「チケット・トゥ・パラダイス」を見た。感想にはネタバレあり。デイヴィッドとジョージアは離婚して25年。娘、リリーの大学の卒業式で久しぶりに顔を合わせた二人は、いつものように口喧嘩。バリ島へ卒業旅行へ向かうリリーを見送り、もう顔は合わさないで済むと思ったが、リリーが地元の青年、グデと結婚すると言ってきたので、2人は結束して結婚を阻もうとするが。
思っていたよりも笑えなかった。ジョージアは大学卒業後、LAの有名な画廊に採用されることが決まっていた。デイヴィッドはシカゴの大学院に進学。卒業式でデイヴィッドがジョージアにプロポーズし、すぐにリリーを妊娠。5年後に離婚。今ではジョージアは自分の名前の付いた画廊を運営しているようだけど、卒業と同時に結婚妊娠て、一般的に考えてもキャリアを築いていくのは困難と分かる。しかも、ジョージア自身が、あのプロポーズは自分の仕事を奪うためだと受け取っていて、誰か止めてくれる人がいればよかったと言うんだよね。で、リリーは卒業後に弁護士として働くことが決まっている。ジョージアとリリーは同じ状況なのに、ジョージアはリリーを説得しようとしないんだよね。リリーも大した葛藤もないまま結婚決めているし、しかも、結婚してグデがアメリカに来るという選択肢が最初からない。女性が大した葛藤もなくキャリアを諦めて、結婚や出産することを書いていて、げんなり。Z世代であるリリーからしたら、キャリアより好きな人と過ごすことを選ぶのは自然なことなんだろうか。アメリカの弁護士って、超多忙だもんね。ドラマや本のイメージだけど。自分はキャリアに夢見過ぎなんだよ、きっと。自覚はある。手に入らないものって、美化してみちゃうんだよね。
バリ島、リゾート地としてよさそうだけど、日差しが強くて疲れそうと思ってしまった。でも、風通しのいい部屋でのんびりできたら幸せだろうな。ああ、のんびりしたい。
キャリアとかもっと早く考えればよかった。のかな。分かんない。もう手に入らないから輝いて見えるのかも。最近の若い女の子が結婚に夢見るのと同じような気がする。これさえあれば大丈夫。キャリアもスキルも、働いていれば自然と身につくものかと思っていたら、そうじゃなかった。職種や会社や上司によるのかもだけど。多分1回見たからだと思うけど、YouTubeで独身アラフォー派遣社員の女性の動画が出てくること多くて、今のうちに考えたいことで、キャリアが出てくるんだよね。その人も一人で生きていくみたいで、そうなったら60代でも働けるように考えると書いてて、独身なら、一人で生きていくなら、やっぱり働きつづけることを考えていかなとだよなと思った。当たり前だけど自分だけじゃないよね。働けなくなること考えると憂鬱だけど、働きつづけること考えるのも憂鬱。どうしたらいいんだ。いや、どう考えたって、YouTubeの人の方が正しいよ。だって、働かないと生活できないんだもん。憂鬱だろうとなんだろうとそれは変わらない。一時期減ったのに、最近また自分を責める声が聞こえて着そうになることが増えてきた。うわ、今来るって分かるんだよね。だから、うるさいうるさいって言って止める。その後でうるさいって言ってごめんと謝る。とっさに出て着ちゃうんだけど、別の言葉で止めたいという気持ちがあって、何がいいんだろう。うるさいはさ、自分で言っておいてなんだけど、やだよね。そんな言葉言われたくない。働きつづけるにはキャリアがないとと思っているんだけど、別？別として考えた方がいいかもしれない。いや、知らんけど。
今日は疲れてあまり本が読めない。昨日までまあまあ涼しかったのに、今日また暑くてぐったり。明日からもしばらく暑いし、考えただけでぐったり。せめて休みの日だけでも涼しくなってほしい。昨日は寝る前に、積んでいる中から読み始めた「匿名作家は二人もいらない」を読んでて、これが面白くてもっと読みたいんだけど、目が疲れて読めない。読んだり見たりが趣味なので、目を大切にしなければ。寝っ転がりながらのスマホはよくないと知りながら、寝っ転がりながらのスマホが好き。最高にだらけている感じがするから。
洗濯機の買い替えを考えているけど、乾燥機付きにしようか悩んでいる。これだと干さなくていいんだけど、パジャマや部屋着なんかは干しっぱなしにして、そこから直接着ているから、今はたたむという作業があまり発生しない。乾燥機付きにしたらたたむが発生するかな。乾燥機から直接着るとか？あ、そしたら、洗濯物入れておけなくなる。どっちがいいんだろう。楽な方を選びたい。
