2023.6.16

『「褒めるひと褒められるひと」、市川さんの、できて当たり前、失敗した時にだけ怒られるに共感しない働く人はいなんじゃないの』と書いたばっかりだけど、まさにその事案が発生。ミスした自分が悪いし、反省もしているけど、あーあやだやだ。このこともあって、久々にぐるぐるへ突入した。軽めだったけど。後悔と自責でぐるぐるして、石井さんの占いの本開いたら、「自分を大事に」と書いてあった。後悔しても自分責めてもミスはもうどうにもならないからね。前にツイッターで、やらかしたひどいミスが書いてあるツリーがあって、人の失敗って笑っちゃ悪いんだけど、おかしくて、それ探したんだけど見つからなかった。保存しておけばよかった。ぐるぐるに突入した時の未来は、会社をくびになって、貯金が減るのを見て生活して精神的に追い詰められる未来なんだけど、今回は、いつもの未来を妄想した後、別にくびになるくらいなんでもないやと思った。実際、なんでもなくはない。仕事を失うのはまずい。でも、別にいいやと思えた。自分の今の状態も別にどってことなくないと思えた。繰り返すけど、なんでもなくはないし、どってことなくもないんだよ。なんなんだろう。初めての感覚で、こう思えると気持ちが楽ね。どってことないや、本読もうとなれる。まあ、読んでいる途中でまた不安に襲われるんだけど。考えても仕方のないことを考えるのをやめたいと思っていたのが、また叶った。まずは、叶ったことを喜ぼう。でも、会社にいるのが自分じゃなきゃいいのにと思う気持ちも消えない。なんで会社にいるのが自分なんだろう。虚しい。どうして虚しいんだろう。どうしたら虚しさを埋められるんだろう。埋めないとだめなんだろうか。今日はだめだ。楽しい妄想をしよう。行ったことのない都道府県を旅行しよう。広島行ってみたいんだよね。宝くじで10億当たったら、ファーストクラスで海外に行こう。だめだ、一層虚しくなってきた。別の方法で気を紛らわせよう。もう仕事行きたくない。一生土日が続いてほしい。

また、後悔と自責に襲われている。もう嫌だ。どっかいってほしい。どうして自分はこうなんだろう。碌なキャリアもない、大した仕事はしていないのにミスだけはする、小さいことでずっと悩む、変える努力もできない。だからってこのままがいやだなんて矛盾もいいところ。

休み時間がひどくて、前はあんまり食べられなくなることもあったんだけど、最近は落ち込みながらも食べられて、今日は値上がりしてるんだから残すなんてもったいないって食べた。いやーでも、久々に落ちた。食事終わった後に、社食値上がりしてから頼む人思いっきり減って、そんな中でも毎食頼んでいいる人が私の他にも何人かいて、そのうちの一人と話す機会があったので、話してそのことで笑って、そしたら、少し復活した。雑談の効能か、笑いの効能か。このままだと社食がなくなってしまうかもしれないから、その人は周りにもっと頼んでとお願いしているみたい。でも、厳しいって言われてるみたい。

プラトニック」は面白いんだけど、シルヴィアとニックがばかやってというのを繰り返すだけなのかな。30分で気軽に見れるけど、それだけ?とは思ってしまう。シルヴィアが13年専業主婦やって、自分で選んだことだけど、かつて一緒に働いていた同級生の女性が、子供4人いて仕事続けて出世してと聞いて、平常心ではいられなくなる。夫のチャーリーもシルヴィアが気にするだろうからと、その女性の出世のこと、4人目が生まれたことは黙っていた。中年の危機だね。シルヴィアは40代前半だと思う。端から見たら、子供4人いて出世しているようなスーパーウーマンは、本人の体力がすごいとか、実家に子どもを見てもらえるとか、シッターやお手伝いさん十分に雇えるくらいお金があるとか、4人ともなぜか夜泣きしないとか、そういう何かがあるんだろうなって思うんだけど(まあ、あっても本人が努力した事には変わりないんだけど)、当事者になったら比べて落ち込むよね。自分だって、「プラトニック」では子どもがいる女性の話だから、距離保って見られるけど、これが独身でキャリア築いている女性の話だったら比べて落ち込んでたよ。まさに、「人は自ら、都合の悪い相手を選んで自分と比較し、自己憐憫に陥る」だね。欲しいもの持っている人を選んで比較する。欲しいもの持っている時点で比較したら落ち込むに決まっている。「らんまん」で、学会誌作るのに印刷技術まで自ら学んでいる万太郎を見て、2年生コンビが自分も器を満たすものを見つけたいって思うのいいよね。私みたいに嫉妬して落ち込んだり、いじけたりしないで、自分もああなりたいって思えるのはいいよね。丈之助がシェークスピアを全作品翻訳するって、自分のやりたいこと見つけたのもよかった。私は万太郎のようにはなれないけど、3人みたいにいじけることなく、ああなりたいって思えるようになりたい。

石田夏穂「我が手の太陽」が芥川賞の候補作になっている。読みたいと思い、図書館で予約。3番目。早く順番回ってこないかな。同じく候補作になっている、市川沙央「ハンチバック」は少し前から読みたいんだけど、予約枠が空かずに予約できていなくて、調べたら今は誰も借りてないので、次枠が空いたら予約する。石田さんの掲載雑誌の方が予約数が多かったので、先に予約した。乗城さんは以前芥川賞候補となった作品「旅する練習」がよかったので、今作も読みたい。読みたい本がどんどこどんどこ溜まっていく。直木賞に永井紗耶子「木挽町のあだ討ち」、大姫入内を舞台にした「女人入眼」がよかったので「木挽町のあだ討ち」も読みたいと思っていたんだけど、予約数が多いから見送ってた。これでまた予約数伸びそうなので、諦めようかな。「踏切の幽霊」も同じ。芥川賞候補は文芸誌が予約数少なくて借りやすいからよく読むけど、直木賞は借りるのが難しいのであんまり読めない。あ、今確認したら、「ハンチバック」掲載雑誌、予約入っていた。候補作発表の影響だよね。やっぱり同じこと考えている人いるか。