2023.6.15

通勤バックを買い替えた。もう10年以上使っていてくたびれていたので、そろそろ買い替えないとと思いながら、どうして仕事に使うものにお金を払わないといけなんだ、仕事用なんだからどうでもいいので十分といじけも手伝って、ずるずる古いのを使い続けていた。今回買い替えたのは気持ちを入れ替えたわけでもなく、やる気を出したわけでもなく、さすがにこれは、という汚れがついてしまったから。外圧がないと変われない中年なのかも。通勤の服もそんな感じで適当だったんだけど、これはコロナで少し変わった。それまでは安い服とか、もう休みの日に着なくなった服を着ていたけど、コロナ禍で外出しなくなったので、休みの日に着ていた服とか、新しく買った服とかを着るようになった。これも外圧。もしかして、外圧は、他力なのか?あれ、他力来てる?

「ザ・モーニングショー」見終わった。ここからネタバレあり。アレックスが、コロナ陽性。勝手に番組休んで、黙ってイタリア行って、コロナ陽性。どこまでも自分中心なアレックス。しかも、隔離期間もなく番組復帰しているから大勢のスタッフを濃厚接触者にしてしまう。ダニエルが北京で14日の隔離生活送っているから、もう隔離が必要との認識はあるはずで、でもアレックスは黙ってイタリア行っているから隔離しなかったのかも。まじで勘弁して。アレックスがコロナで苦しんでいる時、ブラッドリーがマギーに本の件でインタビューをする。UBAの裏側を暴くとしながら、アレックスを表紙にし、10年以上前の個人的な性的関係を書くのはフェアじゃないと、アレックスを擁護するブラッドリー。かっこいい。このインタビューもあって、世論はアレックス支持に回るんだけど、この前にミッチの葬儀に参列したアレックスの、イタリアに行っていたと言う隠し撮りされたスピーチがネットで拡散され、世論は一気にアレックスたたきに回る。

テレビ局が舞台で、ミッチもアレックスも有名人なので、ネットでたたかれるのがよくある。ミッチはイタリアのカフェにいるところを、地元の女性にハラスメントのことでののしられ、それは動画に写すためにやられたことで、それが拡散される。ミッチのやったことは許されないし、解雇は当たり前だと思うけど、カフェでお茶を飲むのも許されないんだろうか。亡くなったミッチを生前親しかった人が弔いの気持ちを示すのも許されないんだろうかとも思った。ネットで拡散されると、それは私的な空間での私的な行為のはずなのに、公共とされてしまう。公共という言葉は合っていないかもだけど、私的が見えるようになると、それが被害者の目に触れてしまう可能性があって、二次加害となる可能性もある。と、まとまらないことを考えた。

アレックスとブラッドリーの電話のシーンがよかった。アレックスがインタビューのことお礼を言って、ブラッドリーが行方不明になったハルのこと相談して、家族のことを知られたくないからSNSは使いたくないということに対して、アレックスが「家族はどこもメチャクチャ。狭い枠組みの中に人がいすぎだから。誰かを切り捨てたいと思ったら切り捨てて、おしましでいい。でも、もしそれで割り切れないなら、、、まんま受け入れるしかない。」「私をかばったのもそうでしょう?」ここよくて、巻き戻してもう一回見た。人間関係だけに限らず、やったことに後悔して、これでよかったんだって言い聞かせて、それでもだめで。だったら、受け入れるしかない。ブラッドリーは動画でハルを探してほしいと呼びかけ、身元不明の患者が運ばれていると、病院から連絡が入る。それがハルだったんだけど、この時コロナで閉鎖された病棟に、ブラッドリーがマスクもせず勝手に入る。この描写は必要だったかなと思う。アレックスがコロナ感染した経験を配信することになって、プッチが自分も感染したと嘘をついて、アレックスの部屋で配信の準備をするんだけど、ちょっとコロナ甘く見すぎでは。でも、2020年の初めの頃は、こういう認識だったのかも。

