2020.10.30

引き続き「バチェロレッテ」。台湾から日本に戻って来た。

台湾で黄さんと萌子さんの距離が縮まった。黄さんはちょっと不思議な存在で、存在感もあるし男性陣の中でも一目置かれている感じなのに、こと萌子さんのこととなると印象が薄い。2人の印象的なやりとりがない。黄さん自身も焦りを感じていて、それが男性陣の中に軋轢を生むような行動に出た理由なのかもしれない。確かに仲良くなる必要はないんだけど、必要以上に波風を立てなくてもいいんじゃないかな。これだけ他ではできない経験を一緒にしているのだから、番組終わって、あの時こうだったよねーみたいな思い出話とかすればいいのにと考えたんだけど、この発想って自分が萌子さんに選ばれないって思うからの発想だよね。参加者は不安はありながらも、自分が選ばれるって信じてるんだよね。(ここまで書いて、思ったんだけど、別に萌子さんに選ばれた男性が、そうではない他の参加者と会うことだってありえるのに、私の中では、自分が選ばれない立場で、選ばれた人とは会わないって考えなんだなと気が付いた。)

台湾最後のデートに誘われなかった3人が、ストールンローズを誰が使うかということでもめる。スタジオでも言っていたけど、マラカイさんは使う必要ないよね。でも、これは高みの見物している側のいわいる神の目線だから言えることであって、自分が知っている以上のことを知らないマラカイさんにとってはどうするか悩むところだ。牧野さんが弱気というか、マラカイさんに「まっきーは昨日1対1で気持ちを伝えて、それで伝えきれていないなら、他に何を伝えるの」と言われ、何も言えなくなってしまう。榿澤さんは自分は萌子さんと1対1でデートをしたことがない、譲ってほしいと2人に頭を下げる。スタジオも他の参加者も予想していた通り、榿澤さんがストールンローズを持って萌子さんの元へ向かう。

クルージングへ行くため、桟橋を歩く萌子さんとローズ。そこに現れる榿澤さん。萌子さんは申し出を断るんだけど、榿澤さんは引かない。涙を流してチャンスをくださいと頭を下げる。それでも萌子さんは断る。萌子さんの意志の強さが伝わってくる。涙を流して頼む男性を前にして、動揺しないわけがない。仮にストールンローズを受け取ったとしても、ローズを渡すか渡さないかの選択は残っているからここで決めなくてもいいわけで、でも、萌子さんは流されない。自分の気持ちに正直に決断を下す。何かを選ぶことは、他の何かを切り捨てること。最初のローズセレモニーから萌子さんが感じていた、選ぶことの重さが改めて伝わってきた。これはそばで見ていたローズにも影響を与えたんじゃないだろうか。

台湾でのローズセレモニーで、牧野さんが自分の夢を伝える。それは全世界にホテルを建てて家族でそこを回るというものなんだけど、スタジオでも突っ込んでたけど、私も思わずスーツは?と思ってしまった。ストールンローズを誰が使うかのときに強くいかなかったのに、伝えたいことがまだあったんだ。でも、もう萌子さんの気持ちは固まっていたね。いまさら言ってもあれだけど、1対1の朝デートの時に伝えられていたら、何か変わっていたのかな。わかんないけど、伝えるタイミングってあるよね。

人数が5人になって、再び日本へ。人数も絞られてきたので、この段階で何か違うなってことはなさそうで、難しい決断の連続になりそう。5人の中で、ローズ、杉ちゃん、黄さんは萌子さんに直接「好き」だと伝えている。黄さんがそう伝えたときに、萌子さんがあなたが私を好きだと思える自信をつけさせてほしいというようなことを言っていて、「好き」と直接言葉にして伝えることの重みが、今後の選択にかかわってきそうな気がする。