2023.10.31

早く休みにならないかなああ。親と食事に行く以外は予定なし。予定のない休みは最高。

「ドリスの恋愛妄想適齢期」を見た。感想にはネタバレあり。ドリスは60歳、独身。実家で介護をしてきた母親が亡くなったところから映画は始まる。悲しむドリスに、弟夫妻は家を片付けて実家を出た方がいいと告げる。職場に、ジョンという若くさわやかな青年が転職してくる。ジョンに一目ぼれしたドリスは、親友、ロズの孫に偽アカを作ってもらい、ジョンに近づこうとする。

アマプラの100円レンタルにあった。中高齢の女性が主人公の話は積極的に見ていく。ドリスとジョンのやりとりはどうでもいいんだけど、実家に弟夫妻とセラピストが訪問してきて、家を片付けようとする描写は腹立ったな。ドリスは物をため込む性格なので部屋には物が多いし、他人から見たらこれいる?というのもあるんだろうけど、勝手に触るなと思った。ドリスは片づけたいなんて一言も行ってない。ドリスは一人で母親の介護をしてきた。60歳の今も仕事をしているが、経理のはずなのに回される仕事はデータ入力。フェリーで通勤しているから通勤時間もかかるんじゃないかと思う。ドリスは、弟に感情を爆発させる。一人で介護して、なのに弟は大学に通わせてもらって、私にもそんな人生があったんじゃないかって。弟は姉さんだって同意したじゃないかと言うんだけど、男兄弟を大学行かせるために姉や妹が我慢させられるなんてよくあることで、それを当たり前とする社会で、ドリスが反対しなかったからって、同意していると思うな。介護だって、娘がやるのが当然の社会で、弟は離れて暮らして起業していてるなら、ドリスがするしかないってそう思ったのは、お前だろう。思い出しむかつきをして文章がおかしくなったけど、弟がドリスが介護するのが当然と思っていたんだよ。それを都合よく同意なんて言うな。ジョンとの関係は、ドリスの勘違いと分かって、ドリスは会社を辞めて、家を片付ける決心をする。この流れがよく分かんなかった。

先週、閲覧数が87の日があって、びびる。87人がたまたま訪れるなんてないから、なんかあったのか。公開しているくせに、見られると怖くなる。

「けむたい姉とずるい妹」、律との不倫を、じゅんは終わらせるつもりだったけど、別れる理由となった律とらんの浮気が、らんの嘘だったと分かり、もう奪われたくないと、決意。らんは、お姉ちゃんより自分を見てほしい、自分を愛してほしいから、律が必要。それ、律じゃなくてもいいよね。おもしろくなってきた。

「セクシー田中さん」、朱里の男が私を口説くのは、若くて適度に馬鹿で、押せば何とかなりそうと思っているからに悲しくなった。それに対して小西が、朱里ちゃん自分のことそんな風に思ってたの、と返して見直した。田中さんがベリーダンスをする理由が、自分で考えて選んで、地に足を付けて生きるため、と言う理由が気になる。

読みたい本が図書館に続々入ってきていて、あれの予約を消して、これを予約して、ああ、もう10人超えているから諦めようかどうしようか悩んで、市外の図書館に期待しようと予約しなかったら、翌々日くらいに市外の図書館に入っていた。予約枠が空いてもすぐ予約入れてしまうので、未だに「アンダイング」が借りれていない。明日から11月。そろそろ今年出て読みたいのに読めてない本を買う時期が来た。そういえば、「聖なる証」は未だに図書館に入っていないから、もう入らないだろうな。買うかな。あと、能町さんの「慣れろ、おちょくれ、踏み外せ」も。これは図書館にあるんだけど、予約数が30近くて諦めた。

理読み終わった。電子は読みやすいけど、返却期限がないから油断して、2週間以上かかってしまった。読み返してみて、今のところ「鉄鼠の檻」がよかった。謎を解いてみたら、中心は空っぽだったところがいい。信じていたのが全部嘘で、そんなもののために頑張ってたのみたいな、虚脱感とかいい。さて、塗仏の宴へ行くぞ。今作はフェミニズム関連の本も参考にしたとあったけど、なーんか、このシリーズはうっすらミソジニーを感じるんだよね。うまく言えないんだけど、どっかに書いている人いないかな。あと、ルッキズム。織作の女が全員美しい必要ある?久遠寺姉妹、柚木親子、鈴も美しい描写だった。だからって面白くないわけじゃないんだよ。面白いの。そんなの、わざわざ電子で買いなおして、新作のために再読しているので明らかでしょ。

後2日行けば3連休。後2日行けば3連休。仕事はお金のため、仕事は生活のため、そう割り切ってやり過ごそう。後2日。