2022.2.15

「思いがけず利他」の他力の部分で思ったんだけど、自力の限界を思い知る前に小分けで他力をくれればいいのに。自力の限界を思い知る状況がどこまでを想定しているのか仏のみが知ってるんだろうけど、そうとう辛いと思うよ。その前に、心が折れてしまわないように、小分けにしてほしい。新聞で読んだ、生活保護解体の記事で、そう思った。生活保護には8種類あるんだけど、別々には使えないらしい。貯金もなくなって資産も手放して、本当に追い込まれた状態じゃないと使えないのではなく、例えば住宅だけをカバーする保護費が使えるとか、別々に使えるようにするって案が書かれていた。それ、いいと思う。追い込まれる前に、その手前で支えてほしい。三幸製菓の火災で、60代70代の女性が深夜清掃のアルバイトで入っていて亡くなってしまった。高齢になって深夜に働くって、そうとうきついと思う。とても他人事とは思えない。自分が年を取った時年金だけでは生活できないと心配しているけど、そんな世界はとっくに来ている。自分も高齢になっても働かないといけないんだな。ホームレスの女性が殺されたときも他人事とは思えなかった。あ、この文脈だと危ういの書いておくけど、生活保護を受けるのは他力ではなくて、当然の権利。追い込まれる前に限界超えちゃう前に助けてってこと。立憲は維新と組むというし、なんなの。うちの選挙区でも共産が立候補しなかったんだよね。こんな裏切りはないよ。

辛い。仕事辞めたい。でも、高齢になっても働かないといけないんだから、今から働かないなんてできる訳がない。本なんて買ってる場合じゃなかったんじゃないか。給料が上がらないのに、物価は上がるし、ガス代も上がってるし、社会保険も上がるし、趣味を削るしかないじゃないか。「ひとり暮らしの戦後史」で、いざというときのために青酸カリを用意してあると言っている女性がいて、将来のこと考えるとき、そのことを思い出す。宝くじって他力?でも自分で買ってるから自力?でも当てるのは他人だし。こんなこと考えている時点で他力の対象外なんだろうな。何力でもいいから助けてほしい。

「まじめな会社員」という漫画をネットで読んでいる。隔週火曜日更新で、次が3月1日とあって、2週間後がもう3月という事実が受け止めきれない。こないだ年明けたばっかじゃん。主人公のあみ子ちゃんが副業で野良ライターはじめる。書くことが苦にならないタイプらしく、さくさく仕事をして、その収入が増えた分が暮らしを豊かにしていくんだけど、本業もあるし、掛け持ちは大変そう。あみ子ちゃんはコロナになって友達と会わなくなったのに、その友達は友達同士で会っていたり、気になるあの人には恋人がいたり、自分は家と会社の往復だけなのに、他の人は自分には分からない、人間としての深いかかわりあいをして関係を築いているって思うあたり、共感した。でも、あみ子ちゃんは人からどう思われてもいいやってここ数回で割り切って、行動起こして言いたいこと言ってライターの仕事積極的に取ろうとして、行動力があるなと思う。そもそも、マッチングアプリで1日2人と会ったりしてなかったけ?元々バイタリティがある子なんだよね。