ブレディみかこさんが、コロナ3回目の感染で、その後後遺症に苦しんでいるとのエッセイを読んだ。2回の感染と、4回のワクチン接種でも感染してしまうんだ。埼玉の市長が集団免疫発言したてけど、スウェーデンがそれで失敗していなかったっけ?後遺症も、2ヶ月くらい安静にしていればよくなるとの記事も読んだので、ブレディさんがそういう環境にあったらいいな。

「ザ・モーニングショー」見終わったので、「プラトニック」を見始める。ローズ・バーン演じるシルヴィアが、幼稚園に子供を送った後、ママ友と、中年になった女は周りから見えなくなると話、通り過ぎる人たちに挨拶してことごとく無視されるシーンがあって、まあ多少大げさな演出だけど、かつて「40歳超えた女は透明人間になれるらしい」を経験した身としては、わかる一択。

少し前まで休みの日は仕事のことで悩みたくないとか、ぐるぐるで眠れないのが嫌だとか悩んでいたのに、それがなくなって数週間で、もう今の状態に文句言っているの、自分でも呆れる。足るを知るが足りない。今の状態になれたことを、喜ぼう。よかったじゃん。こうなったから、次を求めるのは、まああると思うんだけど、今はこれを喜んだり、かみしめたたり、感謝するターンでもいいんじゃないかな。焦りは確かにある。うまくいっていないことをなんとかしないと、問題を解決しないと。昨日も書いたけど、そのために何をしていいのかが分からない。分かるとか分からないとかやりたいとかやりたくないとかじゃなくて、そんな選択しないんだから、さっさとやるべきことをやるべきという気持ちもなくならないんだけど、どうしたいかが分からないから、一旦放置する。だってわかんないんだもん。あーあーあーうるさいうるさい。そんなの分かってる。でも、どうしようもないんだ。頭の中でやっていることを、書いて目で見ると、何してるんだろうと、呆れて、ちょっと笑えてくる。明日行けば休みということだけを支えに過ごす。自分がこんな風に人から思われるなんて思いもしなかったし、未だに受け入れられない。私はこんなんじゃないはずなのに、どうしてこんなに空しいんだろう。中年の危機は中年じゃなくなったらなくなるのかな。虚しい。いろいろやったけど結局埋まらないままで、埋まらないら埋まらないままでいるしかないんだけど、虚しいって結構辛い。生活のため生活のため。今日は調子がよくなかった。虚しさに圧し潰されていた。仕事でどうにもならないなら、しばらく放置と石井先生も言っていたし、今日何もできなかったことに落ち込まない。仕方ない。一旦考えるのをやめよう。でも、調子よくないと感じるの久々かも。多分。いいこと。

Y2K新書」の配信されている分の2周目を聞き終わった。TVBrosの記事も2回目を読んだ。やっぱり面白い。好き。柚木さんの知識量と分析力もすごいんだけど、それについて行けるゆっきゅんも竹中さんもすごいし、ゆっきゅんはゆっきゅんで「あゆの紅天女」とか視点が独特だし、竹中さんは柚木さんすら知らないドラマ投げ込んでくるし、でも、一番いいのは3人が楽しんでいること。0周目から好きは好き。明日には新しい配信が聞けると思うと楽しみ。とりあえず1クールということで始まったので、次の次で終わりみたいなんだけど、続けてほしい。「Y2K新書」聞いていると、自分も人と好きなことについて話したいなと思うんだけど、実際話す場になると、全然話せないんだよね。聞いてて思ったのは、特に10回は柚木さん独壇場なんだけど、竹中さんが突っ込んだり所々で拾って話をまとめたり、ゆっきゅんが突っ込んだり補足したり、いい関係だなと。あと、好きなものも近いんだけど、嫌いなもの、許せないものも3人は近いんだよね。これは好きなもの語る時に大事だよね。

「ザ・モーニングショー」で描かれている2020年の春頃なに書いてたかなと検索してみたら、「でも、現実逃避のなにが悪いのさ。逃避させるような現実が悪いんだ。」って書いてて笑った。私、たまにこういういいこと書いてるんだよね。こうやって日記書いてるのは、自分のため。