2024.2.27

横浜のホテル調べていて、3月20日に定宿が空いているのを発見。21日は休めそうなので、この日程で飛行機調べて、当初予定していた5月末から6月最初と比較。前者は飛行機が高く、ホテルが安い。後者は逆で、飛行機が安く、ホテルが高い。差額は約2000円前者が高い。あんまり変わらないな。念のためと調べたら、展覧会が3月30日からだった。危ない。安い席をとりあえず押さえておく。キャンセル料かかる日も確認して、それまで悩もう。GWに行くとは決めたけど、東京って遊ぶところ沢山あるからあれがしたいこれがしたいと出てきそうで、いや、調べなきゃいいんだけど、そうもいかないかもしれないし。備えあれば憂い少なし。3月21日は有休取ろう。連休になる。

4日ぶりに「何もしない」を開いたら、何の本読んでるんだっけとなった。読む前は寝そべり族みたいな生き方について書かれているのかと思っていたんだけど、実際には何もしないには特権と強い意志がいることが分かった。

あとねるで、向井さんのNYの話。楽しそうだなあ。やっぱり海外行きたいかもと思うけど、心配懸念不安のほうが大きくて行けない気がする。死ぬときにもっと旅行に行けばよかった、海外にも行きたかったと思うのかと思うと、思わないと思う。知らんけど。もっと漠然とやりたいことやっておけばよかったと思って、その中に旅行がある気がする。

週5長いな。間違って金曜日休みそう。うわ、金曜日ってもう3月。早い。「ひきこもりラジオ」と「絶望名言」の聞き逃しを忘れないようにしないと。旅行から帰ってきた後の週5はきついな、やっぱり。全然休めてないもんね。青森も横浜も1泊2日にした。横浜は金曜日休めるかもだけど、どうしよう。しかし、今からこの疲れなら、年取ったら旅行なんて行けるのか。さらに疲れやすく、疲れは取れず、腰は痛いし、体力もなくなり、行けるうちに行っておいた方がいいな。今でもお金を使うことに抵抗がないわけではない。貯金しておいたほうがいいと思う。こないだ見た翻訳者が紹介する小説の動画で、翻訳本が分厚いのは、その国のバカンスの間に読むのにちょうどいい厚さになっているからと行っていて、日本の本が薄いの多いのに納得した。洋画のバカンスシーンで登場人物が読んでいる本分厚いもんね。翻訳本読んだ後で、日本の文庫本手にすると、こんなに薄くて満足できるかなと思ってしまう。当然プロが書いているんだから面白いんだけど、物語の世界にとことん浸かりたいときは、分厚い方がいい。

図書館に3冊届いているので、新しい本に手を付けないようにして、でも「何もしない」が進まないので、何か読みたいなと思っていて、そういえば氷室冴子のエッセイ途中だったと思い出し、読み始める。女の幸せは結婚して子どもを産むことだと信じて疑わない母親。正月に東京に遊びに来た母親と、姪と甥。最終日に母親から封筒を手渡され、お礼にお金を包んでいるのかと思い、そんなことしなくていいのにと中を確認すると、母親がテレビ局の占いコーナーに娘が結婚しないことを相談した際の、回答者からの回答が書かれた手紙が。氷室冴子はものすごくショックを受けて、空港のトイレで25分泣く。仕事を頑張って、理不尽にも耐えて、一人で生活してきたけど、そんなこと母親には何の価値もないことだった。結婚していない、そのただ一点だけが自分の価値を決めている。私も氷室冴子と一緒に泣きたい気分。しかもこれは、小説家の氷室冴子とテレビで名前出されて放送されちゃうんだよね。母親は母親で、共働きの姉夫婦と同居して孫の面倒を見てきたけど、孫も大ききなって手を離れ、仕事を定年退職して家でゴロゴロしているだけの夫とも溝ができ、サエコが子どもを産んでくれたら、又孫を育てるという生きがいができるのに、と考えているらしい。自分の寂しさを埋めるのに、人の子宮を使うなと、サエコは怒るんだけど、当然の怒りよね。でも、母親の寂しさの原因には男は外で仕事、女は家で家事育児という性別役割分担の悪影響があるわけで、氷室冴子もそれを分かっているから、複雑なんだけど、やはりテレビで名前と職業、年齢を出されたのは許せないと、絶縁状を書く。金輪際結婚の話題は出すな、それが約束できないなら親子の縁を切る、返事は約束するとだけ書いて送ってくれ、返事がない場合は約束できないということで縁を切ると。すると母親からかつて作ってやると約束していた羽織と共にながーい手紙が送られてくるが、そこには約束するとは書かれておらず。でも、返事を書いたということは縁を切るつもりはないということで、めでたく(?)このエッセーの始まりの御先祖様探訪ツアーに母子でむかう。ちょっとおもしろかったのが、この旅行中、母親が結婚の話題を出さないと、母子の会話がないこと。娘はそれ以外の話題を提供できないことに反省する。

早速借りてきた「神と黒蟹県」を読む。絲山さんは初めて読む。47歳で早期退職する人が出てくる。いいなあ。でも、親の介護のためらしい。介護かああ。早期退職はしたいけど、介護が理由なら辞めない方がいいんだろうな。介護で仕事は辞めるなみたいな本結構出てるからね、そうなのかなと。早期退職。夢のまた夢のまたまたまたまた夢。明日も明後日も仕事に行きたくない。親が死んだら自分もというのが現実的な気がしている。そしてそんなにうまくはいかない。介護も仕事も嫌だ。したくない。話を変えよう、この本は年末に今年読んで面白かった本で、倉本さおりさんと石井千湖さんがそろって紹介していたので、気になった。倉本さんは文化系ラジオLIFEで、石井さんはポリタスTVでよくお世話になる。週末にポリタスTVの有料配信で韓国を特集するらしい。1日目が斎藤真理子さんも出演して韓国文学、2日目が韓国ドラマ特集。アーカイブもあるし、購入しよう。韓国は行きたい。台湾も。

