2022.3.28

土曜日に本を借りに図書館へ。街中の人出が増えている気がする。春だからかな。2週間前は暖かくなったからか空いてきたと思っていた図書館だけど、この日は混んでいた。読みかけの本があるのに、前から気になっていた「日常生活に埋め込まれたマイクロ・アグレッション」を読み始めてしまった。これ、おもしろい。「マイクロ・アグレッション」とは、マイノリティに対する、あからさまではなく、ちょっとした言動に出る差別のこと。例として載っていたのが、有色人種に対して「どこから来たの?」とか「英語うまいね」ということ、数学のできる女性に対して「すごいね」とほめることなど。あからさまな差別よりも、無意識にされるこれらのほうが、言われた方もひっかかりを覚えるけど、相手に分かってもらえないし、自分の思い込みではと思わされたり、そういう意味でも質が悪い。例に出てくる、特に女性に対するマイクロ・アグレッションにわかるわかるとうなずく一方、自分もやってしまっているかもと思って怖くなった。無意識だから自分でも気が付けないのよ。これ読んで勉強しよう。本は面白いんだけど、集中力が続かなくて、予定していた時間よりも早く図書館を出た。予約の本2冊届いていたので借りて、あやさんのシナリオが載っている雑誌を買いに本屋へ行った。せっかく本屋に来たんだからと、ぷらぷらして、2冊買う。

また、新作110円で借りられるとお知らせが来たので、日曜日はレンタル店へ。先週は欲張って借りすぎてしまったので、今回は控え目にした。先週迷って借りなかったのや、レンタルされてて借りられなかったの中心に借りたので、あまり迷うことなく選べた。次に、近所のブックオフへ行く。ここは年始に行って以来。その時買った本もまだ読み終わってないけど、また買う。この日は5冊買う。コロナになって積ん読の量が増えたんだけど、買っていたこと忘れてしまうな。帰ってきてから、積ん読の本が集まっているあたりに、本を入れたんだけど、そのとき、背表紙見て、そういえばこの本買ってたなと思い出した。

月曜日は朝起きただけで満点と、朝起きた瞬間に言い聞かせた。満点取ったのに、ご褒美はなくて、罰として会社に行かないといけない。なぜ。暖かくなってきて、新しいことはじめようとか、新生活のスタートとか、別れと出会いの季節とか、そういうフレーズ聞くと、憂鬱になってくる。何の変化もない生活を送っているので、春になったからと言って、ただそれだけで何かが起こることはないんですよ。別にいいんだ、私生活に不安はあるけど、大きな不満もなく、そこそこ幸せだし、変化はなくて。でも、仕事は変化が欲しいけど、何も望めないし、悪い変化しか思い浮かばない。なにかしなきゃと追い詰められる気持ちになるもの嫌だ。