友達に励まされた。そうなりそうなら、キャンプに誘うから行こうと言ってくれた。流れがあったにしろ、こんなこと言われて友達も困るよね。だから、友達少ないのかも。反省。やっぱりこういう話は日記に書いておしまいの方がいいのか。19時くらいに家に着いて、速攻でお風呂。一旦座ったら絶対に入りたくなくなる。もっと疲れるかなと思ったんだけど、寝る前に本を読めるくらいには体力が残っていた。少し早めに横になって、「Y2K新書」を聞く。今回はゆっきゅんによる、川瀬智子回。シーズン1で話すつもりだったんだけど、自然に任せていたらその回はこないと悟った竹中さんが、今回は柚木さんに少し大人しくしてもらって、ゆっきゅんに話してもらうと言っていた。柚木さんが、最近他のポッドキャストとかに呼ばれて話すんだけど、夏海さんみたいにまとめてくれる人がいないから、受け取ってくれる人がいないから、うまく話せないと言っていた。実は聞くCINRAというポッドキャストを聞いたんだけど、司会の人たちが相槌しかうてないほど、柚木さんが一人でしゃべっていて、独壇場と言う感じだった。柚木さんの話は面白いんだけど、司会側が何にも言わないから柚木さんがしゃべらなきゃと思い話している感じで、あと、司会側が柚木さんを褒めると、倍以上の語彙と熱量で否定してくるので、それ以上何も言えないみたない感じだった。

5日、午前中は土曜日にやるいつもの家事をして、15時くらいから街中に出る。最寄り駅まで着いて、スマホを忘れていることに気がつき、取りに戻る。この日は、先月借りた袖がふくらんだブルゾンを着たんだけど、最初下にドルマンスリーブのカットソーを着て、ブルゾンを羽織ったら、カットソーの袖のふくらみと、ブルゾンの元々のふくらみとが合体して、腕がムキムキに見えたので、カットソーをやめて、このブルゾンと合わせようと買った6もシースルーカットソーを袖だけ出して、ブルゾンの前はファスナーを閉めてカットソーのように着た。このタイプのブルゾン可愛いけど、中に着るの限られるな。街に着いたら、早速本屋へ。南綾子さんの新刊が出ている。これは読みたい。1時間くらいふらふらして、近くのカフェへ。なんと、誰もいない。ほぼ同時に入店した親子連れと2組だけだった。「この密やかな森の奥で」の続きを読む。感想にはネタバレあり。アフガニスタンでの従軍経験があるクーパーは、娘のフィンチと2人で、森の奥で隠れて暮らす。親友のジェイクが年に1度生活に必要な物資を届けてくれることと、離れた隣人イングランド以外とは接触のない日々。ある日、森の中で赤毛の少女を見かけ、警戒するクーパー。そのクーパーの元にジェイクの妹、アニーが訪ねてくる。兄が亡くなったので、代わりに物資を届けに来たと。翌日には帰る予定だったが、雪が積もり車が出せなくなったため、アニーは数日滞在することに。そこに警察がやってくる。あの赤毛の少女が行方不明になっていると。クーパーは訳があって、フィンチと隠れるように暮らしていて、その理由がだんだん明かされていく。フィンチの母親との結婚を、母親の両親から反対されていたこと、交通事故でフィンチの母親を亡くしてしまったこと、従軍時にジェイクを守るため一般人を殺してしまったこと、それが元で幻覚を見て、人前で銃を抜いてしまったこと、それが原因でフィンチを取り上げられ、奪い返すために義理の両親に暴力をふるったこと。フィンチを自分で育てるためにこの生活を選んだクーパー。でも、8歳になったフィンチは父親に反抗もするし、外の世界に興味を持つようになる。クーパーはこの暮らしを続ける気みたいだったけど、どうなんだろうとは思ってしまった。フィンチが健康でいい子に育ったからいいようなものの、病弱だったり大きなけがをしたらどうするつもりだったんだろう。学校にも行かせていないし。イングランドが実はいい人で、まあこのキャラ設定はいい人そうだなと思った通り。クーパーが警戒してしまうのは仕方がないと思う。でも、クーパーとフィンチが亡くなったことにしたなら、その後の生活どうしたんだろうフィンチが学校行くとか就職とか大丈夫なの。2人を探していたのは義両親で、結局その2人にもフィンチは成長して会うようになるので、死んだことにする必要があったのか?

カフェを出てまた本屋に戻る。さっきと同じところをうろうろ。何も買わずに帰る。大河、伊周が定子に暴言吐いて、それでも反応しない定子。ゲームオブスローンズのサンサのような強さを感じる。そして、伊周絶対許さんの視線の清少納言。詮子は、関白を道長にするように一条天皇を説得。詮子は兼家のお上への仕打ちを忘れていなかった。「どけ」と冷たく言い放ち、一条天皇には必死に訴える詮子に胸あつ。そして、夫の出世とか興味ありませんという顔しながら、全部持っていく倫子と穆子。女の書き方が多彩でいい。

6日、家事終わったら散歩に行こうかと思ったけど、雨。散歩は取りやめて、本とドラマの続き。お昼食べて、寝っ転がって本を読んでいたら、また寝てしまった。あんまり書いていないけどこの4連休結構昼寝しているし、SNSばっか見ている。SNSの時間減らしたい。新聞はほぼ読んでいない。15時頃、まだ雨だけどドラッグストアへ買い物に出る。ついでに店の近くのカフェで本を読んでこようと本も持って出る。外に出ると風もなく暖かいので、地下鉄じゃなくて歩いて店に向かう。歩きながら考えるのは仕事のこと。明日からの仕事嫌だもう仕事嫌だ縁切り神社願叶えてくれよ。この4連休が永遠に続けばいいのに。カフェに行こうと思っていたけど、お腹が空いていないし、コーヒーの気分でもない。買い物だけして、家に帰る。昼寝で体が怠かったけど、歩いたらすっきりした。運動大事。帰って読書の続き。「別れを告げない」を読み終わる。内容書き出したいけど、体力がない。春日局に使ってしまった。読むのに体力のいる作品だった。斉藤真理子さんのあとがきが相変わらずの充実ぶり。

あーあーあーあー明日から仕事とか無理。4連休初日に戻りたい。永遠に4連休を過ごしたい。時間が進むにつれてどんどん憂鬱になっていく。同じ職場でも頑張っている人いるのに、キャリアを積んでいる人もいるのに、なんで自分は出来ないんだろう。諦めないと。あと2日で休み。そう思うと今週は短い。短いけど嫌だ行きたくない。帰りたい。