2024.2.26

旅行楽しかった。いつもはリュックで行くんだけど、コートに合わないかもしれないとロンシャンで行くことに。でも、朝少し余裕があったから何気なくコートでリュックを背負ってみたら合わなくない。やっぱりリュックにしようか迷って、でも、荷物の入れ替えで忘れ物とかあったら嫌なのでロンシャンで行く。LCCなので手荷物の重さ制限があり、7.20でオーバーなのでひっかかるが、次から気をつけて下さいで通してくれた。よかった。大阪は雪がないので、スニーカーを持った分が引っかかったのかも。  

ついてまずホテル近くの「平岡珈琲」に行く。着いたときに1組入るところで、それで満席になってしまう。でも、10分位ですぐに入れたんだけど、お店の人に「お待たせしてごめんなさい、2回も来てくれてすみません」と言われ、2回?誰かと勘違いしている?と思ったけど、とっさに反応できず、いえいえみたいに言って席に着く。正直コーヒーは薄いし、ドーナツは普通だった。店内が狭くて、近くの席の女性二人の話がほぼ聞こえてきた。多分2人とも20代で、一人が医療事務、一人が経理で、医療事務の人が経理の人に、資格より経験、経理の経験あればやっていけると励ましていた。待っている人もいるし、あまり好みの店内でもなかったので、さっさと出る。「決定版!女性画家たちの大阪」を見に行く。外まで行列で聞いてみたら、同じ会場で開催しているモネ展の入場の列とのこと。女性画家は並ばずにすぐ入れた。モネは明日行こうと思っていたけど、明日も混んでいそう。

音声ガイドは木南さん。大阪出身なんだって。約百年前、東京、京都と比べ、大阪では女性画家が多く活躍していた。その中心にいたのが島成園。若干20で文展に入選すると、多くの女性たちが触発され、文展に出品。その彼女たちの元に多くの若い女性たちが門下生として集まる。木谷千草は親がいない2人の門下生を住まわせてやっていたそう。島成園を中心に女4人展を開催したところ、男性たちから大いにクレームがついたそう。島はその後親の決めた相手と結婚。家事で思うように絵を描く時間が取れず、スランプに陥っていく。当時の多くの女性画家たちが結婚出産、家事育児に追われ絵を描かなくなり、また結婚で苗字が変わったことで作品を特定するのが困難になっているという。島や木谷は人物画を主に描いたが、大阪では他に中国の南画に影響を受けた文人画も盛んで、こちらは画壇に比べて女性が中心にいて活躍していた。

後半で名前は忘れてしまったけど、親子で絵が展示されていた母親の方が、若い画家の教育で、文学とかの素養をつけるのが難しいみたいに言っていたのが印象的。島たちの女4人展では、井原西鶴好色五人女の各場面を描いているし、教養ってこういうことかなと思った。島の絵は圧巻だったな。

ホテルへ戻る途中で、せんビルへ寄る。18時前で飲食店は数件しか空いてないし、小売りの店とかは全部閉まっている。駅近くにせんビルがあるのはついてから知ったので、全然予定に入れていなかった。空いているお店があるビルをうろうろしたかったけど、疲れていたのでホテルへ戻る。他に食べに行く元気もないので夕食はコンビニで買った。早めに寝たんだけど、全然寝つけない。時々あるんだよね、旅行先で寝付けない時。聞き逃しでラジオ聞いて寝れないなあと思っていたら、突然、レンタルの新着あったんだと思い出し、今更見ても目ぼしいものは借りられていると分かっているのに、確認せずにはいられなかった。でも、今回も前回同様心惹かれるものがなく、よかった。

土曜日、モーニングに行くのに早起き。「パンとエスプレッソと堺筋倶楽部」という昔の銀行を使っているお店へ。8時ちょっと過ぎについて、テーブル席はカウンター、好きな方へと案内された。カウンターはテーブル席から離れていて落ち着いて過ごせそうだけど、苦手な背が高い椅子。テーブル席は4人掛け1席と3人掛けの円卓が1席空いていて、実は駅から店までの道で1組、店の前で写真撮っている1組を抜かして店内に入ったので、後ろの2人組の女性が2組いる。さすがにテーブル席は選べず、カウンターに。店員さんにお礼を言われる。なら、カウンターに案内してくれていいのに。お水出してもらったときに、料理の提供に時間がかかりますと言われる。ふとテーブル席を見渡すと、食べている人が1人もいない。これからテーブル席の出てからなら結構かかりそうだなと思い、店内のパンはテイクアウトできるみたいなので、テイクアウトして出る。椅子は座り心地悪し、10時のモネ展に間に合うように行きたかったし、店内入れただけで満足したので、いいや。秋田や小樽でも昔の銀行に入ったけど、同じ形をしている。

ホテルでパン食べて、モネ展へ。10時ちょっと前だけど、もう外まで行列。でも、止まることなく進むので10分位で入れる。後ろに並んでいた女性2人の話がほぼ聞こえて、1人が病気になって上司にそれでも働きたいと勤務調整を頼んだけど断られ、元々折り合いの悪かったらしい上司の悪口言っていた。その人は辞めようか悩んでいて、もう一人の女性が貯金もあるんだから辞めたらと言ったら、貯金なんてないと返し、もう一人がでも私よりはあるでしょうと言うと、そうかもしれないけど辞めるのは不安だと言っていた。病気になった女性がもうすぐ定年と言っていて、定年を60とすると50代後半かな。なんか、私まで暗くなってしまった。

