2022.9.12

文化系トークラジオLifeを聞いた。過去の放送回で「3日目の休日何をする?」という特集。リスナーから届いた、こう過ごすとのメールが紹介されたんだけど、都会の話で田舎では無理とか、人員がいなから無理とか、給料が減るから無理とか、たらればの話なのに、できない、無理という意見も多かったよう。わかる、わかるよ。司会者も、わかるんですけどねって言ってた。自分だったら勉強に充てるなと思った。放送大学の授業をやるとか、図書館に行くとか、興味のある分野を勉強する日にする。リスナーからのメールで、休んで仕事への英気を養うみたいなのがあって、仕事コンプレックスのある自分はそういうのを聞くと、落ち込むんだけど、参加者が仕事は切り離して、生産性とか自己実現とかそういうのなしでって方向だったのがよかった。「水曜日は働かない」を書いた宇野さんが出ていて、なぜ宇野さんが水曜日にしたかというと、平日なので他の人と予定を合わせづらいため一人で過ごすことになる。また、連休ではないので旅行に行くなどの計画を立てづらい。結果、一人で何の予定もない日を過ごすことになる。これが大事だと言っていた(ような気がする)。ゲストの一人が、今まで漫画をあまり読まなかったけど、コロナで家にいるようになって漫画を読み始めたら、おもしろくて、今は二次創作をしていると。こういう休みいいよね。サバティカルの話も出てた。休みについては、もっと考えていこう。私の場合はたらればの域をでないんだけど、でも、自分がどういう休みを望むかが分かんなかったら、叶わないし、分かったところで全部は叶わないけど、なんか小さくても近づける1歩があるかもしれないし、人の休みに寛容になれると思うし、何より、休みに何しようという妄想が楽しいんだよね。

「あの図書館の彼女たち」を読んだ。感想にはネタバレあり。パリにあるアメリカ図書館で、ドイツとの戦争がはじまると、図書館は戦地にいる兵士に本を送るプロジェクトに取り組む。ユダヤ人の図書館利用が禁じられると、職員たちは危険な中、ユダヤ人利用者に本を届ける。これは、実際にあった取り組みのようで、どんな状況でも人は本を読む、必要としているという強い信念を感じる。主人公は図書館に勤めるオディールとう女性で、戦時下のパリと、1983年のアメリモンタナ州で暮らすオディールの様子も描かれる。アメリカパートの話もよかったんだけど、正直ない方がよかった。言ってしまえば、アメリカパートだけではなくて、オディールの図書館以外の話が多くて、家族との関係、父親の仕事、恋人ポールとの関係、図書館ボランティアのマーガレットとの関係。このあたりを絞って、ミス・リーダーや伯爵夫人、コーエン教授と図書館の関りあいをもっとふくらませほしかったな。ただ、なくてもいいパートも本当におもしろいの。それでも本や図書館にまつわる部分をもっと書いてほしいと思った。いや、だからこそかな、この著者が書く本や図書館にまつわる部分と人間関係は絶対におもしろいと思うからこそ、そっちが読みたかった。

D+、9月20日までに入会すると、初月199円だって。何このタイミング。「シーハルク」見たいから、どうしよう、入ってしまおうか。1週間くらい3つ入ることになっちゃうけど、ユーネクストは1ヶ月でやめる?そうしないと、10月から地上波のドラマはじまるから、また忙しくなる。ただ、その分本が落ち着くんだよね。週末2冊届くんだけど、その後は順番待ちが早くて4番だから、しばらく届かない。いつもは予約枠が空いたらすぐ次の予約入れちゃうんだけど、ちょっと待ってみようかな。予約が入っていないからすぐ借りられるんだけど、自分の予約枠がいっぱいで借りられない読みたい本がたくさんあるから、そっちに手をつけていこうか考え中。