2021.12.7

「ビーチ・バム まじめに不真面目」ネタバレがあります。

かつては才能あった詩人のムーンドッグ。今は酒にドラッグに女という享楽的な毎日を送っている。それを支えているのは金持ちの妻、ミニーの財力。しかし、ミニーが交通事故で亡くなってしまう。ミニーはムーンドッグが遺産を相続する条件として小説を書くことを求める。全編通じてムーンドッグが酒とドラッグと女で騒いで、合間合間でタイプライターで詩を打っている。たまに、さみしさが伝わるショットがある。ムーンドッグはミニーを愛していたんだけど、ミニーはムーンドッグの親友のランジェリーと長年関係を持っていた。ミニーのことも娘のことも放っておいて、好き勝手に生きてきてミニーの浮気に気が付かなかったくせに、ムーンドッグはショックを受ける。そして、浮気の事実を知った直後にミニーは亡くなってしまう。ミニーは俺のこと好きじゃなかったと言ってみたり、ランジェリーがミニーの話をするのを止めたり、ミニーのドレスを着て弔いのように花火を上げたり、ムーンドッグは自分で思っていた以上にミニーのことを愛していたのかもしれない。ムーンドッグなりの弔いはしていたけど、ちゃんと悲しむことはできたのだろうか。

今日は理由もなく憂鬱だった。理由があって憂鬱でも対処のしようがないんだけどね。まあ、こんな日もあると思って過ごすしかない。

哲学と文学の授業を受けていると、世界史勉強しておけばよかったなと思うことが多い。そしたらより一層が授業を楽しめるのにと思う。前に大人向けのやり直し世界史とか流行ったよね。いろんな国の映画を見るたびに、歴史や宗教をもう少し知っていればもっと理解できたかもしれないのにと思っていながら勉強してこなかった。今からやろうかな。