モネのガイドは芳根京子さん。私はよくバッグのチャックを閉め忘れるんだけど、音声ガイド借りるとき、スタッフに、お客様バッグお気を付け下さいと言われた。この時も財布出すのにチャック全開で、しかも片方のハンドルしか腕にかけていなかったの、バッグの口も全開だった。危ない。すぐには入れたけど、やっぱり混んでいる。絵の前に3重くらいの人。音声ガイドのついている絵を中心に、1時間半くらいで出てきた。モネも女性画家も、後半に写真撮影OKの絵があり、私も撮ってきた。SNSに投稿したくなるもんね。してないけど、いい宣伝にはなるかも。

美術館近くの「Calo Bookshop&Café」でお昼。オープンまで20分位あったので周りをうろうろ。ホテルの周辺うろうろするの好きだけど、今回のホテルはビジネス街なので散策のし甲斐がなかったので、ここは楽しくてよかった。本屋に6席だけあって、オープンと同時に入ったら1番乗りだったんだけど、すぐに2組来て、1人帰ったと思ったらまた2組来て、カレーが売りのカフェらしくみんなカレーを頼むから、1人でやっている店員さんが大変そうだった。カレーは嫌いじゃないけど、口にずーっとカレーの味が残るのが嫌なのであまり外では食べず、この時もサンドイッチにした。出てくるまでの間本を見る。島成園と北村兼子のZINEがある。この本屋は美術館から近いから行こうと調べていて、その後SNSで見かけて、このZINEを扱っていることを知った。記念に買った。「未来からきたフェミニスト」という北村兼子を取り上げた本を出したところと同じ出版社が出しているみたい。この本は積んでいる。帰ったら読もうかな、でも図書館に2冊届いているんだよね。サンドイッチはめちゃくちゃ美味しかったんだけど、ここもコーヒーが薄い。さて、午後からはみんぱくに行くつもりだったんだけど、美術館の隣で「古代マヤ展」を開催していて、これにも興味を惹かれる。マヤ展は期間限定で、みんぱく常設だからマヤ展にしようかなと思うんだけど、決めきれず、初心貫徹でみんぱくへ。移動に50分位かかる。モノレールへの乗り換えで商業施設の中を通ったんだけど、金山で入った商業施設に似ていると思った。モノレールが混んでいる。何かイベントでもあるのかと思ったんだけど、多分なくて、ただ万博公園へ遊びに行く人で混んでいただけだと思う。でも、公園が広いから混雑はないし、みんぱくはさらに空いている。14時半前に着いて、公園が17時までなので、みんぱくで1時間半、EXPO70パビリオンで1時間と見積もっていたんだけど、甘かった。みんぱくが広いし展示も開設も充実していて、全然見終わらなかった。16時過ぎの時点で、これは見終わらないかもと思い、警備の人に2時半から来て今ここなんですけど、この先結構ありますかと聞いてみたら、最後のゾーンが広いので急いだほうがいいですと言われる。EXPO70パビリオンも見たいし、ここもじっくり見たいしまた来ようと決めて、そしたら今回あまり見ない方がいいと思い、散歩のようにただ歩いて出てきた。最後が日本のゾーンで、その手前が東アジア。この2つが一番見たかったゾーンだった。館内にレストランがあるから、朝から入ってお昼食べて、また見るのがいいかもと思ったけど、再入場は出来るのか聞いてくればいかった。

疲れたのに、乗り換えの商業施設で洋服を見てしまう。馬鹿か。今日もコンビニ弁当で夕食だと思ったけど、途中で梅田に止まり、ここならデパートあるはずと降りてみる。デパ地下、バーゲン会場かと思うぐらいの人出。しかも、お弁当が見つけられなくて、明日の朝食用にパンだけ買って、結局ホテル近くのコンビニでお弁当買って帰る。この日はすぐに眠れたんだけど、12時過ぎに廊下の物音で目が覚めてしまう。でも、またすぐに眠れた。

最終日、昨日買ってきたパンで朝食。旅の最終日は移動だけと割り切って、本当はモーニング行きたかったけど諦める。帰りも見逃してくれそうだけど、念のためスニーカーとデニム、買ったZINEを宅急便で送る。なんばに着いたら、ラピートが売り切れ。行きも売り切れだった。混んでるのか、でも、1時間に2本しかなくて、本数減ってない?一時期よく大阪に来ていて、なんばからの乗り換えも問題なかったのに、今回久々に来たら、行きなんばから御堂筋線への乗り換えが、一旦外出てしまったり、全然できなくて、ちょっとショックだった。念のため早くついていたので、ラピートではない電車で向かう。宅急便で送っているから重量制限はクリアしていると思うけど、コートのポケットに財布、折り畳み傘、キンドルを入れて計量へ。5.20くらいが表示されたと思ったら、置き方が悪かったのか傾いてしまい手で支えたのに、いいですよと言われてしまう。あんまり厳密には見ないのかな。ポケットは大きいに越したことはない。

LCCだと降りるところが離れるから間に合わないかと思ったけど、帰りのバスに間に合う。本数減っているから助かった。13時頃駅について、お弁当の材料を買って帰る。去年東京行ったときはまだ社食を頼めていたけど、お弁当作るようになってから初めての旅行で、疲れているからネットで頼めるお昼にしようかなと思ったんだけど、今回の旅行が楽しかったのでまたどこかに行きたくて、そのためにはお金を貯めておく必要があるので、節約のためにお弁当作ることにした。疲れていたけど頑張ったよ。というわけで、早速青森を予約。フランクロイドライト展見たい。橋本治の神奈川も予約しようと思ったんだけど、安いホテルが空いてなくて、1泊2万とかするの。カプセルホテルなら安く泊まれるけど、中年の体にカプセルホテルはきつい。GWに東京行くんだけど、1泊で用事は済むけどせっかく休みだしと2泊にしていて、ホテルから神奈川の文学館の行き方調べたら、1時間位で行ける。ここで行こうかな。東京ではNHK大河ドラマの展示見られればいくて、後はあんまり調べていないから、このまま調べずに橋本治に行くか。飛行機は比較的安くとれる時期もあるんだけど、安いホテルがない。今回もホテル2泊で3万強で、値段だけでも高いと感じるのに、部屋が狭くてそこまできれいではなかったので、余計高く感じた。まず、ホテルを押さえた方がいい。次大阪いつにしようと東横イン見ていたら、GWもまだ空いている。ん?なんで?

