2021.2.9

何度か話題に出しているストレングスファインダー。本を買ってわかるのは5位までだが、別料金を払えば、全ての順位が見られる。私の最下位は、コミュニケーション能力。これを知ったときは、思わず笑ってしまった。自分でもコミュニケーション能力がないのは自覚していたから、いろいろ本を読んだり、コミュニケーション能力があると言われている周りの人を観察して真似てみたり、TEDを見るといいと聞いて見たりしてた。けど、一向に能力が上がったと思える実感がなかった。そもそもTEDはコミュニケーションなのか?もしそうだとしても、自分がほしいコミュニケーション能力とは違うと思った。若いころ、知り合いに誘われて異業種交流会に参加したことがある。参加者全員が自己紹介するんだけど、2年くらい定期的に行っている集まりみたいなので、既に知り合いという関係が半分以上を占めていた。自己紹介の中で、知り合い同士がお約束みたいなネタをやって笑いを取っていて、確かに面白かったんだけど、別の参加者がその自己紹介ネタを指して、自分も彼らみたいなコミュニケーション能力を身につけたいですって言ったときに、違和感を持った。自己紹介って初対面同士でやることが多くて、違う場所でやったときに、お約束をわかってくれる仲間は当然傍にいない。これって、コミュニケーション能力なのかと考えてしまった。他の初参加の人たちも全員じゃないけど自分も同じようにそういうコミュニケーション能力がほしいですって言ってて、友達ほしくていろいろ参加していた時期だったけど、なじめる感じがしなくて、この交流会は行くのをやめた。内輪ノリの強い集まりだった。そのノリについていくには、そのためのコミュニケーション能力が必要で、私には無理と思った。

ストレングスファインダーの結果が全てではないけど、コミュニケーションが最下位と知って、じゃあいいやと諦めた。それからコミュニケーションの本を読むのをやめた。だって最下位なんだもん、最下位の物を活かすのは難しい。もちろん、コミュニケーションそのものを諦めるのではなく、それなら上位にあるもので何とかしようと思った。これは最上志向の考え方。文章を書くのもその一つだと思っている。その一つというか、コミュニケーションの一つには相手に伝えるということがあって、読んでくれている誰かに伝えると言う意味。あと、書くことで考えをまとめて自分でも改めて認識して、直接会う人に言葉で伝えるのに役立つ、といいなという思いがある。

難しいのが聞くこと。自分の主観で受け取ってしまうし、解決してあげないとと、(自分がされるの嫌なくせに)的外れなアドバイスしたり。コミュニケーション上手とは聞き上手だっけ?よく言ったもんだ。私は自分が話したいタイプだから、話すことを重視してしまうけど、コミュニケーションって聞くと話すを相互にやって成り立つものだから、聞くことも気にしていかないと。

友達とカフェはしごして、好きなこと、最近興味あること、どうでもいいこと笑いながら話すのは、楽しい時間だったんだなと思う。最近できないけどね。こういうコミュニケーションがとれる友達いることはありがたい。