2024.2.27

横浜のホテル調べていて、3月20日に定宿が空いているのを発見。21日は休めそうなので、この日程で飛行機調べて、当初予定していた5月末から6月最初と比較。前者は飛行機が高く、ホテルが安い。後者は逆で、飛行機が安く、ホテルが高い。差額は約2000円前者が高い。あんまり変わらないな。念のためと調べたら、展覧会が3月30日からだった。危ない。安い席をとりあえず押さえておく。キャンセル料かかる日も確認して、それまで悩もう。GWに行くとは決めたけど、東京って遊ぶところ沢山あるからあれがしたいこれがしたいと出てきそうで、いや、調べなきゃいいんだけど、そうもいかないかもしれないし。備えあれば憂い少なし。3月21日は有休取ろう。連休になる。

4日ぶりに「何もしない」を開いたら、何の本読んでるんだっけとなった。読む前は寝そべり族みたいな生き方について書かれているのかと思っていたんだけど、実際には何もしないには特権と強い意志がいることが分かった。

あとねるで、向井さんのNYの話。楽しそうだなあ。やっぱり海外行きたいかもと思うけど、心配懸念不安のほうが大きくて行けない気がする。死ぬときにもっと旅行に行けばよかった、海外にも行きたかったと思うのかと思うと、思わないと思う。知らんけど。もっと漠然とやりたいことやっておけばよかったと思って、その中に旅行がある気がする。

週5長いな。間違って金曜日休みそう。うわ、金曜日ってもう3月。早い。「ひきこもりラジオ」と「絶望名言」の聞き逃しを忘れないようにしないと。旅行から帰ってきた後の週5はきついな、やっぱり。全然休めてないもんね。青森も横浜も1泊2日にした。横浜は金曜日休めるかもだけど、どうしよう。しかし、今からこの疲れなら、年取ったら旅行なんて行けるのか。さらに疲れやすく、疲れは取れず、腰は痛いし、体力もなくなり、行けるうちに行っておいた方がいいな。今でもお金を使うことに抵抗がないわけではない。貯金しておいたほうがいいと思う。こないだ見た翻訳者が紹介する小説の動画で、翻訳本が分厚いのは、その国のバカンスの間に読むのにちょうどいい厚さになっているからと行っていて、日本の本が薄いの多いのに納得した。洋画のバカンスシーンで登場人物が読んでいる本分厚いもんね。翻訳本読んだ後で、日本の文庫本手にすると、こんなに薄くて満足できるかなと思ってしまう。当然プロが書いているんだから面白いんだけど、物語の世界にとことん浸かりたいときは、分厚い方がいい。

図書館に3冊届いているので、新しい本に手を付けないようにして、でも「何もしない」が進まないので、何か読みたいなと思っていて、そういえば氷室冴子のエッセイ途中だったと思い出し、読み始める。女の幸せは結婚して子どもを産むことだと信じて疑わない母親。正月に東京に遊びに来た母親と、姪と甥。最終日に母親から封筒を手渡され、お礼にお金を包んでいるのかと思い、そんなことしなくていいのにと中を確認すると、母親がテレビ局の占いコーナーに娘が結婚しないことを相談した際の、回答者からの回答が書かれた手紙が。氷室冴子はものすごくショックを受けて、空港のトイレで25分泣く。仕事を頑張って、理不尽にも耐えて、一人で生活してきたけど、そんなこと母親には何の価値もないことだった。結婚していない、そのただ一点だけが自分の価値を決めている。私も氷室冴子と一緒に泣きたい気分。しかもこれは、小説家の氷室冴子とテレビで名前出されて放送されちゃうんだよね。母親は母親で、共働きの姉夫婦と同居して孫の面倒を見てきたけど、孫も大ききなって手を離れ、仕事を定年退職して家でゴロゴロしているだけの夫とも溝ができ、サエコが子どもを産んでくれたら、又孫を育てるという生きがいができるのに、と考えているらしい。自分の寂しさを埋めるのに、人の子宮を使うなと、サエコは怒るんだけど、当然の怒りよね。でも、母親の寂しさの原因には男は外で仕事、女は家で家事育児という性別役割分担の悪影響があるわけで、氷室冴子もそれを分かっているから、複雑なんだけど、やはりテレビで名前と職業、年齢を出されたのは許せないと、絶縁状を書く。金輪際結婚の話題は出すな、それが約束できないなら親子の縁を切る、返事は約束するとだけ書いて送ってくれ、返事がない場合は約束できないということで縁を切ると。すると母親からかつて作ってやると約束していた羽織と共にながーい手紙が送られてくるが、そこには約束するとは書かれておらず。でも、返事を書いたということは縁を切るつもりはないということで、めでたく(?)このエッセーの始まりの御先祖様探訪ツアーに母子でむかう。ちょっとおもしろかったのが、この旅行中、母親が結婚の話題を出さないと、母子の会話がないこと。娘はそれ以外の話題を提供できないことに反省する。

早速借りてきた「神と黒蟹県」を読む。絲山さんは初めて読む。47歳で早期退職する人が出てくる。いいなあ。でも、親の介護のためらしい。介護かああ。早期退職はしたいけど、介護が理由なら辞めない方がいいんだろうな。介護で仕事は辞めるなみたいな本結構出てるからね、そうなのかなと。早期退職。夢のまた夢のまたまたまたまた夢。明日も明後日も仕事に行きたくない。親が死んだら自分もというのが現実的な気がしている。そしてそんなにうまくはいかない。介護も仕事も嫌だ。したくない。話を変えよう、この本は年末に今年読んで面白かった本で、倉本さおりさんと石井千湖さんがそろって紹介していたので、気になった。倉本さんは文化系ラジオLIFEで、石井さんはポリタスTVでよくお世話になる。週末にポリタスTVの有料配信で韓国を特集するらしい。1日目が斎藤真理子さんも出演して韓国文学、2日目が韓国ドラマ特集。アーカイブもあるし、購入しよう。韓国は行きたい。台湾も。