大河、兼家が目を開けたのは道兼が見ている幻かと思ったんだけど、道兼が為時訪ねて兼家とうまくいってないと折檻の後見せたりしたのは、花山天皇に取り入るための兼家の差し金ということ?為時人が良すぎる。政治から距離を置きたいくせに、自ら取り込んでどうする。道長がけん制したのに、直秀が捕まってしまった。直秀は道長の言いたかったことは分かっていたけど、でも、辞める訳にはいかなかったんだね。道長辛い。恋も友情も身分は越えられない。

旅行熱が高まっているところで、ひとりっぷさんがレスポートサックとコラボしたバッグの発売を知る。今回ロンシャンで行って、リュックより使いやすいかもと思ったんだけど、ロンシャンは外ポケットがないのが欠点。リュックはいちいち背中から降ろすのが面倒なんだよね。コラボバッグの斜め掛けのいいかなと思うんだけど、どうだろう。インスタライブやるみたいだから見てみようかな。旅行は楽しいんだけど、体がばきばきだし、疲れは取れないまま月曜日がはじまる。体力つけないと。

2024.2.22

「Mr&Mrs スミス」8話で終わりだった。ここで終わるの?感想にはネタバレあり。8話の自白剤を使っての告白シーンが、何見せられてるんだろうと思うんだけど面白かった。二人ともお互いに大好きなんだけど、仕事が絡むとプライドが邪魔するのか。1話冒頭のスミス夫妻を殺したのは、ジョンとジェーンを殺しに来たスミス夫妻で、冒頭で殺されたスミス夫妻は逃亡していたようだから、ジョンとジェーンもその恐れありとみられていたということか。ハイハイは2人が愛し合っているのを分かっていたんだね。隣人ポール・ダノがハイハイかと思ったけど、結局家に興味があるだけだったのかな?でもあの惨状を見て家が高く売れると喜ぶのは、並の神経ではないぞ。

「私の夫と結婚して」も最終話だった。感想にはネタバレあり。ジウォンと部長の計画では、ミンファンとユラの浮気現場にスミンが遭遇して、ミンファンによってスミンが殺されるというもので、これはジウォンが最初に亡くなったときの出来事をなぞったものなんだけど、なんか納得いかない思いがあったんだよね。結果としてはスミンがミンファンを突き飛ばして、ミンファンが亡くなることに。スミンはジウォンを殺すためにジウォンの部屋を訪れ、2人は対峙する。このシーンで、私はこれが見たかったからかもしれないと、納得いかない理由が分かった気がした。ミンファンとは7年付き合ったけど、スミンの執着はそれよりもっと長くて、ジウォンが「散々スミンに奪われ続けて、自分がかわいそうだった、だから戦うことに決めた」というように、スミンの件はジウォンが自分で決着をつけることが必要で、それを見たかったのかもしれない。ジウォンは部長に助けられながらも、最後まで自分で戦う女性だった。ヤン課長、ヒヨンと3人の友情も大事に書かれていてよかった。スミンがジウォンの結婚を知って、「私にはジウォンだけなのに」と叫んで、ようやく自分がほしいものに気がついたんだと思った。もう手遅れだけど。「私の夫と結婚して」、全世界で大ヒットみたいだね。すごい。VIVANは大ゴケと。前にネットフリックスだったけ?のアジア担当のディレクターが、国内でおもしろいと思ってもらえるものが全世界でも通用するみたいことを話している記事を読んで、日本には当てはまらない気がすると思っていたんだけど、この作品はあてはまらなかったよう。私も最後まで見たけど、気になる点がありすぎて、だめだった。世界配信するなら、「鎌倉殿の13人」だよ。絶対ヒットすると思う。ゲーム・オブ・スローンズの世界だもん。今の「光る君へ」もいけると思うんだけどな。権力争いのに国境はない。

「何もしない」は、余白の話。何もしないをするには余白が必要で、それは私がこの本を読みながら、結局特権階級だけが何もしないをできるんだと同じこと。仕事を首になっても困らない経済力とか、そういうこと。そんなのみんな分かってる。だから、各々の持っている余白に合わせてするしかない。何もしないことで生まれる空白ですることは、集団的な結束からのデモ、ストライキ。空白が生まれることで、物事を外側から見られる。なんとなく覚えているのをつらつらと。いじけていたってしょうがないとは思っているし、読み進めるうちに僻みがなくなってきた。多分今が一番余白がある時だと思う。この余白のなさがなくなっていくのも怖い。

ローティの3回目は、言葉によって引き起こされた虐殺。ルワンダ内戦が例に上がっているけど、真っ先に思い出すのは関東大震災時の朝鮮人虐殺。テキストでははっきり例として出されていて、テレビでは伊集院さんの日本人はそんなことしないが、そんなことするのは日本人じゃないに転換される発言から想起する。ルワンダの内戦自体は知っていたけど、そもそもがベルギーによる植民地支配に原因があったことは今回初めて知った。今ガザで起きていることと構造は同じだよね。

