2022.11.30

ハケンアニメ」を見た。感想にはネタバレあり。

主人公の斉藤瞳は国立大を出て県庁に勤めていたが、偶然見た王子千晴監督のアニメに感動し、アニメ監督を目指す。7年後、初監督作品を担当することになった斉藤だが、土曜午後5時のその枠の裏には、天才、王子監督8年ぶりのアニメが放送されることになっていた。

派遣かと思っていたら、覇権だった。同じ読みなのに全然意味が違う。昨日、エルピスと鎌倉殿の現場での取り組みに感動したくせに、急な変更をお願いしますって頭下げて、その熱意で現場に徹夜でやってもらうって、今回だけって書き方でもなかったし、まあ、働き方を書きたい作品ではないのは重々承知なんだけど、そこが気になりつつも、結局感動している自分に呆れる。この感動も、偽の感情かもしれない。刷り込まれてんのよ。体育会系を嫌う癖に、小学校から大学まで運動部にいたから、自分にも体育会系気質があるんだよね。あと、物語に救われる物語が好きなんだよね。全然ネタバレ書いてないから書いておこう。王子がハワイに行ってたって言うけど、実はずっと都内のホテルで書いていたってことがばれるところ、羽男みたいだなと思った。そんだけ。

なんでみんないなくなっちゃうんだろう。昨日の夜、久々にアカウント消した人を検索してしまった。いるわけないのに。おとといの夜絶望名言を聞いたんだけど、途中で寝てしまって、いつもならもう一度聞くんだけど、手塚治虫ブラックジャック、全然絶望していないんだよ。私が求めている絶望はこれじゃないんだよ。と思って、一度聞いたけどラジオ文芸館で「七分二十四秒目へ」を聞く。泣く。42歳で次の派遣決まってなくて、不安だよね。一人暮らしだもんね、妹は2人目産むんだもんね、いろいろ言われたよね。とか、もうヨリコになって泣いた。その動画を見ている時だけ、息ができる。通勤時間、お昼休憩、帰ってから動画を見て、短い息継ぎをして、息苦しい社会へ戻る。息苦しい息苦しい。自分も将来どうしよう。親が死んだら死のうかな。他力も来ないし、宝くじも当たらないし、誰も助けてくれない。自分じゃもうどうしようもできない。って泣いた。泣いて眠ると目が腫れるから嫌なんだけど、腫れてなかったからよかった。

中国の寝そべり族を調べていたら、韓国のN放世代というのを見つける。恋愛、結婚、出産を諦める三放世代、加えて、就職とマイホームを諦める五放世代。さらに、人間関係と夢を諦める七放世代。放が諦めるという意味みたい。2020年の映画「パラサイト」を紹介する記事に書いてあった。三放世代という言葉は2011年に出てきて、今年の3月にNHKで特番もあったんだ。中国も韓国も、もちろん日本も、貧困によって若者たちが苦しめられて、いろんなもの諦めないといけなくなっている。日本の場合は失われた30年があるから、今の中年世代も入るかな。ダメ連できたのが90年代だし。

接種券が届かない。調べてみたら未着でも接種できる機関がある。土曜が結構埋まっているので予約だけしてしまおうかな。次の日休みがいいから土曜日がいいんだよね。

「作りたい女と食べたい女」見た。写真で見たとき春日さんがいるって思って、ドラマで見て動いても春日さんだった。春日さんがいる。野本さんの自分が好きで作る料理が、男のために回収されるのつれーなって言葉と、春日さんの女だからって勝手にご飯少なめに盛られてしまうの、同じ回で見せて、その2人がテーブルをはさんで、思う存分作れた女と、思う存分食べれた女になる。録画で見ているからいいけど、これ、本放送の時間帯に見たらお腹すいちゃうよね。ルーロー飯美味しそうだった。

ゼンリンの求人、楽しそうだけど、1日5時間、10から15キロ歩くって、かーなり体力いるね。体力ある人間だったらやってみたかった。1軒1軒表札確認して前回との変更分を記載していくんだって。