2021.4.23

本好きの友達とオンラインで話すから、どの本の話しようかなと、最近読んだ本を思い返してて、ふと、「JR高田馬場駅戸山口」を手に取ったら、この本を読んだ時の苦しさや孤独感を思い出してしまって、また泣いた。思い出し孤独は心に良くない気がする。ゆみはあの後どうしたのかなと考える。このあと、ネタバレがあります。もちろん生きていてほしいけど、それはあの日常に戻ることを意味する。何かさ、ちょっとだけでも希望というか、少しはよくなるかもしれない、って思える何かがあればいいけど、目を閉じて寝て、起きたらまた同じ日常が、どうしようもできない日常があると思ったら、苦しいよね、逃げたいよね。逃げ道がいっぱいあったらいいのに。私はゆみに同調してしまって見えていないだけで、客観的にみたらあるのかもしれないけど、追い詰められた人に俯瞰のアドバイスって効かないよね。

近所のリサイクルショップで500円で買ったスウェットが活躍している。スウェットは部屋着に見えてしまうのが難点なんだけど、これは見えない。表面がつるつるしている素材で少し光沢があり、丈が短め、ハイネックというのが、自分に合っている気がする。色はベージュ。ベージュやグレーのほうが部屋着っぽいけど、個人的には色がついている方が部屋着っぽく見えてしまう。これにデニムを合わせるとあか抜けないので、カラーパンツを合わせている。合わせやすくていいし、何より1枚で着ても暖かいのがいい。長袖の肌着いらず。出かけないから服は買わないと思ってるわりに、このリサイクルショップでちょくちょく買っている気がする。少し前にもカーキーのパンツを買った。カーキーは好きな色で、ミリタリー調のデザインも好きだから、カーキーのモッズコートは2着持っていた。私はコントラストが得意ではないので、持っている服の多くが明るめの色ということで、なるべくベーシックカラーも明るめの色を選ぶようにしている。でも、このカーキーは濃いめ。生地もしっかりしていて、苦手な要素が多いんだけど、履いてみたら思いのほかよくて、買ってしまった。すっきりみえるポイントはハイウエストなところだと思う。ちょうど一番細くなるところにパンツのウエストラインがくる。ウエストインするとバランスがいい。自分に一番バランスのいいウエストラインが分かった。持っているボトムスの中では一番ハイウエストになる。リサイクルショップで探しているとあまり見ないんだけど、プロパーだと最近ハイウエスト増えている気がする。いい傾向。20年位前にローライズのデニムが流行った時は流行に乗って履いていたけど、あれ、私のように下半身にコンプレックスありだと太ってみえるデザインだったな。色が濃いのでやはり合わせるトップスが難しいんだけど、手持ちので1着合うニットがあるし、500円のスウェットも合ったので、よかった。丈が短いのでウエストインしなくてもバランスよく着られる。