なんだかんだ言ったけど明日からの旅行が楽しみ。当初は雨予報だったけど、曇りに変わったし。まあ行っちゃえばなんとかなる。休みがほしい。全然足りない。

ドラマ2本とも見終わってしまって、次は何を見よう。そろそろスタチャンの期限が切れるから、何か見ておこうかな。スタチャン終わったらネトフリ行くか、NHKオンデマンド入るか、どうしようかな。

2024.2.20

「Mr&Mrs スミス」面白い。任務でイタリア行ったあたりから2人の間に不協和音が。ジェーンの方がスパイとして優秀で野心もあって、ハイハイもそれを認識しているのをジョンも分かっている。子どものことでもすれ違い。カウンセリングで別々に仕事をした方がいいのではと提案されそうするも、ハイハイからの連絡で結局合流することに。でも、ジョンは任務に失敗。これで3回目。ジョンは家を出ていく。別々に暮らす2人は命を狙われてしまう。これは、ハイハイ指示だよね。マヤ・アースキンよすぎる。ジョンがターゲットにつけた発信器を追うのにスマホの充電が切れてしまい、近くの店で充電させてほしいと頼むと、店主からウイルスに感染する危険があるから知らない人のスマホは充電させられないと断られてしまう。ジェーンはレジにクレジットカードが使えないと書かれた張り紙があるのを確認し、スナック菓子やらスシやらパンを大量にレジに乗せ、スナック菓子は開封し、スシには醤油をかけ、パンはなめまわし、返品できないようにしてから、クレジットカードを差し出す。使えないと言う店主に、彼のスマホを充電させてくれたらアプリで支払うと言い、スマホの充電に成功。充電終わってジョンがアプリは入ってないと言うと、怒る店主に現金置いて店を出るジェーン。頭の回転早い。パンはかじればよくて、なめまわす必要ないじゃんと思うんだけど、このシーンのジェーンなぜか店主まっすぐ見てやるからおかしいんだよね。

カウンセリングは、カウンセラーがターゲットで任務なんだけど、二人は本気で話していたように見える。ジョンが単独で接していたターゲットから、ジョンが自分について何と言っていたか聞きだすジェーン。ターゲットは、2人は合わないところもあるけど、一緒にいることを選んで努力しようとしていると言われる。カウンセラーは2人がスパイで偽装結婚していることを知らないから、結婚も仕事も辞めようと思えば辞めれる、続けなくてもいいのに、2人は続けることを選択しているとそれが全てだと言う。事情が事情だけど、ジェーンは別のジョンとパートナーになることも可能だと提案されているわけで、だからジェーンは自分で選んでいるんだよね。ジョンは、ハイハイからターゲットのところに妻がいると知らされて助けに来る辺り、同じ気持ちなのかなと期待してしまう。どうなってしまうんだろう。続きが気になる。今8までしか配信されていなくて、もう8の最初なんだよ。すぐ見終わってしまうと思ったら、「私の夫と結婚して」の新エピソード配信されてる。正直飽きてきたけど最後まで見る。しかし、アプリだと接続できませんと出て見られない時もあるんだよね。一旦電源切って時間置けば接続できるけど、めんどくさい。新しいの買うか。

「何もしない」哲学からの引用が多くて難しくなってきた。つまり、この引用は何を言いたいのかがよく分からない。オンライン哲学家庭教師というのを見つける。学生向けみたいだけど、学生じゃなくてもいいらしい。若林さんがエッセイでニュースを見ても分からないから、勉強するために大学院生に家庭教師をお願いするというのを読んで、ちょっとやってみたいなと思った。でも、放送大学で哲学とって面白くなくて、思想史の方が面白かった。興味あるのは哲学ではないのかも。1時間3千円は、やっぱ高いな。哲学とか勉強して救ってもらいという気持ちがあるんだけど、それには今の状況を説明しないといけなくて、それができるか、というかしたくない。言いたくない。「何もしない」で、拒絶の例として、大手弁護士事務所にインターンとして入った女性が何もせずに窓の外を眺めていたり、座っていたり、歩き回っていたりする様子を、周りの社員たちが見て何をしているのか聞くと、考えることが多くてと、女性は言う。その女性はアーティストで、これは作品だという。秩序だった中で、何もしない人がいることで生じる混乱とかを観察する作品らしい。これも結局特権階級の話に帰結するような。だって、これを本物のインターンがやったらくびだよね。くびをかけてまでやるようなことなのか、逆に言えばくびになっても困らないからできることで、それは彼女が別の職を持っているからでと思ってしまう。

稲垣さんの本を図書館で調べてみたら、最近のは予約数が多いけど、過去のはすぐに借りられる。今図書館の本が止まっているから、週末借りに行かれたら丁度いいんだけど、旅行だからいけない。今読んでいる本に小説がないのが厳しい。厳密にいえば読みかけの瑕があるけど、読むのかどうか怪しい。図書館の本動かないから積んでいる小説に手をつけようか、でも週末旅行で持っていかれないから、電子で小説買おうか、迷って結局何もしていない。旅行に何もっていこう。緊張してきた。旅行は4月の東京以来10か月ぶり、大阪は2020.2月以来5年振り。そうだ、コロナ前最後の旅行が大阪だった。というか、もうこの時期には日本でもコロナ感染者は出ていて、マスクや消毒液が手に入らなかった。マスクは飛行機乗る時につけるから、数枚スーツケースに入れてあって、それをした。コロナ前は結構旅行には行っていて、旅行の準備も前日にぱぱっとやって緊張なんかしなかったのに、ブランクできると緊張が戻ってきた。

2024.2.19

今回のレンタル、今までで一番好みのものがなかった。迷うことなくサイトを閉じる。冬のコートはもう出てこないかな。聞き逃しで「大人なラジオ女子会」を聞く。ゲストは稲垣えみこさん。実は僻みからこの人を避けていた。だって50歳で朝日新聞退社して、その後アエラで連載持ってたんだよ。そりゃ僻むでしょう。東日本大震災を機に、家電を持たない生活をはじめて、今持っているのは電気、ラジオ、パソコン、スマホ。なければないで工夫して何とかなると。もうあんまり覚えていなんだけど、聞いてよかった。稲垣さんのような生活は目指さないけど、考え方とか参考になった。本借りてみようかな。

