2023.12.28

水曜有休憂鬱だった。今日休みでも後2日も働かないといけないと思うと、やだなあという気持ちが強くなって、なんで休みは1日なのに仕事は2日なんだとむかついてきた。昨日はいつもの休みと変わらず起きてからしばらくスマホ見て、洗濯だけして、出かける。ワンピース、コート、バッグと全身レンタル。買い物はあったけど、近所のスーパーでも事足りるんだけど、30,31日は出かけないつもりだから、年内最後に気が済むまで洋服を見てまわろうと思った。1月にはバーゲンだしこの時期には買わないことにしているから、まあ気楽に見れるといえば見れる。あと、ワンピースは着脱がめんどうなので、試着しないために着てきた。これが後々惨事を招く。1時間半くらい見て、お昼に入る。夏に入ったアジア料理のお店。その時はデザートつけなかったんだけど、昨日は豆花という台湾のスイーツをセットにした。台湾旅行で調べていたらよく出てくる台湾では有名なスイーツなんだけど、豆乳を固めたものと説明にあって、豆乳苦手だからどうなんだろうと思っていた。本場に行く前にお試し。豆乳を感じることはなかったので問題なかったんだけど、もう少し甘さがほしい。豆が甘く煮てあればいいんだけど、豆にも甘さがないから、スイーツ感が薄い。

店出てからまた何軒か見る。オフホワイトのスカートが、使い勝手がよくてよく使っていたんだけど、ウエストのゴムが伸びきってしまって、似た色やデザインのを探していたら、サテンぽい生地で長めマーメイドみたいなスカートが数店舗で見かけて、こんだけあったら、1つくらいバーゲンで会えるかもと期待している。スカートのゴム入替で調べたら、縫い目を一カ所切ってゴムを入れ替えると出てくるんだけど、持っているスカートはゴムが全部縫い付けられているから取り出せない。小鉢とお椀がほしくて食器も見て回ったんだけど、時期的に正月用の食器に場所を取られていて、そうではないのがほしかったから、少ししたらまた行こう。正月用の豆皿可愛いんだけど、豆皿はもっているから、買わなかった。

週末に食べるお菓子を買おうとデパ地下に行ったら、すごい人。デパ地下が一番混んでる。ロイズのチョコかかったポテチを買った。これ、高いけど美味しい。

帰ってきて、ワンピースを脱ごうとしたら、うまく脱げなくて、一旦腕を戻そうとしたら、ひっかかってしまい、ビリっと破けてしまった。あーやってしまった。調べてみたら修理代実費負担になりそう。ショック。1個失敗すると、関係ないことまで思い出したり、関連付けたりして落ち込むことあるでしょ、このときこれになってずーんと落ち込んでいた。正直、今も引きずっている。そこに、小さいミス積み重ねて、なんか今日はずーっと憂鬱だった。久々かも、一日憂鬱なの。

戦慄の絆」は演出の趣向が合わないので見るのやめる。ドイツの「治療島」というドラマにする。新聞はドイツ語なのに、みんな英語で話している。ドイツのドラマじゃないのかな?ちょっと暗そうだけど、とりあえず見てみる。

本は「シャーリー・クラブ」読み終わった。感想にはネタバレあり。親の離婚と集団生活が苦手なことで、不遇な学生時代だったシャーリー。彼女はワーキングホリデーで韓国からオーストラリアへと渡る。ある時、お祭りのパレードの中に「シャーリー・クラブ」の横断幕を掲げる高齢者女性の集団を見かける。シャーリーはそのクラブに入りたいと、彼女たちが集まるパブへと入ると、そこで韓国語を少し話すSという男性と出会う。Sは両親が韓国人だけどドイツで生まれたため、韓国語が少ししか話せない。Sの父親は炭坑、母親は看護師として病院で働いていた。昔映画でドイツの炭坑で働く韓国人が、爆発事故にあうというのを見たことがある。病院で働く韓国人女性も出てきた。そんなことを思い出した。シャーリーはチーズ工場で働きながら、Sと会ったり、「シャーリー・クラブ」の集いに参加する。ある日、突然Sと連絡が取れなくなる。SのルームメイトのFBから、ウルルへ向かったと思い込んだシャーリーは、一人Sを追いかける。タイトルからクラブでの交流が主になるのかなと思っていたんだけど、Sとの恋愛が中心だった。でも、要所要所で出てきてシャーリーを応援してくれる多くのオールドシャーリーたちがいいのよ。一番好きなのは、ウルルでホテルを営んでいるシャーリーの言葉。「愛のある所でアイデンティは育つ」。明るい青春恋愛ものなんだけど、アジア人差別や、アボリジニの迫害といった部分にも触れている。シャーリーもSもアジア人ということで差別(しかもしているほうは差別という意識がない)を受けるし、そんな中でアイデンティティを探している。差別する人はいるけど、あなたを愛し受け入れてくれる人もいる、そんな中でアイデンティティは育つのだという、ストレートなメッセージが響く。

続いて、こちらも韓国小説「夜間旅行」。世界各地の災害や事件があった場所に旅行する、ダークツーリズムを企画販売する会社に勤めいているヨナ。勤続10年になる彼女は、上司からリストラ対象とみられ、ハラスメントを受けるようになる。退職を決意したヨナに、上司は気分転換だと思って行ってこいと、シンガポールへの出張を命じる。そこでのダークツーリズムを体験し、継続するか否かを判断するように言われ、ヨナは現地へ向かう。この本に限らず韓国小説におけるハラスメントの書き方がリアルで、結構きつい。被害の現場や、現地を実際に見て学ぶ姿勢は大事だけど、そこは生活の場でもあるし、消費や見世物と紙一重ではとの葛藤もある。そんな思いで読み始めたら、違う方向に行って、これはこれで辛い。

「なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか」、実際にバーンアウトした著者の体験談からはじまり、バーンアウトの歴史(2000年以上前から似たような症状に悩まされている)を辿り、バーンアウトはなぜなくならないのかに、文化と一体化しすぎていて、バーンアウトしたくないんじゃないのかと書く。やりがいのある仕事、一生懸命に努力すれば報われる、成功のために身命を賭して働く、仕事で成長、理想の仕事も働き方もないと、そろそろ気がつかないといけない。

あー憂鬱。今日は何をやってもだめだったというか、なんでもダメな方へ考えてしまった。何かあればだから自分はだめなんだって。この考え方すんごい疲れる。ここまでしんどいの本当に久々かも。今日の地下鉄さらにガラガラだった。もう年末年始の休みに入っている所も多いんだね。いいな。宝くじ買えばよかった。5億欲しい。5億を手にしてフルタイム以外の仕事をしたい。とにかく仕事を辞めて休みたい。休みがほしい。バーンアウトとは無縁だと思っていたけど、当てはまる部分はあるわ。あと1日もある。なんとしてもやり過ごさなければならない。無理でもなんでも働かないとならない。無理。やけ食いが止まらない。まずい。太ったらどうしよう、洋服はいらなくなったらどうしよう。最近、出かけているから散歩もさぼっているし、出かけるとケーキとか食べちゃうし、今年も忘年会1個もなかった。会社でやらなかったし、誰からも誘われなかった。友達誘おうかなと思ったけど、コロナ増加のニュースを受けてやめた。忘年会したってしなくたって、忘れたいことは忘れないし、忘れたくないことは忘れる。忘の字見ていたら、忘れるは心を亡くすと書くって思い出したけど、それ忙しいか。両方とも心を亡くすなんだね。忙しいは心を亡くすって言葉嫌い、暇でも亡くせるんだよって思ってた。