人生の後悔は山ほどあるけど、そのうちの1個は、もっと早く一人暮らしをしておけばよかっただ。これからも一人暮らしは続くけど、働いてすぐにしていたら、自分のことをもっと大事にできた気がする。一人が好きがという気持ちにもっと早く気が付けたかもしれないと思うのだ。一人はさみしい、一人でいるのは友達も恋人も結婚もできない哀れな人間だと、一人でいる人は問題があると、どうして思い込んできたんだろう。そう思い込んでいるから、後ろめたさを覚えながら、一人で旅行に行って、一人で映画見てた。でも、一人でいるとき、楽しくてね、その楽しさをもっと早く受け入れればよかった。出会いを求めて飲み会行ったり、人に紹介してもらったりも、しなきゃよかった。結婚しなくても、結婚に向いていない性格なのが分かったよかった。よかった。「結婚しなくて分かったのは、結婚しなくてもなんとかなるということだ」と書いたのは、「女ふたり、暮らしています」のソヌだったかな。わっかるー。後悔は沢山ある。減ることはない。別に後悔を減らすために生きているわけじゃないし、後悔しながらだって生きられる。ないに越したことがないことも分かっている。
