2022.3.15

「つけびの村」読み終わった。両親が亡くなり、集落には溶け込めずに孤立し、仕事もなく貯金も底をついた男。精神科医が、周りに助けてくれる人がいないと危険、助けてくれる人がいれば医療機関や相談機関につないでもらえる、って言っていて、また将来が怖くなった。自分で行けるようにしておこう。介護で困ったら地域包括支援センターに行けばいいらしいんだけど、これは親の介護の本を読んでて出てきたんだけど、本人でもいいのかな。まあ、行って違ったら、どこに行けばいいか教えてもらえばいい。

ああまずいまずい。転職活動を始めた似た境遇の人、うまくいったらいいなという思いもあるのに、うまくいったと聞いたら嫉妬するだろうし、それに比べて自分はと落ち込むだろうし、正直うまくいかなきゃいいのにと思っている自分もいる。ああいやだいやだ。知ってるよ、この人の人生と私の幸せは何の関係もないこと。羨ましいと思ったら、そうなれるように頑張ればいいと思える期間は過ぎてしまった。もう諦めて、ここにいようと思うんだけど、落ち込むことは避けられない。落ち込んでくると被害妄想が出てきて、「つけび」読んで、まずいなとは思っている。つけびの場合は、男の主張する嫌がらせ自体はなかったけれど、悪い噂はされていた。私の場合は、噂自体されてないんだよ。自分が気になっているというだけ。周りから馬鹿にされる役に立たないと思われているって。被害妄想っていいことひとつもないのにやっちゃう。ああやだやだ。転職活動している時の方がまだ希望があったな。辛かったけど、転職先でうまくできるかもわかんなかったけど、ここじゃないところで働けるかもしれないというのは、希望だったんよ。まだあきらめがついていないということなのかも。世の中には中年になってからも新しい仕事に挑戦している人もいる。そんなの知ってる。友達にもいるし。でも、それは私を励ます材料にならない。比べて落ち込む一方。出来る人もいるのに、できない自分が悪いって。