2023.6.20

台湾で性被害を受けた女性からの告発が相次ぎ、政治家が辞任するというニュースを見て、「WAVE MAKERS」みたいだなと思っていたら、このドラマがきっかけだったらしい。そのことを書いた記事は有料で、さわりの部分しか読めなかったけど、ドラマの影響力すごいな。ウェンファンのヤーチンに対する言葉かけとか話を聞く態度は、すごくよかった。見習いたい。

「ディキンスン」4話で、家の近くに鉄道が敷かれることになり、お気に入りの木が切られてしまうことも手伝って、エミリーは父親に抗議するが、聞いてもらえない。ソローならきっと分かってくれるはずだから抗議の手紙を書いてもらおうと、彼の住む場所までジョージと向かう。ソローというのは、「森の生活」を書いたヘンリーソロー。静かな森に棲んでいるのかと思いきや、近くの湖は若者が沢山で盛り上がっているし、ソローの家まで案内してくれるのはソローの洗濯物を取りに来た、彼のお母さん。最近読んだ「HELP!」にも書いてあったけど、ソローは身の回りのこと全部やってくれるお手伝いさんがいたみたい。しかも、実家が資産家だったようなことも書いてあった。結局、そういうことなのよ。隠居生活ができるのはお金があるから。

エミリーはジョージのこと、いい友達だと思っていたのに、彼はエミリーの父親にエミリーと結婚したいと申し出たことで、関係が変わってしまう。父親はエミリーには甘いけど、女が教育を受けることには反対で、エミリーの詩を雑誌に載せたのはジョージだと気が付いて、いい顔をしない。それに気がついたジョージは、父親に気に入られたくて、父親がどう思うかを優先して、エミリーの行動を制限しようとするんだよね。性別役割分担さえなければ、家父長制さえなければ、結婚さえなければ、二人は友達でいたられたのに。
バナナマンのせっかくグルメ」が松本だと知り、Tverで見る。「珈琲美学アベ」が紹介されていた。松本は3回行ったかな。うち1回は、真田丸の縁の地巡りの後にちょこっと寄っただけだから、観光したのは2回。アベの隣に、よさそうな古着屋が映っていた。あったら絶対に入ると思うので、私が行ったときはなかったはず。また、松本行きたい。

ドラマとかテレビの話ばっかり。やること、やりたいこと、やるべきこと。「限りある時間の使い方」読んでから、自分がやることについて考えてて、やってみたいことはあるんだけど、それをするには趣味の時間を削らないといけなくて、そこまでしてやりたいのか分かんなくて、趣味がやりたいことなのかと聞かれたら、そうなんだけど、趣味をするには生活を成り立たせないといけなくて、それには働かないといけなくて、そのやってみたいことが、仕事を続けるためな部分もあって、つまり、働きたくない。けど、そうもいかないってぐちゃぐちゃ考えている所に、エミリーのパン描写があったから思わず泣いてしまったんだよね。そんなこと言ってる場合か、選べる立場かとの気持ちも消えない。仕事なんかしたくないし、辞めれるものなら辞めれるけど、生活のためには働かないといけないし、辞めれるわけないし、それなら少しでもましになるかもしれない可能性をとったらいいんじゃないかって、そのためにできることがあるかもしれないのなら、やってみてもいいんじゃないかって、パンを焼いてもいいんじゃないかって。もちろんパンを焼いたからって全部が解決するわけでも、全部がうまくいくわけでもないんだけど、ほら、時間がかかるんだって、やりたいことやったからって絶対うまくいくとは限らないし、うまくいくとしても時間がかかるって書いてあった。愚痴っている暇があったらやったらいいのは重々承知。できない自分を責めるのはよくない。何事も自分を責めるのはよくない。勉強するために、本を予約している。それが届いて、やってみて、それからまた考えよう。