2024.2.22

「Mr&Mrs スミス」8話で終わりだった。ここで終わるの?感想にはネタバレあり。8話の自白剤を使っての告白シーンが、何見せられてるんだろうと思うんだけど面白かった。二人ともお互いに大好きなんだけど、仕事が絡むとプライドが邪魔するのか。1話冒頭のスミス夫妻を殺したのは、ジョンとジェーンを殺しに来たスミス夫妻で、冒頭で殺されたスミス夫妻は逃亡していたようだから、ジョンとジェーンもその恐れありとみられていたということか。ハイハイは2人が愛し合っているのを分かっていたんだね。隣人ポール・ダノがハイハイかと思ったけど、結局家に興味があるだけだったのかな?でもあの惨状を見て家が高く売れると喜ぶのは、並の神経ではないぞ。

「私の夫と結婚して」も最終話だった。感想にはネタバレあり。ジウォンと部長の計画では、ミンファンとユラの浮気現場にスミンが遭遇して、ミンファンによってスミンが殺されるというもので、これはジウォンが最初に亡くなったときの出来事をなぞったものなんだけど、なんか納得いかない思いがあったんだよね。結果としてはスミンがミンファンを突き飛ばして、ミンファンが亡くなることに。スミンはジウォンを殺すためにジウォンの部屋を訪れ、2人は対峙する。このシーンで、私はこれが見たかったからかもしれないと、納得いかない理由が分かった気がした。ミンファンとは7年付き合ったけど、スミンの執着はそれよりもっと長くて、ジウォンが「散々スミンに奪われ続けて、自分がかわいそうだった、だから戦うことに決めた」というように、スミンの件はジウォンが自分で決着をつけることが必要で、それを見たかったのかもしれない。ジウォンは部長に助けられながらも、最後まで自分で戦う女性だった。ヤン課長、ヒヨンと3人の友情も大事に書かれていてよかった。スミンがジウォンの結婚を知って、「私にはジウォンだけなのに」と叫んで、ようやく自分がほしいものに気がついたんだと思った。もう手遅れだけど。「私の夫と結婚して」、全世界で大ヒットみたいだね。すごい。VIVANは大ゴケと。前にネットフリックスだったけ?のアジア担当のディレクターが、国内でおもしろいと思ってもらえるものが全世界でも通用するみたいことを話している記事を読んで、日本には当てはまらない気がすると思っていたんだけど、この作品はあてはまらなかったよう。私も最後まで見たけど、気になる点がありすぎて、だめだった。世界配信するなら、「鎌倉殿の13人」だよ。絶対ヒットすると思う。ゲーム・オブ・スローンズの世界だもん。今の「光る君へ」もいけると思うんだけどな。権力争いのに国境はない。

「何もしない」は、余白の話。何もしないをするには余白が必要で、それは私がこの本を読みながら、結局特権階級だけが何もしないをできるんだと同じこと。仕事を首になっても困らない経済力とか、そういうこと。そんなのみんな分かってる。だから、各々の持っている余白に合わせてするしかない。何もしないことで生まれる空白ですることは、集団的な結束からのデモ、ストライキ。空白が生まれることで、物事を外側から見られる。なんとなく覚えているのをつらつらと。いじけていたってしょうがないとは思っているし、読み進めるうちに僻みがなくなってきた。多分今が一番余白がある時だと思う。この余白のなさがなくなっていくのも怖い。

ローティの3回目は、言葉によって引き起こされた虐殺。ルワンダ内戦が例に上がっているけど、真っ先に思い出すのは関東大震災時の朝鮮人虐殺。テキストでははっきり例として出されていて、テレビでは伊集院さんの日本人はそんなことしないが、そんなことするのは日本人じゃないに転換される発言から想起する。ルワンダの内戦自体は知っていたけど、そもそもがベルギーによる植民地支配に原因があったことは今回初めて知った。今ガザで起きていることと構造は同じだよね。

なんだかんだ言ったけど明日からの旅行が楽しみ。当初は雨予報だったけど、曇りに変わったし。まあ行っちゃえばなんとかなる。休みがほしい。全然足りない。

ドラマ2本とも見終わってしまって、次は何を見よう。そろそろスタチャンの期限が切れるから、何か見ておこうかな。スタチャン終わったらネトフリ行くか、NHKオンデマンド入るか、どうしようかな。