2023.3.1

昨日の「大奥」ほぼオリジナルだよね。水野は原作だともう出てこなかったよね、というか、水野のやってること源内がやったことで、源内は出てこないってこと?と心配してたんだけど、NHKの発表で源内も青沼も名前出てたから、出演はあるのね。「没日録」が綱吉以降なくなっているの、ドラマとしては6,7代を飛ばすための設定かなと思うんだけど、久通の仕業と考えた方がおもしろい。信を将軍にするのにやったことばれないように。杉下がクローズアップされてる分、久通の出番が少ない気がする。施行院の来てもらえるように人を使って宣伝するくらいの活躍では物足りない。久通はもっとできる。狸っぷりをもっと見せてほしい。ドラマ見た後、原作読み返そうと8巻の頭から読んだら、まだ吉宗前で、飛ばそうと思ったんだけどやっぱりおもしろくて読んでしまった。でも、途中でこれ読み返してたら時間がいくらあっても足りないと思って、吉宗出てくる前だけどやめた。「総ぶれがなくとも子は作れる」って、笑っちゃった。そこからの、上様と一戦交えたも者たちですって、森下さんらしくてまた笑った。

アマゾンであなたにおススメって「フツーに方丈記」という本が流れてきて、帯に「人生に詰んだら方丈記」と書かれているのを見て、アマゾン分かってんなと思った。まあ、ただ同じ著者の「なるべく働きたくない人のためのお金の話」を検索したからだと思うんだけど。この著者は20代で週休5日の隠居生活をはじめ、台湾にも移住して、コロナの影響で日本には帰国しているみたいで、「不安は9割捨てました」という本を出している。不安て捨てれるの?歩いていける範囲にある図書館に「思い立ったら隠居」という本があったので、直接借りに行ったんだけど、本棚にない。カウンターで確認して本棚見てもらったけど、ない。ないもんは仕方ない。キンドルアンリミテッドで漫画で読める方丈記があったので読む。鴨長明も隠居しているけど、実家は太いんだ。西行も李退渓もそうだったよね。でも、鴨長明は実家サイドを折り合い悪そうで、援助とかはなかったのかな。いざとなったら頼れるとかもなかったのかな。この辺の独り身の寄る辺なさとか不安が書かれてないんだよね。読んでみて、「絶望名言」で取り上げてそうと思ったら、あった。「方丈記」ではないんだけど、紹介されてた中で、とある偉い僧侶が、自分は年を取って体も弱ってきたから、入水自殺するって知り合いに言って、止められるんだけど実行する。それは僧侶としては立派な行為らしいんだけど、後日亡くなった僧侶が知り合いのところに現れて、水に入ってみたら苦しいし、人が見ているから今更やめられないし、なんで止めてくれなかったんだって、文句言ったんだって。未練たらたら。偉い僧侶で、立派な行為とされているにも関わらず、こうなるんだから、凡人の自分がやったら、ねえ。ただ、年をとって穏やかな最期を迎えるために自殺するのは、立派な行為とする宗教があるんだね。鴨長明も出家しているから、同じ宗教かな。僧侶は仏教の修行をしている人と、調べたら出てくるので、仏教だ。仏教も色々ありそうだけど、実家が下鴨神社だから、その宗派かな。でも、実家と折り合い悪そうだし、違うとこ選ぶかな。下鴨神社行ったことある。たしか、古本市もやってて、そこ見てたら虫に刺された記憶がある。

最近カフェに行くことが多くて、カフェに行きたい欲がさらに湧いてくる。お気に入りのカフェには月1で行こうと決めたのに、2月行けなかった。自分は隠居したいのかな。求めている本や隠居している人羨ましいと思うあたり、隠居したさそうだけど、仕事やキャリアの方でなんとかなりそうならまだ何とかしたい変わりたいと思っている自分もいる。散々失敗したんだから、もう無理だと分かってもいいもんだけど。

思い出作りを考えているんだけど、他の土地で生活してみたいというのはある。でもそれには仕事を辞めないといけなくて、それはできない。来年長めの休み取れそうだけど、そこでは海外に行きたいし、いや、そんときの気持ちがどうなっているかわかんないけど。来年の年末年始9連休なのか。お、やった。でも、9日だと生活にはならないよね。あと、年末年始は国内高そうだし。海外の暖かいとこ行こうかな。あと、長めの休みと言っても、9連休なんで、変わんないか。今まで連休は高いから避けていたけど、連休に有休1日つけるのが休みの限界だから、そこで行くしかない。今年の5月の連休は並びがよくて5連休。韓国か台湾検討しようかな。いろいろ高そうだけど、でも、5月ならもう埋まってるかな。埋まってたら埋まってたで諦めるわ。高くてもいいと思えるようになったのは、あの本を読んだ影響がある。退職したら海外旅行に行こうと思っても、その時には足腰弱ってたり、病気をしていたり、気力がなくなっていたり、そもそも働かないと生きて行けなくて仕事を辞めることができないかもしれない。それなら、まだ健康で行けそうなときに行っておいた方がいいよなって思った。著者のように今後給料が上がることは望めないけど、未来より今の方が旅行にお金を使える気がする。とはいえ、コロナがなくなったわけじゃないしね。これがまた迷わせる原因。と言いつつ、有休つけて4連休にできそうなところをカレンダーで探していた。旅行以外の思い出作りも考えよう。死ぬ前に仕事を頑張ればよかったと思う人はいないって、本にも書いてたし、似たようなことは聞くけど、例えばなりたい職に就けなかった人がその仕事に就いてみたかったって思ったり、ブルシットジョブしかしてない人とか社内ニートの人が、やりがいのある仕事に就いてみたかったと思うことはないんだろうか。死ぬんだからもう働きたくないって思うんだろうか。

後2日で休み。「地図と拳」を借りたので、週末でみっしり読む。本屋で見ていたので厚さは分かっているつもりだったけど、実際前にすると、その厚さに驚く。600ページ超え。本なんていくら厚くてもいいですからね。