2021.7.15

「ハコヅメ」は面白く見ている。働き始めたとき、ハコ長みたいに藤さんみたいに見守ってくれる人がいたらよかったなと思った。川合が彼女の気持ちを思って家宅捜索が出来なくなった時、今までのドラマだったら、甘えたことを言うなとか、そんな気持ちは仕事の邪魔になるだけだって言われそうなのに、藤さんは、川合の反応は最もだ、慣れちゃった自分たちがおかしいんだといって川合を休ませる。泣いている彼女を見て、川合はこれからもこの部屋に住み続ける彼女のために犯罪の形跡を残したくないと必死に家宅捜索をして、でも結局何も見つからなくて、無駄だったと落ち込む。でも藤さんは無駄だと思ったら自分はやっていなかったと、川合のしたことを認めてくれる。これは、川合が藤さんを見て学んだことなんだよね。不良少年の寝たきりのおじいさんが亡くなって、その検視で藤さんはおじいさんに床ずれがないことに気が付く。それは少年の母親が丁寧に介護していたからだと、母親を労う。それを聞いていた少年が母親が頑張っていたことを知る。川合も事情も知らず母親に言ってしまった言葉を後悔する。これがあったから、川合は関係者の気持ちを考えることをよいとしたんじゃないかなと思った。新人が成長するお仕事ドラマはうらやましいが先だってしまい見られなくなることもあるんだけど、この作品はかなり笑わせてくれるから、気が楽になって見られる。永野芽郁ちゃんと、三浦山田ペア、ムロツヨシが上手い。三浦翔平さんって「あのときキスしておけば」のぶっ壊れる前の高見沢さんのような、わかりやすいかっこいい役のイメージが強かったけど、「あのとき」も高見沢がぶっ壊れてから一気におもしろくなったところあるし、コメディ演技がうまいな。今回の遊井亮子、「ひきこもり先生」の内山理名、自分と年齢近い俳優が疲れたお母さん役やっているの感慨深い。2人ともちゃんと疲れているのがいいよね。

「夏休みの映画館」て企画を組んでいる映画館があって、自分だったらどんなプログラム組むかなって考えている。この企画は小学生から高校生の子ども達に映画との出会いをしてもらうという考えのようで、「ネバーエンディング・ストーリー」、「フロリダ・プロジェクト」、「はちどり」、「わたしはダニエル・ブレイク」、「37セカンズ」といいラインナップ。あとのは見たことないんだけど、「ソング・オブ・ザ・シー」も評判いいよね。自分だったら、リブート版の「ゴーストバスターズ」と「インサイドヘッド」は入れたいな。後は「スポット・ライト」、邦題はよくないけど「否定と肯定」もいいかも。「彼の見つめる先に」、「パレードにようこそ」、「リトルダンサー」もいいな。邦画も入れたいんだけど、思いつかない。韓国映画なら「マルモイ」とか「タクシー運転手」かな。「エクストリーム・ジョブ」と「カメラを止めるな!」で大笑いしてほしいけど、映画館のラインナップ見ていると趣旨が違うかなとは思う。けど、自分が組むならありだな。テーマ決めて作品組むの面白いな。あ、「パディントン」と「パディントン2」忘れてた。