2023.9.6

「想い出づくり。」関係を持った後の中野の態度の豹変から、のぶ代は婚約を解消すると言う。香織と久美子は応援してくれるが、両親と仲人の社長が許さない。のぶ代は結婚するまでは寝ないと決めていて、それも伝えたが、中野は聞き入れなかった。結婚するまで処女でいるべきという考えは全く持って賛成はできないけど、のぶ代はそう決めていたんだから、尊重すべきでしょう。香織にも久美子にも打ち明けられないけど、香織は察してくれて、泣いてしまうのぶ代がかわいそうだった。結局断り切れず、結婚式を迎える。その当日、のぶ代たち3人は控室に籠城する。のぶ代は結婚はしない、香織は両親に結婚しろと言うな、久美子は根本に働けという要求をする。多分本人たちも分かっていると思うけど、こんなことしても意味がないんだよね。それでもやらずにはいられない彼女たちを見ていて、泣きそうになった。女の人生は結婚しかない、結婚で決まるなら、せめてこの人だと夢中になった人と結婚したい。それは高望みで、今を逃して25過ぎたら誰ももらってくれなくなるから、わがままを言っていないで、この人と結婚しなさい。結局扉は破られて、3人は連れ出される。その後、3人の父親が集まってホテル側への賠償の話になるんだけど、香織の父が酒も飲まずさっさと話しを付けようとするのに対して、のぶ代と久美子の父がそんな無粋なことを言わずにと酒を飲み始める。帰る段階で、香織の父が、もう娘たち3人を会わせないとと言うと、のぶ代の父は賛成するが、久美子の父は、3人のやったことは非難されるべきだが、その行動に付き合ってやろうと一緒にやってくれる友達は得難いものだと反対する。久美子父いいこと言うのよ。久美子父は香織とのぶ代と会っているし、2人が久美子のことを心配して親切にしてくれたことを知っているから、言えるんだよね。それに乗っかろうとするのぶ代父。どっちなんだよ。久美子父が話している時の香織父の態度が、そっぽむいて不貞腐れた態度でおかしかった。根本のことで久美子を馬鹿にしたことから、久美子父と香織父が乱闘。店のふすまを壊してしまう。それを見ていたのぶ代父が弁償しなきゃだよって情けない声を出す。この父3人のシーンは面白かった。

香織は実家に戻され、見合いをさせられる。どの男もつまらないから、岡崎と結婚するという香織に、両親はそんないい加減な考えで結婚するもんじゃないと説教する。あんだけ結婚しろしろと言っていたくせにと香織が口ごたえすると、父親がそんな不貞腐れた態度をするなと怒るんだけど、あんたに似たんだねと思って笑ってしまった。香織は処女じゃないこと、課長と寝たことで岡崎に断られる。岡崎、他の男とは違うと思っていたのに、課長とのことが許せないのは分かるけど、処女にこだわるのか。

久美子父が根本のところに来て、定職について結婚しろと迫ると、根本は部屋を出て行ってしまう。事情を知ったマスターが久美子を訪ねてくる。今日から新人来るから、店に出てから知ったら気を悪くすると思ったから言いに来た、2日間色々教えてあげて、それから、実家帰りなさい、2日したら、くびね、実家帰りなさい。マスターの親切が慣れていて、男で苦労してスナックへ流れてくる女性が多いのかなと思った。久美子父もマスターから、根本が仕事辞めて、その後探す気ないこと聞いているし。

のぶ代のところに中野が来てのぶ代を諦めないと言うが、両親が結婚式当日に閉じこもるくらい嫌なんだから、なかったことにしてくれと頭を下げる。ようやく中野は諦めるんだけど、のぶ代が言っても全然聞かなかったくせに、親が言ったら聞く辺り、本当に中野はだめ。中野が結婚したら嫁は自分の考えに反対せず、口も出さず、ただ黙って従えという考えは全く賛成できないけど、そういう考えを持つこと自体はいいと思う。ただ、のぶ代はそれを知らずに婚約して寝た途端態度変えて、それで結婚を拒否した。中野が自分の考えを曲げる気がないのはいいけど、それにのぶ代が従う必要もない。のぶ代、よく断った。のぶ代は近所のスーパーでアルバイトを始める。その店から、実家に帰ることになった久美子に電話をかけてきて、寂しいという。大人になってからの友達は貴重で、同じ悩みを持って話せる友達はさらに貴重。あと1話。このドラマは全14話。今は10話いかないこともざら。昔は長かったんだね。これ終わったら「岸辺のアルバム」いこうかな。「メディア王」は結局1話も見終わらないうちにこちらを見始めてしまって、進んでいない。まあ、1話なら後で見返しやすいから、一旦止めておこう。「想い出づくり。」の参考資料に「ゆれる24歳」とあって、著者が下重暁子。調べてみたら他の本も面白そうだったから読んでみようかな。

私がドラマをリアルタイムで見始めたのが90年代入ってからで、見はじめる前の年代、つまり80年代のドラマはトレンディドラマの印象が強かったけど「想い出づくり。」はそういう雰囲気がない。この作品は81年で、トレンディドラマはバブル期に作られていて、バブルは調べてみたら、85から91年。この数年後ドラマの内容が変わるのか。トレンディドラマといえばの代表格「抱きしめたい!」は88年。再放送で数話見たくらいなので見たいなと思ってけど、ユーネクストでは見られない。

虚しいな。なんでこんなことになってしまったんだろう。後悔したって仕方ないって、後悔するくらいならその時間でできることをするべきだということも分かっている。そういわれるのが嫌だから日記に書いているのに、ここでも自分で責めている。もう嫌になってきたけど、なんにもできない。どうしていいか分からない。物理的に逃げたいけど、できないから現実逃避でごまかしている。今日を今を目の前の時間だけをやり過ごす。そうやって今だけ守って、行き先は救いがなくて、不安だらけ。未来でまた後悔する、今何もしなかったことを。また自分を責める。そう分かっていてもどうしていいか分からない。この愚痴っぽくてひがみっぽくて認められたい願望が強くて見栄っ張りな自分とどう付き合って行ったらいいんだろう。今更性格は変えられないから、なんとか付き合っていかないと。他力が来るまで待つつもりはあるんだけど、いつ来るか分からないのが辛い。まあ、もう完全に手遅れだから待ったところで支障はないじゃん。待てばいいじゃん。そう割り切れたらどんなにいいだろう。仕事が増えるかも。ただし、期間限定。それまでは首にならずに済むかな。半永久的な仕事がほしい。とりあえずはよしなのかな。気持ち的にはうーん、特に何も。やることあるだけよしとしよう。ブルシットではなさそうだし。

平日家に帰ってから、読書の時間をどう確保するか。SNSを見ない。はい、解決。となればいいんだけど、ついつい見てしまうんだよね。一時期はインスタを見てしまうのが嫌で、アプリ消したり復活させたりを繰り返していたんだけど、最近インスタ見なくなった。アプリは入ったまま。見てしまうのはツイッターなんだよね。短い文章がサクサク読める。その分本を読めたらいいのに。