土曜日、「レベッカ」読み終わり。恩田さんの解説がよかった。訳者あとがきによると、原作の「鳥」は映画より怖いらしいので読まないようにしようと決めた。岡真理さんが登壇された「人文学の死 ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地支配」を配信で見る。岡さんはイスラエルの攻撃は植民地支配だというようなことを言っていて、「現代思想」の2月号で特集を組んでいると。早速借りようと図書館で予約。4番目。借りるころにはジェノサイドが終わっていますように。この予約で枠を空けるのに1冊キャンセルしたのが叶井さんの「エンドロール」という本。順番が15番だったから、諦めた。そしたら、夜に叶井さんの訃報が。

日本の戦争時の植民地支配も、ウィシュマ・サンダマリさんの死も、全てつながっている。ガザの状況を見て、自身の専攻分野から想起して批判できないのなら、それは人文学の死だと、岡さんは「人文学の死」という「挑発的な」タイトルを付けた理由を説明した。見ていると途中でくるくるが出て映像が止まってしまったので、一旦ここまで。お昼食べて、散歩がてら図書館に本を借りに行く。「何もしない」。帰りにお気に入りのジャスミンティーを買って帰る。

帰ってきて、ハナノアを試す。鼻ってこんなに空気が吸えるのかと思うくらいに、鼻が通る。確かに痛くはないんだけど、痛くなるぎりぎりまでの鼻の穴に水が入ってくる恐怖はある。子どもの頃顔を水につけるのが怖かったあの感じがよみがえる。これが怖くて前から買おうと思って先延ばしにしていたんだけど、コロナ予防になると聞いたころがあるので、挑戦することにした。

「何もしない」、結局特権階級にいないとできないのでは。著者は一時的なリトリートで英気を養い、仕事の生産性をあげるようなものではないと言いながら、例に出した自身の父親の話は、技術職だった父が我慢できず退職し、2年何もしない期間を経て、元の会社の良さに気がつき復帰、そこで長く務め出世もし、何もしない期間に得たアイデアを元に12の特許を申請したと。これ完全に仕事のための休みに見えるんだけど。しかも辞めるとき元の会社に戻れるとの目論見もあったらしい。そりゃ辞めれるわ。結局やめても仕事に戻れる人や、お金に困らない人じゃないと何もしないは出来ない。読む気がなくなり、捗らない。この日30ページくらいしか読めなかった。

ドラマは「Mr&Mrs スミス」を見始める。これ、フィービーが降板したやつ。楽しみにしてたんだけど、マヤ・アースキンもとてもいい。「ワインカントリー」に出てたのか、そう言われれば出ていたような覚えてないような。観桜にはネタバレあり。スパイとして活動するため、ジョンとジェーンとして偽装結婚した2人。最初はセックスはなし、ある程度稼いだら別れようと協定を結んでいたのに、任務失敗に動揺し、あっさり協定破って寝てしまう。2人とも仕事に慣れてないし、計画てたないし、報連相もできてないから、行き当たりばったりで、そのドタバタぶりが面白い。もう一組のスミス夫妻は絶対分かってて近づいてきたよね。偽装のはずがお互いいい感じになってきて、でも今5話目で亀裂が入りそう。でも、最初からどちらかが、両方とも、いい感じすら装っている可能性もあるのかも。隣人がポール・ダノ。絶対絡んできそう。

「何もしない」が進まないので、日記を読む。小学生の娘2人が、親子のグループラインを全然読んでくれなくて、学校の友達のはどうしているのかと聞いたら、長女はまとめて読んでスタンプを送る、次女は全く読まないらしい。若い子はラインとかSNSとかの付き合い方が大変そうなイメージだけど、この2人の付き合い方いいね。

日曜日、この日も読書が進まない。ドラマは進む。面白い。昨日の続きの動画を見ようと思ったのに、別の動画を見てしまう。途中で気がついて、昨日の動画に切り替える。岡さんに続いて、藤原辰史さんというドイツ現代史からの話。先日の荻上さんのラジオとは別の人だけど、歴史化論争の話が出る。1回じゃ忘れちゃうけど、繰り返し勉強することで分かってくるのかもしれない。

この日も昼食べて散歩。偉い。しかし、50歳でスキルもなく雑用しかできない派遣社員はどこも雇ってくれないから30代は早く正社員になった方がいいというつぶやきを見てしまい、だよね、自分どうしようと思いながら歩く。どうしようどうしよう。何もしない特権階級になりたかった。2章ではコミューンの話になる。人新世の資本論でもそうだった気がする。紹介されているのは失敗した話ばかりなんだけど、そこからヒントを得ての話は、なぜ人は燃え尽きてしまうのかにつながる気もする。「何もしない」の中で話されるセルフケアは、以前竹田ダニエルさんが紹介していた、社会運動に接続する文脈で語られる。コミューンを作っても政治からは逃げられない。

動画は休みのうちに見たかったど、最後まで見られなかった。平日だと仕事から帰ってきたら疲れて気力がない。3連休は旅行なので、何とか土日で見たかった。

大河、またききょうが出ている。わーい。今まで再放送見ていなかったけど、ききょうの「私はそうは思いません」が見たくて見た。今回も知らん姫の中で1人堂々としてていい。枕草子読もうかな。倫子様、道長に惚れてしまったの?まひろが身分の話を立ち聞きしてしまって辛いが、ききょう既婚なの?あんな嬉しそうに斉信見つめちゃっていいの?しかし、道長が弟を連れてくると聞いて、道綱かと思ったら、秀直かいと突っ込んでしまった。調べたら道綱は兄だった。まあ、傷を見せて盗賊が秀直と知られてしまう演出だから、道綱じゃダメなんだけどね。寧子が怖い夢を見たと怯える兼家に、大丈夫大丈夫道綱のことお願いしますねと突然ぶっこんで来るのなんなの、おもしろいんだけど。こんだけ図々しかったら、蜻蛉日記は身分の高い男性に愛される私自慢で間違えないと思わされるね。

月曜日、早速ミス発覚。ずーっと引きずっていた。自信がないから役に立っていないからちょっとのミスでもずーんと落ち込む。そのことの証明みたいでしょ。

2024.2.16

ヘアアイロンの温度が上がらなくなってきたので新しいのを買った。セカストで900円。それまで使っていたのは、同じ店で新品とシールの貼ってあった1300円のコンパクトなもの。鎌倉に行ったときは違うの使っていて、東京はこれだったから、おととしの11月から去年の4月の間に買って、もう駄目になると言うことは1年くらいしか持たなかったのか。今回買ったのは温度あがるのに10分くらいかかるんだけど、ちゃんと外ハネになる。前のは5分位で温度あがり全然形作れなかったんだよね。ただ新しいのは長いからちょっとてこずっている。やけどが怖いのでなれるまで手袋してやろう。

引っ越すかと思うと、今の部屋が愛おしくなってきた。気に入ってたんだよね。写真撮っておこう。夏前に越すなら6月には終わっていたい。あと4ヶ月じゃん。捨てる物はそろそろ捨てておかないと。考えただけでめんどくさくなってきた。一旦忘れよう。

レベッカ」感想にはネタバレあり。レベッカの死は自殺と結論付けられたが、レベッカのいとこのファヴェルが、お前が殺したんだろう、バラされたくなかったら金をよこせと脅しに来る。マキシムは相手にせず警察を呼ぶ。ファヴェルは自分とレベッカの関係を証明しようとしてベン呼ぶが、ベンは何も知らない見ていないの一点張り。次にダンヴァーズ夫人を呼ぶが、夫人はレベッカはマキシムのこともファヴェルのことも愛していなかった、男のことはみんな軽蔑していた、男女のことはゲームで、奥様は男のことを笑っていましたと証言。ダンヴァーズ夫人のレベッカへの心酔ぶり恐るべし。普通こういう面は完璧と記憶されているレベッカのために黙っておくと思うんだけど、ダンヴァーズ夫人にとってはレベッカの本性の方が好きだったんだね。主人公は主人公で、マキシムから自分がレベッカを殺した、レベッカのことは愛してなかったと聞いて、殺人のことよりも、マキシムが苦しんでいることよりも、マキシムがレベッカを愛していなかったことの方が重要で、これで急に自信を付けていく。マキシムから愛しているとやっと言ってもらえて、マキシムのためというより愛されている自分のためにマキシムを支えようとする。自己中心的さがいい。

やっとやっと休みだ。待ってた。長かった。来週も週4だけど長いに決まっている。

朝刊に多和田葉子さんの連載があって今まで気がつかなかった不覚と思っていたら、2月と8月の年2回の掲載ぽい。連載をフォローしたので後で過去分も読もう。あと、ツイッターで後で読もうとブックマークしているのもそろそろ読まないと。GDPがドイツに抜かれて4位って、理由は分かっているじゃん、給料が上がらないからだよ。分かっているけど政府は手を打たない、有権者はその自民党に選挙で勝たせる。将来に希望がない。

シャンタル・アケルマン「ゴールデン・エイティーズ」を見ているけど、「ジャンヌ・ディエルマン」とは作風が違いすぎて驚く。「ゴールデン・エイティーズ」にもジャンヌという名前の登場人物がいる。調べてみたら、彼女の死因は興行収入が振るわないことを苦にした自殺とも言われているみたい。最後に撮ったのが「ノー・ホーム・ムーヴィー」というアウシュビッツを生き延びた母親を撮ったドキュメンタリー。スタチャンで見れる。

ゆっきゅんの新連載がananで始まって、初回ゲストが能町さん。図書館で読んでこよう。anan高くて買えないんだもん。

3月友達誘おうか迷っている。土日両方に予定入れたくないからそうなると、病院とか親との食事とかで埋まっている週があるし、土日のどちらかの埋まっている週が全部になるのが嫌で、そうなるとない。だって土日どっちか埋まると休み1日しかないし、その日に買物家事散歩したら忙しすぎる。本も読めないしドラマも見れない。休みが足りない。

2024.2.15

ローティの2回目録画できてなくて、「100de名著」って月曜じゃなかったけ?祝日だからなかったのかなとか思っていたら、そういえば、「春になったら」と「作りたい女食べたい女」と時間帯が重なってるから録画できなくて、NHK+で見てたんだと思い出した。

今日木曜日で明日も仕事って長すぎる。週4なのに長すぎる。旅行も行きたい、遊びたいと昨日も書いたけど、休みが少ないことがネックなわけ。旅行から帰ってきて次の日から週5で仕事。普段土日の休みで疲れ取れないのに、旅行に行ってさらに疲れて、その後仕事と考えるとやっぱりためらうよね。旅行に行けば楽しいし、いくら疲れていようと休み明けは仕事には行くんだけどさ、だから行ってしまえば何とかなるんだけど、でも、休みが少ないという事実は変わらない。週3勤務週4休みになって初めて休んだとなると思う。休みたい。

「私の夫と結婚して」配信分すぐに見てしまった。続きが見たい。ジウォンたくましすぎる。人生をやり直すなら、ジウォンくらい戦略的にたくましくやらないといけないなら、自分には無理かも。なんならできるんだろう。仕事はぱっとしないキャリアもない人付き合いが苦手で社交性に欠ける得意なこともなく人の役にも立たないし度胸も愛嬌もない。なんにもできないわけじゃないけど、取り立ててできることもない。書いてて悲しくなってきた。これもそれも休みが増えれば解決する。だって休みの日はここまで劣等感に苛まれないもん。多少はあるよ、日曜の夜とか、でも職場にいるときほどではない。会社を辞められるという選択肢があればもう少し楽になれるのに。朝日に医師の働き方改革の特集記事が出ていて、激務の大学病院をやめて、民間病院で働き、定時に帰り、家族との時間を大切に過ごすって、まあ、医師だからできるよね、よかったね。「ブギウギ」でパンパン達の前で自分だって大変なんだと切れたスズ子に、パンパン達が同情してくれて、彼女たち優しいなと思った。私は心が狭いので、そちらの事情は知りませんと心を閉ざしてしまう。私だって理解されないけど大変なんだよ。スズ子が大変なのは分かるけど、好きな歌で仕事ができるだけいいじゃんと、僻み根性が出てしまう。あーやだやだ。自分の性格の悪さが嫌になる。自分の性格の悪さや醜さにいい加減慣れないと。こんなもんなんだって慣れないと。

レベッカ」、感想にはネタバレあり。マンダレー仮装舞踏会が開かれ、衣装に悩んでいた主人公にダンヴァーズ夫人が、ヒントをくれる。ヒントを基に作った衣装は、かつての仮面舞踏会でレベッカが着用したものと同じデザインだった。この1件でますますマキシムとの間に溝を感じる主人公。主人公の気にしすぎかと思ったら、ダンヴァーズ夫人はやっぱり主人公を憎んでいた。気にし過ぎと思ってごめん。ダンヴァーズ夫人の執着が怖いけど、彼女の口から聞くレベッカが、いままでのレベッカと印象が違う。気性が荒い。男をもてあそび、嫉妬させて楽しんでいる。何でも自分の思い通りにしたがる。ユラか?読み進めていったら、驚きの展開。え、マキシム?レベッカ殺したの?レベッカのこと性根の腐った悪徳の権化のような女だったって。確かにマキシムがレベッカのこと褒めたり愛していると言ったことはないんだよね。周りが愛しい妻を亡くして悲しみに暮れていると噂して、レベッカのこと完璧だとほめたたえていただけで。レベッカとかスミンとかユラって罪悪感とか後ろめたさとかを感じないのかな。後ろめたさに圧し潰されそうなときがある。

金曜日に買物した時、備え付けのビニール袋が指が乾燥して開けなくて、コロナ禍になってから指を濡らすのがなくなっていたので、消毒スプレーがあったからそれで指を湿らせて開けようと思いスプレーしたら、手に小さい切り傷があってしみた。しみるまで傷があること気がついてなかった。しみると思ってなかったからびっくりした。

テレビで泊まれる文化財特集をしていたので見た。建物を見たい気持ちはあるけど、泊まるのは怖い。暗くなったら雰囲気出過ぎて怖くない?

自分にキャリアがあったら、会社で評価されていたら、転職できるスキルがあったら、まあ変わっていたでしょうね。でもどれもないから変わらない。ないものねだりなのは分かってるけど、ないからねだるんじゃん。あったらねだらんし。一度転職できたら、他でも働けると思えて気が楽になると聞いたことがある。その1度ですらできない。だから今のところ以外ないと思っている。

「オードリー」の再放送する。見たい。確かNHK+でも見れるはず、今「さくら」見られるから。見る。先の楽しみ増えた。正直、旅行行くよりわくわくする。決心砕くようなこと書くなよ。でも、ぶっちゃけそうなんだもん。大阪は美術館に行くつもりなんだけど、違うかもという違和感が拭えない。去年買った2024年の展覧会特集の雑誌見て、あれもこれもおもしろそうだなと思うけど、わざわざ行く?と思ったのも事実。自分の興味の方向は、大河ドラマ館とか文学館とそっちでしょ。神奈川県立近代文学館で橋本治展あるので、これは行きたいと思っていて、こっちのほうがしっくりくる。大阪はそれにくっつけて、文学館があればと調べたら、田辺聖子文学館がある。あと、民俗学博物館、EXPO70パビリオンもおもしろそう。時間の関係で全部は行けない。偏見だけど、心のどこかで美術館に行くような人間じゃないと思っているんだよね。美術鑑賞なんて高尚な趣味をするような人間じゃないって。

明日仕事嫌だな。明日行けば休み明日行けば休み。土日があっという間に終わって憂鬱な月曜日。毎朝新鮮に仕事が嫌だからびっくりする時がある。慣れればいいのに。週4が長い。とにかく長い。

図書館の本落ち着いたけど、氷室冴子のエッセイも小山さんノートも日記も進んでいない。日記が進まないのは、調子がいい証拠なんだよね。こんだけ愚痴っていて調子がいいのかと突っ込みたくなるけど、ストレスたまると小説や新書なんかが読めなくなるから、日記に手を出していないということは、そこまで調子が悪くないということなんだよ。このくらいの憂鬱や虚しさは通常運転なのか。わかった、これ以上増えないでおくれ。付き合っていくしかないんだから、耐えられる程度でいておくれ。そういえば、A24特集のユリイカのこと忘れいていた。

去年の2月の日記読み返していたらすごく落ち込んでいて、きっと2月はそういう時期なんだ。いや、他の時期の落ち込みもおんなじくらいかもだけど。去年の2月に大奥全巻買ってた。年末年始に読み返そうと思ってできなかったんだよね。それにしても辛い。解放されたい。それには休みしかない。3年位休みたい。けど、その後も人生が続くので休めない。書籍代に3000万使える人生だったよかったのに。